こんにちはー。先日、無事退院いたしましたユリです。

思えば楽しい入院生活でした(しみじみ)。毎日、音楽を聴きながら本を好きなだけ読み、グダグダとTVやDVDを見て、美味しいご飯は時報のように正確に運ばれてくる。周りを見れば、お話好きな同部屋のおばちゃん、優しく親切な看護師さん、楽しく愉快なホスト達(整形外科の先生方)。最高じゃない?!その上、毎日大好きな仲間がお菓子を持って会いに来てくれる。そろそろここに家賃を払って住みつこうかな、という気分でした。

さてさてヴァカンス(=入院)生活を振り返ってみましょう。
手術前日、個室に移動になりました。場所はナースステーションの目の前。
早速、クルトパまいちゃんが遊びに来てくれました。
c0182125_1745278.jpg

私の部屋の名札がトリコロールになってるよ!と喜ぶまいちゃん。これはまさにフランス国旗ではあるまいか!と記念撮影。
c0182125_1751415.jpg


その日の夕方、先生から手術の詳しい説明があるということなので、両親とクルトパまーちゃんが駆けつけてくれました。一番最初にこの病院の外来に紹介状を持って来た時にもまーちゃんがついて来てくれました。診察室でゴニョゴニョ言う私の代わりに全ての症状と今後の予定と希望を話し、最終的には先生も私ではなくまーちゃんに詳しい説明をしていたあの日から早2ヶ月。彼女は今日も的を得た質問を投げかけ、母も「まりちゃんはまるで保護者だねー。」と言っていました(笑)。説明会は和やかに、というより爆笑のうちに終わり、部屋に戻ると国民的みんなの弟たっちゃん(このネーミング、気に入っている!)とバリトンひろくんが来てくれていました!

とても楽しく、翌日への不安も感じる暇もなくこの日も眠りに就きました。
c0182125_1753111.jpg


迎えた手術の日。手術は3時間半ほどで無事終了。個室に戻り目が覚めると両親と先生、まーちゃんとさーちゃんがいました。手術後まだ30分以内のサービスショット(爆)。
c0182125_1843125.jpg
手に握らされているナースコールにも気づかずピース。

この日はさすがに辛かった!一日中いてくれた母が帰りの支度をするのがとても嫌だったのを覚えています。また夜の長いこと。麻酔効果のあるウィーンのソプラノのぞちゃんのCD(「おうたの森」というCDで、子供のための物語風おうたのCD。)を聴きながら過ごしました。その中に『♪空に字を書きました。「か」と書きました。母さん早く来いー!』という歌があります。私も長い夜の間ずっと心の中でその曲を歌っていました。困った時にはいつになってもやっぱり「おかーさ~ん(涙)!」なんだな、と実感する私。

早朝、看護師さんが来て私の様子を見るや否や、「元気そうだから、多分先生が回ってきたら体を拭いてパジャマに着替えてもいいはずだよ!」と言われました。その言葉を聞いた途端、目の前が明るく開けた感じがしました。あの感覚は忘れられません。地獄の季節に突然美しい光線が一筋現れ、あっという間に春になっちゃった、みたいな。それまでは体中に7,8本のチューブが付いていました。足にはエコノミー症候群対策のマッサージチューブ、点滴も2,3本、血液を体内から出すチューブ、カテーテル等。痛みとそれらによる不快度指数2000%。それらを取ってもらった時の爽快感といったら!CMが撮れそうでした。

本来は、手術日当日は寝返りを看護師さんの補助付きで、翌日は自力で寝返り、というスケジュールでした。が、あまりの辛さに手術後間もなく自力寝返りを連発(後ほど看護師さんに怒られました)。そして翌日には歩き始めました。
c0182125_1833846.jpg
心配して来てくれたまーちゃんもビックリの記念写真。


看護師さんや先生方は、私の回復力を褒め称えてくれます。ユリもおだてりゃ木に登るってな具合でどんどん良くなる私でした。手術後間もなく、体内酸素量98%をマークし続け、翌日100%をたたき出した時には看護師さんが失笑しながらその数字を見せてくれました。熱が下がらない時も、熱が上がらないだけスゴイ!とか、顔色が良いとか、何かにつけて数え切れないほど看護師さんは部屋にやって来ては励ましてくれました。

言葉の持つパワーの強さを感じました。
まだまだ麻酔が完全に切れず、言いたいことの10分の1位しか話せなかった頃でしたが、先生方や看護師さんとの会話ではよく笑いました。
[PR]
# by komaiyuriko | 2009-11-02 18:05 | The 入院

外出許可

さて、入院して間もないある日、外出許可が出ましたー!パチパチパチー。
クルトパ日記、度々出場のアクセサリーデザイナーの加山君とチェルシーカフェ時代の友人、紀子の3人でランチをすることに。場所は私と紀子が得意な池袋に決定。すると今日は池袋のシンボル、ふくろうにちなんだ“ふくろ祭り”が開催されていました。それと同時に東京よさこい祭りが開催。ものすごい賑わいでした。

c0182125_15425310.jpg

祭りは最高潮に盛り上がり、熱気を帯びていました。じゃ、私たちもホットなものでも食べようよとインドカレー屋さんへGO!激安&激狭でした。でも美味しかった!その後、カフェへ移り、
そーね、ざっと3時間以上は喋り倒したかしら。楽しい時間はあっという間です。
c0182125_15434329.jpg

階段やちょっとした段差では加山君がさっと手を貸してくれます。
さすがシュヴァリエ(騎士)。“これじゃ、まるでお姫様みたいじゃなーい!”と「宝石の歌」のワンフレーズを思い出させます。紀子は池袋マスターなので、できるだけ階段のない回り道などを考えてくれました。私、VIPね。

その後2人と別れましたが、私にはこの外出許可を満喫する最後のプロジェクトが残っています。それは映画観賞!!観たかった映画は『ヴィヨンの妻』。私の愛する太宰の原作に、これまた私の大好きな俳優さん、浅野忠信と松たか子、そして妻夫木君が三人そろって出演してるって言うじゃない!そりゃー、モントリオールで監督も賞獲るわ。絶対に観に行くと心に決めていましたが、上映期間が10月10日から映画館によっては6日ほどととても短いのです。私、上映前に入院だから行けないじゃーん!!と一人パニックを起こしていました。
そこで出たこの外出許可。瓢箪から駒井ですよ、ホント!

c0182125_15441080.jpg

映像も美しい、俳優さんたちも素晴らしい、印象的な言葉も多く、良い映画でした。俳優陣に助けられている映画だなという印象はありますが。映画が終わってもすぐには立ち上がれない、途方に暮れる愛の物語です。キャッチコピーは「愛など信じたらすべてが消えてしまうと男は恐れている。全てを失った後に残るのが愛だと女は知っている。」。映画を集約した素晴らしいキャッチです。そして遥か遠くを呆然と見つめ、長い間イスから立ち上がれないのは、ヘルニアのせいだとようやく気づく私なのでありました。

あ、本当にいい映画でしたからね。美しい映画だった!ぜひ(笑)。
c0182125_15442686.jpg

[PR]
# by komaiyuriko | 2009-10-14 16:41 | The 入院

ヤドカリ生活

こんにちは、ユリです。
強力な台風18号が東京を通り過ぎ、その暴風は街角に宿り始めていた金木犀の香りを膨大な銀杏の葉と共に街中に振りまきました。それは夜になっても大気を薫らせている。なんて素敵な香り。私の誕生日が近付くとこの香りが鼻をくすぐります。

その翌日から何とお引っ越しをしました!10月いっぱいはこちらに宿を移します。
落ち着いたいい感じの部屋でしょ?場所は…

c0182125_21293796.jpg
日大板橋病院(笑)。

c0182125_2130261.jpg
小児科病棟。うっそ。

ついに椎間板ヘルニアの手術をすることになりました。足に麻痺があるので準緊急患者らしいです。ははは。どうりで痛いと思いました(笑)。我慢強く、苦境に対して忍耐強いのが取り得の私ですから、見事に立派なヘルニア君を育て上げてしまいました。

思い起こせば今年の夏は辛かったなぁ。池袋・芸術劇場でのオルガンコンサートの時が痛みのピークでした。立つ、歩くができない時期でした。まるで美味しくて手が止まらないと言わんばかりに痛み止めをパカパカ飲んで挑んだコンサート。それでも今は、興味深いオルガニストさん、お話をするのがとても楽しかった芸劇の担当の方々、そして素敵な楽屋しか思い出せません(笑)。私って根っからのポジ子なのね。入院初日に書くアンケートに精神的な部分に対する質問があります。痛みで人に対してイライラしますか、とか、疲れ果てたと感じますか、自分の病気は良くなると思いますか、等。私がチェックした項目はココ。
『ほとんどいつも楽しい気分だった』

さて、記念すべき入院第1食目はコチラ!
c0182125_21302471.jpg
ラーメン・えびチリ定食~。
意外です。こういうものが出るのですね。この病院、期待できそうです(笑)。
ちなみに夜はサンマ定食の予定。

これからはこんな感じで気まぐれに入院生活日記をお届けします。
では皆様、新型インフルエンザにはお気を付けあそばせっ。
[PR]
# by komaiyuriko | 2009-10-09 09:30 | The 入院

ムッシュ・ドゥースモン

c0182125_15335241.jpg
部屋からの風景。朝6時頃の写真。

それにしても病院の先生というのはえらいものですね。
痛みで意識が朦朧としている中、主治医の先生を見ただけで「助かった~。」と思ってしまうのですから。

入院していると、主治医の先生以外にも大勢の先生方が回診にいらっしゃいます。整形外科の先生方は比較的若く、イケメン揃い(先生方のご自身談)。トークもその辺のホストに負けないくらい軽妙にこなします。でも私の主治医の先生は一味違います。落ち着いていて、優しげで余計なことは言いません。もちろんイケメンです。もちろんの意味も分かりませんが(なんか感化されたな)。手術をしてくださるのもこの先生。なんだかホストクラブに来た感の後に、主治医の先生がお一人で病室を訪ねて下さるとほっとします。私の中での通称、ドゥースモン先生。

さて私は今、泌尿器科・皮膚科病棟にいます。整形外科が混んでいるためです。でもホストによると、今日はいっぱい退院したからそろそろ空く、そうです。今は大部屋で6人居ます。年齢層は高め。孫みたいだといって可愛がっていただいております。心の中では孫という年齢ではないのですが…と冷や汗をかきつつも、えへへと孫ぶる私。期待に応えたい、というか調子がいいのね、私って。ムッシュ・ドゥースモンに具合はどうですかと聞かれると、ついつい気を使って「おかげさまで、すこぶる調子が良いです。むしろ治った!」などと言ってしまいます。本当の病状を発表することが今後の課題です。

大部屋のおばちゃんたちは随分親切にしてくれます。テレビの使い方やお風呂の情報、生活の仕方など細かく教えてくださいます。その他、漬物をくれたり、芋ようかんをくれたり、みかんをくれたり、お団子をくれたり、カレーパンをくれたり。そのうち「餌を与えないでください。」と看板が立ちそうです。でもこういう関係も素敵だなと感じます。私の大好きなご近所付き合いみたいな感じで、お互いのことを気に掛け合って、助け合って、あまり中に入りすぎないようにする。この微妙な相互関係が私はとてもいいなと思っています。色々お話をしていると病気のことや家族のこと、出身地の話の中にその人の人生が見え隠れします。いろいろな人生があるのだなとつくづく感じます。

私の人生って一体どんなものだろ??
思索に耽るには良い環境。時間だけは山のようにありますから。
c0182125_15352347.jpg

せっかく仲良くなれたので、整形外科にお引っ越しせず、手術までこの部屋にいたいなぁと感じてしまう今日この頃。袖振り合うも他生の縁、というくらいですからね。

ユリでした。

※Doucement(フランス語:ドゥースモン):子供がバタバタ乱暴に走ったりすると、親がドゥースモン!とたしなめたりします。丁寧に、優しく、物静かに、大切に、ゆっくりと、みたいなニュアンスです。パリの家の近くにあるスーパーに、どんなに忙しくても、どんなにお客の女性たちが意味不明のヒステリーを起こしていても、決して声を荒げず、物静かで優しげな対応を忘れないレジのお兄さんがいました。ドゥースモン兄さんと呼んで、いつもその列に並んだのを思い出します(笑)。
[PR]
# by komaiyuriko | 2009-10-08 10:40 | The 入院

こんにちは、ユリです。
先日は麻理ちゃんのリサイタル、楽しかったですね~。
オシャレなのに暖かいコンサートでした。ホールもステージ上も客席も一体感があって、とても和やかで愛に溢れた空間でした。なんだか大げさな表現ですけれど、本当にそんな感じがしました。

二期会研修所時代、私は渋谷のダイニング・バー『チェルシーカフェ』でバイトをしていました。今回ソムリエ・デュ・コンセールをしてくれたタカシ君も一緒に働いていました。麻理ちゃんもほんの一時期、ほとんど邪魔をするような仕事ぶりで手伝ってくれたこともありました。そこは美味しいお料理とお酒、そして美味しい音楽を提供するお店で、毎日ライブ演奏があり、さらに1年に1度、チェルシーコンサートと称したエンターテイメントコンサートを行っていました。今回はその時の仲間がほぼ勢ぞろいしてくれました。

c0182125_1702439.jpg
当日会場で。

c0182125_1764619.jpg
麻理ちゃんとタカシ君と。

私は当日裏方全般をさせていただきました。照明、舞台転換、カゲアナ、タイムキーパー、カゲ朗読…。アタシ、どんどん舞台制作の力を実践として身につけてきている!と実感し、とても充実した気分でした。でた、自画自賛。

というのも、クルト・パイユは最近までどんなコンサートでもいつも自分たちでやりくりしてきていました。印刷物デザイン、印刷、照明プラン、演出プラン、台本制作、演出、照明、転換、キャストスケジュール管理、稽古プラン、カゲアナ等々。今からほぼ10年前、私と麻理ちゃんは舞台制作の仕事をしていました。あの時の経験がこんなにも役に立つ日がくるとは、これっぽっちも思ったことはありませんでした。ものすごく大変な修行のような日々で、あの時分は毎日埃だらけ、心も体も傷だらけのボロ雑巾のような私でした(笑)。まさに修行僧。それが今こうして実を結んでいると思うと、無駄なことはないのだなとしみじみ思います。

私たちが舞台に立つとき、私たちはそれを支えて下さっている方々の大きな力を感じずにはいられません。先日の北原白秋コンサートの時も然り。というわけで、制作の方と共演者、そして会場にいらして下さったお客様に感謝の気持ちを込めてコンサートのご報告をいたします。

今回は北原白秋の歌、断章(詩と歌の間のようなスタイルを持つ作品)に作曲家の加藤邦宏さんが音楽をつけた歌曲と、同じく白秋の“ヒヤシンス薄紫に咲きにけり”からインスピレーションを受けた作品であるピアノカルテットのコンサートでした。

白秋の青春時代から「桐の花事件」と呼ばれる姦通事件直後までの作品を彼の人生と共に歩むコンサートでした。コンセプトがとても興味深く、また解説付きのコンサートだったのでお客さまも白秋に感情移入することが容易にできたのではないかと思います。

c0182125_1715640.jpg
ピアニストは鳥羽亜矢子さん。

c0182125_1722852.jpg
ピアノカルテット。皆さん個性的で素敵な方々でした。何より面白かった!

c0182125_1725813.jpg
アンコールにピアノカルテットと共に歌わせて頂きました。やっぱり室内楽が好きだなーと実感しているところ。

c0182125_1732431.jpg
作曲家の加藤邦宏さん。素敵なおじさまでしょ?いっつも綺麗な格好をしていて、穏やかで微笑みを絶やさない方です。

終演後に記念撮影(笑)。
c0182125_1734138.jpg
左から、双子の姉、私、ウィーン在住ののぞちゃん(クルトパ日記出場率高し!)、前日にリサイタルを終えたばかりの麻理ちゃん、クルトパ専属クラリネッティストたっちゃん。クルトパまいちゃんも会場に来てくれていたのですが、当日マチネ本番があり、それを終えて私のコンサートに来てくれたので、疲れ果てて帰ってしまいました(笑)。←笑いごとじゃない。まいちゃんも疲れてるのにありがとうねー。

やっぱり歌曲はいいですねぇ。日本歌曲、フランス歌曲、ドイツリート。私の好きなものです。
サウンド・オヴ・ミュージック風。



※もののあわれ・・・自然・人生・芸術などに触発されて生ずる情趣。
[PR]
# by komaiyuriko | 2009-09-28 23:03 | コンサート

こんにちは、ユリです。
過ごしやすい爽やかな日が続いています。
こんな気候の時にはコンサートに出かけるのが一番(笑)!

今日はその大連休の最後の2日を飾るコンサートをご紹介いたします。

まず22日(火・祝)のこの日は、≪フランス音楽を聴きに行こう!≫というコンサートシリーズの第1回目が始まる記念すべき日です。第1回ゲストはクルト・パイユ麻理ちゃん。彼女の最も得意とするプーランクを存分に楽しんで頂けます。プーランクに影響を与えた2人の女性に焦点を当てたお芝居仕立てコンサート。ソムリエ・デュ・コンセールの磯田高史さんが、このコンサートにぴったりなワインも紹介します。ホワイエではそのワインの試飲・販売もありますよ!

c0182125_193971.jpg
22日(火・祝)19時開演 ティアラ江東小ホール
コンサートの詳しい内容や稽古風景は麻理ちゃんからの日記を待ちましょう♪


さて、続く23日(水・祝)は、北原白秋の短歌、断章による日本歌曲コンサートがあります。
場所は代々木上原にありますムジカーザ。19時開演で私、ユリが歌わせて頂きます。

北原白秋の世に言う「桐の花事件」までの作品を集めたコンサートになります。「桐の花事件」とは、白秋が隣家の人妻、松下俊子と不倫関係に陥り、俊子の夫に姦通罪で訴えられ、捕えられた事件です。さすが芸術家、色っぽい事件を起こしていますね(笑)。100年前の日本は不倫で投獄される時代だったのですね。今もこの姦通罪があれば、日本中の刑務所が満員になってしまいますね、きっと。ははは。

基本的にはピアノと歌のデュオですが、弦楽四重奏との演奏もありますので是非いらしてくださいな。
c0182125_19394361.jpg

c0182125_1941397.jpg


以上ご紹介したコンサートは祝日の夜ですので、お昼ごろからお出かけし、お散歩やお買い物、美術館や映画などをお楽しみ頂き、休憩にアフタヌーンティでもしてからコンサートにいらして頂ければ、素敵な一日になること請け合い!

芸術の秋、コンサート三昧するのもまた一興。みなさまのお越しを心よりお待ち申し上げております!

2つのコンサートにご興味のある方はこちらまでご連絡くださいましm(_ _)m

musique.alaise@gmail.com

では~!
[PR]
# by komaiyuriko | 2009-09-15 12:36 | 徒然なるままに

松本とおばちゃん

ま、そんなこんなで松本で暮らしている間、とても印象に残る心の交流がありました。

私は毎日ホテルから自転車で、川沿いになだらかな坂道を20分かけてのぼり、稽古場へと向かっていました。日差しは厳しく、稽古場に着くと滝のような汗がとめどなく流れます。そこで、稽古場からさらに自転車で10分弱の浅間温泉に稽古前に行くことにしていました。汗をかき、それを温泉で流し、極楽じゃー!となったところで稽古に行く、という生活。「アタシ、ボニデ(フランス語でグッド・アイディアという意。)じゃない?!」と自画自賛の毎日でした。

そんなある日、稽古は18時からだというのに私は14時にはもうすでに温泉につかっていました。お恥ずかしい。そこは初めて行った場所で、温泉と言うよりは温泉風スーパー銭湯のようなところでした。充実した休憩室があるので長い空き時間をそこで過ごそうと入湯したのでした。

例えばマッサージ屋さんに入った途端に眠れてしまうような思い込みの激しい私は、その温泉でさえ「あ~、なんだかお肌がツルツルするなぁ。」なんて感じていました。たまたま私のとなりに入って来たおばちゃんが私に「気持ちいいね。」と話しかけてきました。ついつい調子に乗って「本当ですね。やっぱり温泉は肌もツルツルするし、疲れもとれるでしょうね。」と言いました。するとおばちゃん、「は?!こんなの温泉って言っても90%はただのお湯だよ!循環しているし、殺菌のためにお薬がすごく入っている!」と言い、松本の人でも契約していて鍵がなければ入れない源泉100%の温泉があるからそこへ連れて行ってあげる!という話にまでなりました。私はそのままそのスーパー銭湯から出され、おばちゃんの車でその源泉に連れていかれました(笑)。

c0182125_1726228.jpg

これがその温泉。秘湯と言った感じの入口(爆)。

源泉100%のお湯はさすがに先ほどのお湯とは全く違いました。トロトロとしていてまるで化粧水(しっとり)のようです。しかも48度はあるんじゃないの?!というほど熱いのです。おばちゃんに従ってアチチと騒ぎながらもお湯に30秒位つかり、慌てて出てはおばちゃんと語り合うこと約1時間。外からは蝉の声しか聞こえず、内側は源泉が流れる音のみ。「静かだねー、ものを想うにはとてもいいね。」とおばちゃんが言いました。

その秘湯を出てからもまだ時間があったので稽古前の私に腹ごしらえをさせようと、おばちゃんが自分のおうちへ連れて行ってくれました。おばちゃんは家が近いからといいましたが、実際には山を一つ越えました(笑)。この位は近いと言うのか、などと考えながら美しい風景を眺めていました。

c0182125_18305385.jpg


到着するや否や、自分の畑のトマトをもぎってその場で食べさせてくれました。
c0182125_1831652.jpg
c0182125_18312192.jpg
甘くて味が濃くておいしいこと!

お土産に、と大きく成長したトマトを4,5個私にくれました。
c0182125_18313720.jpg


おばちゃんの畑の目の前はこんな風景。風に揺れる黄緑色が波のように見えます。
c0182125_1832168.jpg


今度は冷えたスイカを持って来て一気にジューサーにかけ、スイカ100%ジュースを作って飲ませてくれました。忘れられない美味しさでした。
c0182125_18321944.jpg
c0182125_1832318.jpg

あー、最高だねーと笑い合いながら時計を見るとまだ少々時間があります。そこでおばちゃんは松本にも綺麗なところが沢山あるんだよと言って、またドライブに連れて行ってくれました。

c0182125_1832525.jpg
c0182125_1833327.jpg
美鈴湖です。穏やかで美しい場所でした。釣り人が数人いました。

さて、稽古に遅れてはいけないと、最初に出会ったスーパー銭湯まで送ってくれました。するとその前の広場で市場が開かれていました。おばちゃんは桃とおやきを大量に買って、私に持たせてくれました。なんだか心苦しく、それでも有難く頂戴し、稽古場へと向かいました。

楽屋では「駒井さん、市場でも始めたんですか(笑)?!」と言われるほど私のテーブルは賑わっていました。

その夜、私はこんなに親切にしていただいたおばちゃんのお名前も連絡先も伺っていないことに気づき、激しく後悔しました。そこでおばちゃんが毎日源泉に通っていること、温泉契約している人たちは自分の行く時間がだいたい決まっていることなど、おばちゃんが昨日話していたこと思い出し、よし、明日からおばちゃんが源泉にくるのを張っていよう!と決めたのでした(笑)。暇だね~。

早速次の日、昨日おばちゃんと出会った時間辺りから稽古の時間までその秘湯の前で待ち伏せていました。その辺りは温泉地と言っても観光客が来るような場所ではない奥地なので、通り過ぎる街の人々が私をはばかりもなく怪しげな視線で見ていました。そういう目で見られるとついついこちらも不審な行動をとってしまう気弱な私(汗)。

待ち伏せを思いついて1日目で会えるとは到底思っていなかったので、そろそろ稽古にいかなくては、と自転車に手をかけた時、なんと昨日の車がやって来たのでした!!私はうれしくて手を振りました。急いでお名前と住所を伺い、稽古場へと喜び勇んで移動しました。

その日の稽古でGP券が配られました。毎年私は父のためにそれをもらいます。今年はなんと数枚余ったというので一枚頂戴し、それをおばちゃんに送りました。郵便がちゃんと翌日届くか分からないし、おばちゃんに予定があるかもしれない、だから来られなくても全然かまわないからね、と書いて投函しました。迎えたGPの日、おばちゃんは来てくれました。感動的なお手紙と共に手作りのプレゼントを持って。公演終了後も客席で待っていてくれたので、退場がてらそちらに行くと、「手紙をもらってうれしかった。本当に感激した、ありがとう。」とだけ言って大きく手を振って帰って行かれました。

世の中には本当に優しい人がいるものだなとつくづく思いました。素直でいつづけることは難しいことだと感じてしまう昨今ですが、この人はずいぶん長い間、素直に、人に優しく、正直に生き続けてきたのだろうなと感じました。その偉業はそれだけで人の心をタッチするのだなと痛感しました。
[PR]
# by komaiyuriko | 2009-09-03 22:36 | 徒然なるままに

戦争レクイエム

こんには、ユリです。もうすっかり朝夕は涼しく秋っぽくなってきましたね。
台風の最中に毎年恒例のサイトウキネン・フェスティヴァル松本から東京に帰ってまいりました。空港でよく見かける、いかにもリゾート地から帰ってきましたが、到着した場所はもう季節が次に移り変わっていて、すっかり自分だけが浮いているといった服装で新宿駅に降り立ちました。寒いっつーの。

c0182125_1945349.jpg

さて、今年の松本での演目はブリテンの『戦争レクイエム』でした。私は今、椎間板ヘルニアの治療中で7月中旬から下旬にかけては歩くどころか立ち上がれない状況でした。このままだと今年の松本は多大な迷惑をかけることになるなと不安と恐怖で一杯でした。だったらキャンセルすればよいのに(するなら早いうちに主催に伝えなければならない!)、私はキャンセルする気持ちはさらさらありませんでした。何故なら今年の演目が『戦争レクイエム』だったから。この曲は激しい衝撃を持って世界に、また平和ボケした日本に発信しなければならないと強く感じていたからです。

それにしてもこの曲、まず企画、構成そして編成に頭が下がります。全く脱帽です。どうして今までこの天才的な構成に誰もが気づかず、至らなかったのかしら?と不思議に思うほど。まさにコロンブスの卵です。そしていかにもブリテンらしい音楽で、聴衆を激しく揺さぶり、衝撃を与え、これ以上ない甘さと慰めをもって通り抜け、最後のドラマティックな展開に向かい、嗚咽をあげて涙を流すことを禁じえないクライマックスへと進みます。

このような世の中に警鐘をならす偉大な作品はもっともっと演奏されるべきなのです。一年に一度といわず、毎月どこででも演奏すればいいのです。

が!
なんとこの曲、猛烈に難しいのです…。そんなにいつでもどこでも誰とでも演奏できるレヴェルの曲ではないのです、残念ながら。オーケストラも激難しい。楽器もなかなか揃えるのが難しいらしい(特に打楽器)。室内オーケストラというソリスト軍団もフルオケの他に必要。もちろん超難題の目白押し。歌手のソリストはそれぞれのカラーを持った人を集めるのは難しい。そして合唱は、よくアマチュアの人たちが混ざって歌えたなぁと感心するほど大変な曲です。あ!子供の合唱も猛烈に難しいの。

嗚呼ブリテンよ、なぜこんなにも意義のある素晴らしく感動的な曲をこんなに難しく書いてしまったのですか?

ブリテン自ら指揮をした録音があります。それに稽古中の模様が録音されています。その中で、ブリテンが自分で書いた曲なのに「難しいなぁ。」とボヤき、ソプラノのソリストが「そんなこと言うならなんでアナタ、こんなに難しく書いちゃったのよ?!」と突っ込むシーンがあります。それに対してブリテンは「だって、自分が指揮することになるとは思ってもみなかったんだもん。」と言っています(笑)。そうね、何よりも指揮が難しいわね。。。さすが世界の小澤です。暗譜で振って、キューを出しまくっていました。あのお歳でこの大曲を暗譜で振る知力と体力と精神力を持った指揮者を見ると、自分はなんて不勉強なのだと落ち込むほどです。

この意義深い曲を演目に選び、当然素晴らしい演奏で終えてみせた今回のフェスティヴァルに参加出来て本当に良かったと心から思いました。腰のヘルニア君もブリテンや詩人のオーウェン、そして演奏家の大きなパワーに圧倒され、静かにしている他ありませんでした。

どうかこの世の中から戦争がなくなりますように。
空々しくあり得ないことのように感じてしまうのは残念なことです。

戦争という莫大で抽象的な言葉が私たちを鈍感にさせているのではないかと思えてなりません。数えきれない程の人が死んでいき、それぞれにそれぞれの人生があり、それぞれの家族があり、どうして自分が死んでいったのかも分からず、どうして自害しなければいけないのかも明確に把握も出来ず、どうして人を殺さなければならなかったのか理解できず、それでも殺し、死んでいかなければならなかった一人一人のドラマが無数にあったはず。“戦争”はこんなにも抽象的な悪の象徴ではなく、もっと具体的でもっともっと悲惨な言葉のはずです。口にするのも恐ろしいような残酷な言葉のはずです。世界中の戦没者たちとその家族や恋人は無念至極だったことでしょう。

c0182125_1946448.jpg

               “私の主題は戦争であり、戦争の悲しみである。
                      詩はその悲しみの中にある。
               詩人のなしうる全てとは警告を与えることにある。”
                          オーウェン 
[PR]
# by komaiyuriko | 2009-09-01 01:51 | コンサート

暑中お見舞い申し上げます。
こんにちは、ユリです。毎日蒸し暑いですねー。日々大量の汗をかき、それでも何故痩せないのか不思議なくらいです。

さて盛岡での楽しいリサイタルの翌日から、三陸海岸へと足を伸ばしました。伯父や伯母のいきつけのスバラシイ旅館があるというので宮古から三陸鉄道で数十分のところにある田老という土地へ行きました。

c0182125_23303237.jpg
三陸トレインの車窓から。海岸線を行くのだと思ってワクワクしていたら山の中を疾走しました。

c0182125_23305670.jpg
孤独を纏いつつも凛として清々しい田老のかもめ。

小さく静かな街ですが漁港としては有名な場所のようです。
c0182125_23332417.jpg


まずは散策。逞しくも美しい花々と自然が作り出した豪快なオブジェ。
c0182125_2333433.jpg

c0182125_23335887.jpg
三王岩。厳しい波に岩と砂がさらわれ、このような形になっているのだそうな。

私たちが訪ねたその日は何とウニの解禁日。なんとういう巡り合わせでしょう!我々を祝福しているかのようです。その晩のお料理はまさに三陸の海の幸三昧でした。
c0182125_234765.jpg

あぁ、美味しいなぁと感じているから私は今ここに存在しているのだー。

三陸を満喫し、翌日帰京。するとすぐにオルガンコンサートでした。
高級ホテル並みのバスルームを誇る芸術劇場の楽屋(笑)。
c0182125_23362160.jpg
c0182125_23363137.jpg


楽屋ではクルトパ麻理ちゃんが私の収集のつかなくなった髪の毛を見事にセットしてくれました。今回のコンサートは2000席もある会場の大きさや大オルガンとの音量バランスをとるのがとても難しく、劇場での合わせの度に麻理ちゃんがバランスチェックに来てくれました。信頼する音楽家が身近にいてくれて本当に助かります。楽屋で記念撮影。
c0182125_23504148.jpg
すっばらしい宝石は、ジュエリーデザイナー加山忠則さんの作品。コンサートの度に、着用予定のドレスを見てはそれにあった宝石を作ってくれます。(ボケ過ぎて見えない?!)
どんなジュエリーだったかというと…
c0182125_23561329.jpg

宣伝期間が短かったためお客様はいらっしゃるのかしらと心配しましたが、予想に反して大勢の方々がみえ、私もいよいよ調子に乗って歌うのでありました。オルガニストの勝山さんもそのオルガンの可能性を最大限に生かした素晴らしい演奏をされ、私も聴いていて心底充実した感動を覚えました。愛するメシアンをオルガンと歌うのは最高に気持ち良かったです。勝山さん最高!
c0182125_23582726.jpg
これはオルガンビルダーのガルニエさんから頂いたお名前シール。漢字で雅流丹江(ガルニエ)と書いてあります!

感動というショックを経て、今それを情念として捉えた。私はそれを感じているので今ここに存在しているのだー。

さて思い出に残るオルガンコンサートも終え、一昨日、日帰り手術をしてきました。唐突。持病の椎間板ヘルニアが悪化し、治療の一環に日帰り手術が3回~5回組み込まれています。レントゲン撮影をビデオで見ながら神経に直接麻酔注射をするという、その名も「神経根ブロック治療」。その文字面を見たとき、一番恐怖に震えました。何て痛そうな文字列。その文字が治療より痛いです。

心配したこれまたクルトパ麻理ちゃんが病院まで付き添ってきてくれました。治療後、張り切って車いすを取ってきてくれます。なんだか楽しそう?!
c0182125_23423749.jpg


病院内にあるスタバの前で記念撮影。
c0182125_2342522.jpg
コギト・エルゴ・スムのポーズ。

痛いなぁと思うから、私は今確実に存在しているのだー!

ツァラトゥストラ位しつこかった(笑)?!
[PR]
# by komaiyuriko | 2009-08-12 22:34 | 徒然なるままに

こんにちは、ユリです。

先週、啄木先生や賢治で有名な岩手県に行ってまいりました。盛岡で開催されたリサイタル第2弾のためです。何故ってアタシの故郷だから!実際は父の故郷ですけれど(ということは私の故郷でもあるわけです。)。

今回はほぼ1週間の滞在です。こんなにゆったり盛岡を訪ねるのは初めて。
空気は綺麗で山も川もそこに住む人々も美しい。盛岡とはそういうところです。

初日は奏恵ちゃんと共に夕刻に到着しました。早速散策です。夏だというのに寒かった~。
c0182125_134518.jpg
北上川と岩手山

さて次の日は何とリサイタルの宣伝のためにテレビ出演がありました。これもリサイタルを主催して下さった方のお力。なんだか家でテレビを見ているかのような感覚で1時間半も出演。
c0182125_1342486.jpg

生放送の緊張感漂うスタジオとそこに働く方々(プロデューサーやカメラマン、そして出演者の方々)の、リラックスして楽しんでおられる様子がアンバランスなほどで、私もつられて緊張よりも楽しく終了することできました!

さてさて次の日からはリサイタルまでビッチリと稽古です!親戚のおうちをお借りすることになり、毎日2人で通いました。伯父のおうちで稽古をし、隣にある叔父のおうちで油を売る日々。毎日本当に楽しかったです。奏恵ちゃんはさすがピアニスト。毎日何時間も練習をします。ピアノから離れません。私はその間、おじやおばとお散歩をしたり、お茶を飲んだり、買い物に行ったり、本を読んだり、マッサージチェアでテレビを見たり、はたまたいとこのおうちを突撃ご訪問したり。素敵な時間でした(惚)。
c0182125_1345390.jpg
伯父のレッスン室で朗読の畑中美耶子さんと(伯父は畑中さんの高校時代の音楽の先生です!)。

そんなわけで、盛岡の御親戚には毎日本当にお世話になりました。これでリサイタルへ向けての準備も万端ですっ!当日は激しい雨の予報でしたが、スーパー晴れ女である私の盛岡リサイタルに賭ける意気込みが通じ、雨雲はどこかへ消えてしまいました。大勢のお客様とともにリサイタルの開演です!
c0182125_1351195.jpg
1部のカフェセットで。
c0182125_1354020.jpg
2部の模様。

1部は畑中美耶子さんがインタビュアーとなり、パリの話やフランス歌曲の話をカフェ風のセットの中で繰り広げます。さすがはプロ、楽しい時間でした。続いて、彼女の朗読とラヴェルの「博物誌」の始まりです。白眉は畑中さんによる盛岡弁“かわせみ”の朗読です。盛岡弁は素敵な言葉です。エレガントでありながら温かみがあります。“かわせみ”は「博物誌」の中で一番好きな曲でした。それをお客様にも特に親近感を持っていただくことが出来て私も幸せでした。

そして無事にリサイタルは終了。打ち上げですー!
c0182125_136392.jpg
この打ち上げは、父の高校時代の同期会が主催して下さいました。
c0182125_136203.jpg
実は朗読をして下さった畑中さんも父の同期生。知的で美人、センスもエスプリも抜群の彼女は、彼らのマドンナ的存在だったようです。大人になっても君付けやちゃん付けで呼び合う仲間たちをとても微笑ましく感じると共に、こうして友人の娘のためにこんなに多くの方がご尽力くださったという事実に深い感謝を覚えました。

東京でのリサイタルの後はもちろん多くの方への感謝と爽快感、そして終わってしまったことへのうっすらとした寂寥感を味わいましたが、盛岡でのリサイタル後は激しいノスタルジーを感じ、後ろ髪を引かれる思いでした。きっと盛岡という土地と人のせいです(カミュ的な感じで)。

今後もさらに雨ニモマケズ、風ニモマケズ…の精神で精進していきます。

ありがとうございました!!!
[PR]
# by komaiyuriko | 2009-07-23 16:48 | コンサート

こんにちは、ユリです。
先日盛岡でリサイタルをさせていただきました。盛岡でのリサイタルは格別な思い出になりました。詳しくはまた次回(笑)。

今日は来週に迫りました“東京芸術劇場 ソプラノ×パイプオルガンコンサート”の合わせの模様をお伝えいたします。

まず芸劇の楽屋から入り(私は芸劇の楽屋が大好き。まるで高級ホテルのようなのです。住めます!)、高い高いオルガンブースへてくてくと登って行きます。入り組んだ秘密の塔を登って行くような感じです。すると機械室のような小さな部屋へ出ます。なんとこれがオルガンの心臓部。そして扉を開けると巨大なオルガンが御座います。

写真は会場から撮ったもの。バロック面です。荘厳の一言。
c0182125_224779.jpg


オルガンの横に立ってみると相当高く感じます。策というか手すりが心なし脆いような気がしてきます。最初は目が回りましたが徐々に慣れていきました。意外と高所が苦手なのかも(笑)。

オルガニストさんのお仕事は大変です。まず音を作る所から始まります。これが大変な作業です。それぞれの方の感性で音を作っていくようです。というのはオルガンにはまるでオーケストラのようにいろいろな楽器の音が組み込まれています。楽器の名前の書いたストックが鍵盤の周りにたくさんあります。それを選び、音を重ねて行き、そしてそれをオルガンに覚えさせるわけです。パソコンにデータをインプットするのと同じ要領で。私は隣でポケッとしているだけでしたので、大変興味深く拝見させて頂きました。

実際にオルガニストさんが座る鍵盤の部分。バロック面。
c0182125_23972.jpg


そしてバロック面の歌との合わせが終わったところでモダン面に回転です!!先ほどの心臓部にある機械のスイッチを入れると、3つの回り盆(両側のパイプの部分2つと中央の鍵盤の部分)が回転し、超モダンスタイルのオルガンが現れます。ダーン!
c0182125_252286.jpg


こちらが鍵盤。5段もあります。足の鍵盤もありますから計6段。
c0182125_234381.jpg


見上げた感じで撮ってみました。
c0182125_21443.jpg
岡本太郎の太陽の塔みたい。

オルガンの周りをお散歩し、背中合わせの部分を激写!
c0182125_235839.jpg
特に大したことない写真に見えますね(汗)。でも本物はスゴイの。携帯カメラだと臨場感が湧きません。とほほ。

夏の子供体験教室のような気分で楽しい合わせをさせて頂き、大変満足した夜でした。でも私の目線から見える、高くて怖い広がりのある会場の写真も撮ればよかったとほんのり後悔しました。機会があればまた今度!

では!
[PR]
# by komaiyuriko | 2009-07-21 14:32 | コンサート

パイプオルガンと…

こんにちは、ユリです。
突然ですが、急遽コンサートに出演することになりました(笑)。

c0182125_21453182.jpg


東京芸術劇場には世界に誇る3種2面のパイプオルガンがあります。しかもフランスのガルニエ製です。3種2面というのは、2面で3種類のオルガンがありますよという意味。つまり、片面にルネサンス・オルガンとバロック・オルガン、そしてその反対側、背中合わせの部分(ぐるっと回転させるのです!)にはモダン・オルガンが存在しています。しかもそれぞれのオルガンの調律法が違うのです。まったく驚きです。ルネサンスはミーントーンといって467Hz、バロックは古典調律で415Hz、そしてモダンはほぼ平均律で442Hzだそうです。簡単にいえば、ルネンサンスは半音高く、バロックは半音低い、モダンは現在の調律とほぼ同じということになります。

私も芸劇に2面あるのは存じ上げておりましたが、3種類もあるとは想像したことがありませんでした。ルネサンスとバロックは同じ面ですが、ボタンを押すとオルガンの中身だけがガラッと変わるのだそうな。

今回はこれら3つのオルガンを、オルガニストの勝山雅世さんがお弾きになります。想像しただけで神業です。バッハの「トッカータとフーガ」といった超有名なものから、私の愛するメシアンまで弾いてくださいます。今からワックワクです。私はその中のバロック・オルガンとモダン・オルガンの2面で歌わせていただきます。

バロック面では
ヘンデル:オペラ『ジュリアス・シーザー』から“つらい運命に涙はあふれ”
ヘンデル:オラトリオ「メサイア」から“大いに喜べ、シオンの娘よ”
の2曲。今年はヘンデルイヤーなので記念して。

そしてモダン面では
フランク:天使の糧
フォレ:「レクイエム」から“ピエ・イエズ”
メシアン:「ミのための詩」から“叶えられた祈り”
の3曲です。

夏の日曜日の昼下がり、普段あまり聞くことのできないパイプ・オルガンの荘厳で優麗な音色に耳を傾けてみるのはいかがでしょうか?

7月26日(日)14時開演

東京芸術劇場ホリデーコンサート
~ソプラノ×オルガン~

東京芸術劇場
 (JR池袋駅 徒歩1分) 入場料:ビックリ価格500円!

詳しい情報はコチラ→ ソプラノ×オルガンコンサート

では~。
[PR]
# by komaiyuriko | 2009-07-04 00:31 | コンサート

茅の輪くぐり 

こんにちは、ユリです。
サントリー公演が終わり、恒例のディズニーランドにも行き(笑)、少しゆっくりしたところです。
c0182125_273852.jpg

c0182125_1571593.jpg
今年は麻理ちゃんのご両親とご一緒できてうれしかった!

さて先日になりますが6月30日、私の実家のある大宮では大きなお祭り(というか神事)があります。武蔵一之宮 氷川神社で行われる“茅の輪くぐり”です。
c0182125_157575.jpg
大きな茅の輪に人形(ひとがた)が付いていて、それに触れ無病息災を願うという行事です。今年は家族と麻理ちゃんと参りました。

両親が『17時を過ぎると混むよ。』というので15時頃に向かいました。それでもこの人だかり。
c0182125_1582547.jpg

でも大丈夫!出店を眺めながらお話に花を咲かせればあっという間です。
c0182125_1584498.jpg
c0182125_1585633.jpg

約40分経過。やっと鳥居をくぐりましたが、目前に広がる行列をみてほぇ~。先は長いです。
c0182125_1591140.jpg


ようやく茅の輪に近づきました!約1時間経過。
c0182125_201274.jpg


私もターッチ!
c0182125_202784.jpg

麻理ちゃんもターッチ!
c0182125_204531.jpg
この茅の輪、正しくはこの輪を八の時に回ってタッチをするのです。正面からタッチ→左回り→タッチ→右回り→タッチ→直進。これでやっと前に進めます。

境内に入りました。今度は小さな人形に名前と年齢を書きます。
c0182125_211289.jpg


無病息災を願いながら人形をなでます。
c0182125_212749.jpg
病気になりませんように!
c0182125_214886.jpg
喉が健康でありますように!

c0182125_22715.jpg
それからその人形に息を吹きかけて、神主さんに渡すと一人一人祈祷をして下さいます。

厄が終わったばかりなのにもう前厄に入った私。お祓いして頂いたので今年も大丈夫そうです(笑)。楽天家。

境内を出ると帰り際にもうひとつある茅の輪にタッチ。
c0182125_223658.jpg
これで終了です。

参道に戻ると人気の“宝石つかみ”を横目に
c0182125_225922.jpg

焼きそばと
c0182125_23119.jpg

バナナチョコを買って
c0182125_232898.jpg
ルンルンで帰る私たち。

こういう地域に根ざした文化、風俗って大事だなと感じる今日この頃。
黄昏時の大宮に『バナナチョコって美味しいねー。』と笑い合う2人の声がこだまするのでした(笑)。
[PR]
# by komaiyuriko | 2009-06-30 21:58 | 徒然なるままに

数少ない一部の熱烈なファンのご要望にお応えし、クルト・パイユオリジナルオペレッタ『軽い女たち』の前半の写真も掲載いたします。もう、マニアックなんだからー(照)。

まず、舞台前口上でいきなり笑いをとるまいちゃん。
c0182125_137174.jpg


続いて、いらちなフェミニスト役のまりちゃんがティレジアスを歌いあげます。
ガマ口ポシェットが素敵よ!
c0182125_1375662.jpg


悲劇のヒロインになりたがり、男にフラれるとすぐにモンテカルロのカジノへ出かける
逃亡癖のある女、ユリ。
c0182125_1392626.jpg


パリのユリ邸に集まったアラサー独身女3人はさよこが連れてきたイケメン君にドキドキ
(麻理を除く)。
c0182125_1423541.jpg


テンションのあがるストライクゾーの広いさよこ&ユリ。
c0182125_1433048.jpg


男は誰でも私に夢中と勘違い甚だしい自信過剰な女、さよこがカルメンを歌い、イケメン君を誘惑します。
c0182125_1441167.jpg


モンテカルロの母から譲り受けたカルタで恋愛運を占うユリ&まり
c0182125_1451585.jpg


素敵な未来に浮つく2人。
c0182125_1454451.jpg


占いのバカバカしさに気づかされ、無関心なイケメン君に腹を立てる3人。
c0182125_1462977.jpg


そして得意の逆ギレを見せ、イケメン君をほおり投げ、女磨きの勉強のためにムーラン・ルージュへと繰り出すのでしたー。

どないな話やねん。ちゃんちゃん。
[PR]
# by komaiyuriko | 2009-06-22 23:29 | オペラ

クルト・パイユ サントリーホール公演も大盛況のうちに幕を閉じました。
皆様のおかげです。本当にいつもいつもクルト・パイユを御贔屓にしてくださいましてありがとうございますm(_ _)m


写真で見るクルト・パイユ公演。まずは第1部から。
『ヴェルレーヌ 試作への旅』
c0182125_112788.jpg
ヴェルレーヌに扮する近藤善揮さんと緑色の妖精と歌われた毒酒アプサントの象徴Aki
“『土星の子ら』は不幸せ 生きるも死ぬも不幸せ”

c0182125_1153168.jpg
『秋の日の歌』
“秋の日の ヴァイオリンの 長いすすり泣きが単調で 憂鬱な 私の心を傷つける”

c0182125_1173620.jpg
ヴェルレーヌの妻になる少女、マチルド(Chie)との出会い
“沈みがちだった私のところへ 目に微笑みをたたえた彼女が現れた 私は何の懸念もなく心を奪われた ”

c0182125_1192570.jpg
“冬は終わった すべての私の希望はついにその時を迎えたのだ”

c0182125_1202271.jpg
衝撃的に天才詩人ランボー(安冨泰一郎)が現れる。

c0182125_1214153.jpg
ブリュッセルに逃避行する2人。詩人としての才能に惹かれあう二人はいつしか愛し合い、悲劇を迎える。愛の終わりの予感“巷に雨の降るごとく私の心に涙ふる”

c0182125_1225972.jpg
愛の終焉“ニスをぬった柊の葉もつやつやした柘植も 私は飽きた 果てしない野原も何もかも お前の他はみんな あぁ…。”

ランボーの新しい世界への旅立ちを前に行き詰まったヴェルレーヌはランボーを撃つ(ブリュッセル事件)。そしてモンスの刑務所へと投獄されるヴェルレーヌ。
c0182125_1251364.jpg
ヴェルレーヌ(魂)を擁護するアプサント。

c0182125_1254424.jpg
ランボーの旅立ち。ランボーを失ったヴェルレーヌは別世界でアプサントに守られている。

セリフを詩のみでつづった芝居型コンサートの1部。内容、全体の構成等、賛否両論と察しますが、私は良い共演者に恵まれ、素晴らしい舞台であったと思います。もちろんお金さえ自由に使えれば改良できるところは山ほどありますが、限られた中では最良のものだったと確信しています。

さていよいよクルト・パイユ オリジナル オペレッタ 『軽い女たち』 です。
今回はお決まりのフレンチ・カンカンの部分をご紹介。

c0182125_1313985.jpg
女磨きの勉強に行きましょう!でもどこへ?ムーラン・ルージュ!
Bonne idee,Madame. Voila, alors, ALLONS-Y!!

c0182125_1325640.jpg
キレと迫力のあるAki&Chieのダンス!

c0182125_135725.jpg
おふざけ隊も参加。

c0182125_1353973.jpg
最後の決めだけはご一緒に。

c0182125_1361172.jpg
こんな調子であっという間の第2部でした~。

お客様も2部に入った途端、ほっとしたご様子。最初から笑い声がごぼれていました。
やっぱり音楽は楽しくなくちゃっ!はははー。

ではクルト・パイユ次回公演をお楽しみに!未定だけど(笑)。
どこかのホールの関係者さま、クルト・パイユ公演、いかがですか~?!
大成功間違いナシッ。盛り上がりますよー!

ユリでした。
[PR]
# by komaiyuriko | 2009-06-21 02:48 | オペラ

こんにちは、ユリです。
『“クルト・パイユ ”サントリーホール公演(二期会week第3夜)』が近づいてまいりました。

今日は第1部の稽古の様子をご覧いただきます。
クルト・パイユのみの第2部は、はかどっていないため掲載できません(汗)。オリジナル・オペレッタ『Les Femmes légères(軽い女たち)』を『ラストスパートな女たち』に改名しようかしらん。

さて、第1部は詩人ポール・ヴェルレーヌの詩作人生を詩の朗読と歌とダンスで綴る芝居型コンサート。ヴェルレーヌ役には舞台俳優の近藤善揮さん、結婚相手のマチルドにはダンサーCHIE、天才詩人ランボーにはテノール安冨泰一郎、この時代の芸術家をとりこにした毒酒アプサント(緑色の妖精と呼ばれた)の象徴にはダンサーAKI、そしてクルト・パイユのメンバーはヴェルレーヌの魂として詩を歌います。

舞台上で話される言葉は詩のみです。俳優さんの発する言葉には力があります。
c0182125_159293.jpg
詩はとにかく分かりやすく、そして出来る限りリズムに配慮し訳しました。自分が訳した詩を俳優さんが覚えて朗読して下さるなんて夢のよう(惚)。

泰ちゃんも頑張って長い詩を暗記してくれました!
c0182125_159508.jpg


ブリュッセルシーン
c0182125_20728.jpg


今回はAKI&CHIEがなんとも適材適所な感じで素晴らしい動きを見せてくれています。彼女たちのセンスと作品に対する真摯さには長年の友人として胸を打たれました。
c0182125_202256.jpg
優しき歌 ヴェルレーヌ&マチルド

c0182125_203919.jpg
ヴェルレーヌを擁護するかのようなアプサントの精

この舞台は一度きり!!
どうぞお見逃しなく。チケットは残りわずかです。

あ、確認の日時です(笑)。

2009年6月17日(水)19時開演
サントリーホール ブルーローズ(小ホール)

S席4500円、A席3500円です。

では来週!
[PR]
# by komaiyuriko | 2009-06-14 02:48 | コンサート

I'm proud of you. 

こんにちは、ユリです。
実は昨日、もっのすごく楽しみにしていたオペラ公演が愛知県の豊橋市で開催されました。三河市民オペラ『カルメン』です。(以下、リングアナウンス風にお読み下さい。)

タイトルロール、情熱の女カルメンを務めますのはー、赤コーナー、三重が生んだカルメン歌い、クルト・パイユ所属、我らが相可~さーよーこーっ!
続きましてー、青コーナー、カルメンの良き理解者で同密輸団所属、フラスキータを演じますのはー、愛知が生んだ知的なリート歌手、峯島のぞーみー!

峯島さんは以前、私たちと『アール・ヌーヴォー・ユーゲントシュティールの夕べ』と題したコンサートを一緒に開催してくれた私の先輩です。ウィーン在住で私の歌の師匠と言ってもよいでしょう。

そんなわけで、この祭りの日をそれはそれは指折り数え、一日千秋の思いで待ち焦がれておりました。

さ、豊橋までひとっ飛びだ、まいちゃん!
というわけで、2人張り切って新幹線に乗り込むのでした。
c0182125_1563744.jpg
なんと今回の指揮者はクルト・パイユ『カルメン』の時にも指揮をして下さった倉知竜也さんです。倉知さんとさーちゃん&のぞへのプレゼントを嬉しげに持つまいちゃん。

睡眠不足なので新幹線の中で眠ろうとする私を、話し相手がいなくなるのを避けるためにマシンガントークを繰り広げるまいちゃんに絆され、あっという間に豊橋に到着。
そこから単線に乗り換えです。
c0182125_15752.jpg
渥美線しばざくら号。

そしてついに会場のある駅へと到着。
c0182125_1573876.jpg
いまだに駅員さんが切符を受け取ります。懐かしい風景。

駅から会場までは徒歩10分弱。気持の良い大きな公園の中を通り過ぎると奥にホールが見えてきました!

c0182125_1575933.jpg
輝く緑の中で子供たちが釣りをしたり、直接水の中に入って網で何かをすくったりしていました。

やっとホールに着く、という時にまいちゃん。
「私、靴履き替えるわ!」
c0182125_158177.jpg
今日はオペラですものね、オホホホ。

さて、大盛況な雰囲気のホールに入ると早速、ファミリーを発見。得意の記念撮影。
c0182125_1583291.jpg
梅田ファミリーと相可ファミリー

c0182125_1585026.jpg
峯島百合子さん(のぞのお母様)とユリのダブルゆりこショット。
(ちなみにまいちゃんのお母様も由里子さん。微妙にトリプルショット!)

ドキドキワクワクのオペラの幕が上がりました。主役、カルメンが出て来るのを今か今かと待ちます。あー、楽しいー!!

堂々たるカルメンが姿を現しました。私の知っているさーちゃんではなく、カルメン歌手が舞台に登場したという感覚。立派です(涙)。

カルメンがホセに花を投げつける印象的なシーン。
c0182125_159969.jpg


ズニガに挑戦的な目をするカルメン。生意気です。
c0182125_20490.jpg


2幕フィナーレ。≪最も陶酔させるもの、それは自由だ!≫のシーン。三島由紀夫の小説を想起させるこのシーンで私は毎回涙が出ます。密輸団の集まりですからフラスキータもいます。
c0182125_202888.jpg


そしてオペラは会場の興奮の中、幕を閉じました。最後のカルメンがホセに刺されるシーンも大変緊迫感がありました。ホセの気持ちも分かる、カルメンの気持ちも分かる、と悩みながら観賞し、最後の悲劇をついに迎え、それまでの物語を共に経験してきた疲れがどっとでる私なのでした。

c0182125_204191.jpg
カーテンコール

オペラが終わると2人のマネージャーを装い、関係者に見事な挨拶っぷりで誰にも怪しまれず楽屋まで歩んでいきます。

c0182125_205628.jpg
涙ぐむフラスキータと。

c0182125_21146.jpg
かつらをはずすさーちゃん。リラックスしています。(と、床山さん?!)

楽屋の片付けの手伝いをし(片付け始めにまず、さーちゃんの食べ残しのお弁当を平らげる敏腕マネージャー・ユリ)、ごく身内の打ち上げにもマネージャーとして図々しく参加。楽しい夜を過ごしました。

大規模な舞台で素晴らしい存在感を見せる2人に、なぜだか私が誇らしく、終わった時には胸がジーンとしました。また2人ともセリフ回しがうまいこと!歌がうまくて演技もうまいのは前から知っていましたが、セリフのうまさには正直驚きました。

あの大舞台で見事に演じているのは私の友人です!と叫びたい気持ちでいっぱいでした。

とても印象に残るオペラでした。さーちゃん、のぞちゃん、ありがとう!!
[PR]
# by komaiyuriko | 2009-06-12 22:23 | オペラ

満員御礼m(_ _)m

こんばんは、ユリです。
昨日、無事にリサイタルを終えることができました。

これほどまでに準備に時間がかかったこともなく、これほどまでのプレッシャーを感じたこともなく、そしてこれほどまでに多くの皆さまの愛情を実感したこともありませんでした。会場に駆けつけてくださった多くの方々、そして会場にはいらっしゃれなくても気にかけて下さった方々、心からお礼申し上げます。ありがとうございました。

想像もしていなかったことですが、なんと前売り券は完売で、数日前に声をかけてくださった方や、せっかく会場に足を運んでくださったのにもかかわらず入場できなかった方がいらっしゃいました。この場を借りて、お詫び申し上げます。私の全体把握能力のなさや至らなさを痛感いたしました。大変申し訳ございませんでした。

終わってみればまったく一瞬の出来事でよく覚えていないというのが本当のところです。そこを何とか思い返すと、こうすれば良かった、ああすればよかったの連続で自分にがっかりする今日この頃です。が、よく考えれば所詮私なのです。そう思うといい意味で諦めもつきます。
だってヘタレで有名なユリだもん。こんなもんですわ、きっと。

それでもお客様の楽しかった、爆笑のリサイタルだった、満足して帰ったとの声やメッセージ、そして今も耳に残る会場の笑い声を思いだすと、少しは救われます。フランス音楽に夢中になり、少しでも多くの方にこの芸術の素晴らしさを共有していただきたいと思い企画構成したリサイタルでした。共感していただけたとしたら幸いです。

長い間私の近くにいてずっと支えてくれた素晴らしい共演者(チームgo life)のまいちゃん、奏恵ちゃん、アーツさん、裏方に徹してくれたクルトパ麻理ちゃん、クラリネットたっちゃん、本当にありがとうございました。いつか恩返しができるといいのだけど。

c0182125_22281913.jpg
ラヴェル「博物誌」
c0182125_22291813.jpg
富田&ユッピ 「あたし、モンテカルロに行くわ。」「は?!」
c0182125_2230111.jpg
ルーレットはきれいなおもちゃ
c0182125_22303864.jpg
モンテカルロの海に身投げをするユッピ
c0182125_22312614.jpg
ピアノの留学中にカフェでバイトをするマイコのいるカフェ
c0182125_22322133.jpg

最終的に男になるユッピ

どんなリサイタルやねん!
[PR]
# by komaiyuriko | 2009-05-19 00:09 | コンサート

こんにちは、ユリです。
本日、東京文化会館でリサイタルのG.P.をしてまいりました。

こうして稽古をしながら毎日を過ごしていますと、私はなんて素晴らしい人々に囲まれているのだろうとつくづく感じます。共演者の3名 ; 奏恵ちゃん、まいちゃんという私にとってそれはそれは大切なピアニストのお二人、そして毎回稽古場を底抜けの明るさで盛り上げてくれるアーツさん、さらに照明や裏方全般を担当してくれる麻理ちゃんとたっちゃん、そして今回のホールであります東京文化会館のスタッフの方々然り。

文化会館の方々には、私のあらゆる我儘を聞いていただき、その上ご親切に手を尽くして頂き、毎回感涙の嗚咽をこらえるのが難しい位です。この1か月、上野に足を向けて眠ったことはございません。ホントにありがたいの一言です。

このように温かく、ユーモアのある多くの人に支えられ、やっと今日まで来たんだなと感じています。

音楽という辛く厳しい孤独の道を歩みながら、同じく音楽というこれ以上ない崇高な天上の世界の光を垣間見、それを求めて私は今まで生きてきました。そして同じように光を求めて辛い道を歩んでいるこれらの美しい人々に今出会っているのだと強く感じています。この人たちとの出会いは私の財産なのだ、と。

そう思いながら帰宅すると、家賃を払うのをすっかり忘れていたドアホな私のもとに督促状が来ていました。しかも2か月分…。そういえば、今まで一度も払ってなかったなぁ。
家賃もこの財産で支払いたいと思います。

c0182125_1141381.jpg
アラサーの全員で記念撮影。我が青春に悔いなしの一枚。
[PR]
# by komaiyuriko | 2009-05-15 01:30 | コンサート

稽古場便り

こんにちは、ユリです。
最近暖かくなってきましたね。上着なしで出かける身軽さに日々痛快さを覚えています。

さてさてゴールデンウィークもたけなわですが、私は稽古の真っただ中。毎日スタジオにこもり、ピアニストのクルトパまいちゃんと俳優のアーツさんと楽しく稽古に励んでおります。

c0182125_1513206.jpg
稽古前の発声練習~。

と言うのは、ついに来週に差し迫りました私のリサイタルの第2部が、オリジナル・オペレッタだからなのです。一般的なリサイタルならば、ピアニストと何度も稽古をすればそれで良いわけですが、ついついいつもの悪い癖がでて“何か楽しいことができないだろうか”、と考えてしまったのが運の尽き。オリジナルの2人芝居オペレッタを作ろうとイタズラ心に火がついたのは良かったのですが、台本を作る所から、そのあとの演出プラン、その先にある照明プランと大変な苦労を背負う羽目に陥ったのです。でも相方のアーツさんのご協力と、いつもピアノを弾くだけでは終わらない(意味深?!)まいちゃん、そして今や照明作家と呼んでも良いくらいのクルトパ麻理ちゃん、これら3人の方たちの絶大なるご尽力によって、ようやく形になってきました。

≪(フランスでは)もはや歌を歌うだけのリサイタルの時代は終わった!≫と言われています。今回、それを実践しますっ!!

オリジナル・オペレッタの振り出しは・・・
自由で奔放な女、通称ユッピ(ユリ)は、つい最近男に壮絶にふられたばかり。ユッピはいつも嫌なことがあると愚痴を聞いてもらうために富田(アーツさん)を呼び出します。が、実は彼、長い間ユッピに想いを寄せています。しかし小心者のため今まで何も言えず仕舞い。今や都合のよい男と成り下がっています。ユッピは今回の痛手を富田に聞かせますが、もう失うものは何もなくなったと実感し、突然モンテカルロの大カジノへと人生を賭ける旅に出ることを決意し旅立ちます。さて、男・富田、どうする~?!舞台はモンテカルロへと移り、様々な出来事が起こり、2人の状況は変わり、ついに彼らは結ばれるのか、否か?!好ご期待!!

c0182125_15165868.jpg
オペレッタの冒頭部分。
c0182125_15173044.jpg
どうなの?この顔(笑)?!

フランス音楽の珠玉の名曲を、このオペレッタに乗せて歌います。

5月17日(日)東京文化会館、14時開演です。

午前中に上野に着いて、文化会館向かいの国立西洋美術館でルーブル美術展を観て、その後14時に文化に戻りリサイタルを聴く、という“お仏蘭西な1日”を皆様に提案いたします。もしくは、同じく午前中に上野に着いて、東京国立博物館(文化から徒歩5分)の阿修羅展を観てから戻るというのもオススメです。そんなこと言ったら同じく午前中に着いて、文化から徒歩3分の国立科学博物館で大恐竜展を観てから文化に戻ってきて下さっても楽しいと思います。

さっすが、文化と教養の街、上野。
私は休みの日になると上野へ出かけ、心に栄養を与えに行きます。お勧めですよ。

あ、くれぐれもリサイタルの時間までには戻ってきて下さいね(汗)。

それではー!
[PR]
# by komaiyuriko | 2009-05-08 15:40

こんにちは、ユリです。

桜もようやく咲き始めましたね。明日楽日となる東京オペラの森に参加しています。今年の演目はハイドンのオラトリオ『天地創造』です。ハイドンと言えば古典派を代表する作曲家ですが、私の印象では古典派でも前期古典派的な感覚でした。今回『天地創造』をきちんと勉強してみて、ハイドンの和声感にロマン派、もしくは後期ロマン派的な響きをほんの少しですが垣間見、驚愕を隠しきれない今日この頃です(ハイドンの交響曲『驚愕』にかけているわけではないですよ。あ、このシンフォニーはいかにも古典派ですけれどもね!)。
音楽とは常に新しい発見に満ち溢れています。

東京オペラの森とは、上野の東京文化会館で行われています。上野公園の桜がどんな状態か公演が終わったのち、友人と散歩しながら見て帰ることにしました。まだまだ2,3分咲きですが、さすが上野公園です。多くの人が夜桜見物をしていました。シートを広げ、たくさんのお料理やお酒と共に!しかしながら時期尚早な感じは否めません。ライティングがまだ施されていないのです。来週の週末辺りはきっと賑わっているでしょうね。

そのクラシックの殿堂、東京文化会館でな・なんと、リサイタルをすることになりましたー!!!

東京文化会館共催『駒井ゆり子ソプラノ・リサイタル
~Matineé de Musique Française~』


c0182125_2241476.jpg


オール・フランス・プログラムですっ。←アヴェック気合い。
一部はラヴェルの『博物誌』を全曲。二部はショーソン、プーランク、シャブリエ、オッフェンバック、グノーの代表作を演奏いたします。それらの曲をアリアのように見立て、オリジナル・オペレッタとして仕上げました。

共にこのオペレッタを演じて下さるのは、役者の梅里アーツさんです。先日、彼の一人芝居を観に行き、大変感激したところです。このような素晴らしい役者さんと共演できるのは、私にとっても大きな喜びですし、お客様にとっても今までのクラシックコンサートにはなかった新しい愉しみとなることは間違いありません。

ピアニストも豪華版。1部のピアノを弾いて下さるのは、パリでのリサイタルを大成功させたばかりの遠藤奏恵さん、2部はクルト・パイユの我らが梅田麻衣子さんです!

日時は2009年5月17日(日)14時開演。上野の森が新緑に輝き、一番美しい季節だろうと思い、この日を選びました。大学時代、フランス文学に衝撃を受け、フランス音楽に傾倒し、そしてフランスへ留学。そこで学んできたものをこの日、皆さまにお伝えできたらと思います。フランス音楽の薫り高さ、伝統を重んじながらも新しいものをうまく融合させていくフランス文化のそのエスプリや叡智。これらのかけらでもお客様に感じて頂けるようなリサイタルにしたいと思っております。

チケットのご予約は、

お電話の場合・・・
二期会チケットセンター(03-3796-1831)、東京文化会館チケットサービス(03-5685-0650)で取り扱っています。

インターネットでの場合・・・
クルト・パイユ公式サイトにチケット購入フォームがございます。

メールでの場合・・・
Musique.alaise@gmail.comにお名前とご住所、チケット枚数をご記入の上、送信ください。

一般券(全席自由)は3000円です。高校生以下は2500円になります。学生券の取扱いはミュジーク・ア・レーズ(048-642-0178)、またはメール、クルト・パイユホームページでの取扱いになります。

ユリの本気を(いつも本気)ご覧下さいませ。
美しい五月に上野の森でお会いできることを心から楽しみにしております。
[PR]
# by komaiyuriko | 2009-03-30 22:37 | コンサート

第3回戸田音楽祭

おこんばんは、ユリです。
さて、日本に帰ってまいりました。まだまだ時差ボケの真っただ中ですが、先日第9の本番がありました。それも今回は共演者をご覧くださいましっ!
c0182125_12572820.jpg
ソプラノは僭越ながら私、メッツォは相可佐代子(!)、テノールは安冨泰一郎(!!)です!バスは私の身近にいる尊敬すべき先輩、小野和彦さんです。そしてオーケストラと合唱は戸田交響楽団&戸田の合唱団の皆さん。私は埼玉県出身で、この戸田市は私の住んでいる街の隣の隣くらい(いい加減)に位置する市になります。言わばご近所さん。

なんて楽しそうな第9でしょう!帰国前からワクワクしておりました。
リハーサルは当日に1回きりなので、こんなに楽しい第9なのにリハと本番合わせて2回しか一緒に音楽できないのが本当に残念です。なんなら週1ペースでお願いしたいくらい。

戸田交響楽団は1975年に結成され、第9はなんと25年ぶりだそうです。こんなに長い間、地道な練習を通して多くの定期公演を重ねてきた市民オーケストラがあるでしょうか?!しかもアマチュアオーケストラとは思えないほど質が高く、正直驚きました。定期公演のプログラミングも実にユニークです。リハーサルの最中、座って(ソリストはとにかく歌う場所が少ないので!)合唱とオケを聴いている間、こういうオーケストラと共に地域に根差して音楽活動をしていくというのは何て素晴らしいことだろう、音楽文化を通して世代を超えた人々とのコミュニケーションを大切に紡いでいくというのは何て素敵なことだろう、などと考えていました。一人では無力な自分でありながら、崇高な芸術の力によって何か出来ることがあるとしたら、きっとこういうことなのかなとつくづく感じていました。

さて今回のこの第9は去年の7月から始まっている第3回戸田音楽祭の山場としてプログラミングされていました。戸田市民の気合を感じます!私たちも気合い十分!さーちゃんなんかリハーサルが終わった楽屋で“気合い”で有名なアニマル浜口の真似をしてしまうくらいでした。本番前に爆笑させないで。今も思い出し笑い、というか本当に思い出し爆笑出来るほどです。

本番は、オーケストラ、合唱団、マエストロ、ソリスト、聴衆の、会場が一体となる感覚で感動的に幕を下ろしました。今回はマエストロの意向でソリストも合唱の部分を2箇所追加で歌うこととなりました。私は第9の合唱ほど歌った回数の多い合唱曲はありません。合唱のソプラノさんって大変なんですよねー。全曲を通して100%本気で歌ったら間違いなく貧血で倒れます、というようなソプラノ殺しの第9ですが、今回は歌う部分が少ないので200%本気で歌わせていただきました。あー、楽しかった!超満員の会場も大いに盛り上がった様子。
c0182125_12584882.jpg
c0182125_12583936.jpg

終演後、楽屋にてパリチームで記念撮影。撮ってくれたのは同じくパリチームのクラリネッティストたっちゃん。お花を持って駆けつけてくれました(涙)。
c0182125_12592197.jpg

レセプションを経て、我が御親戚様一向が集まっているというところへ私も向かいました。さーちゃんは残念ながら新幹線の時間の都合で先に帰ってしまいました。でも泰ちゃんも小野さんも一緒に来てくれました!私が歌う度にいらして下さる伯父伯母にも感謝です。いつもありがとうね、おじちゃん、と言うと『これに託けて飲みに来てるんだからいいんだよ!』だって!有難いことです。今回は遠縁でもある泰ちゃんもいたので、伯父さんたちも喜んで昔話を聞かせてくれました。
c0182125_1302155.jpg

第9と言えどもソロの部分をカルテットとして質の高いアンサンブルでやりたいというのが私の希望でした。それぞれの強者が集まってそれぞれが声自慢をするのはアンサンブルではありません。今回は本当に気のおけないメンバーでお互いを感じ合って、役割を心得てアンサンブルできたのが本当にうれしかったです。音楽祭を支えてきた皆さま、大所帯の合唱団をまとめてきた方々、本当にご苦労様でした。どうもありがとうございました!

戸田音楽祭、万歳!!
[PR]
# by komaiyuriko | 2009-03-06 13:00

PARIS 2009

おっひさしぶりです。ユリです。
最近日本も寒いのでしょうね。パリも雪が続く寒さです。

さてさてなぜこんなにもお久しぶりなのかと言うと、何と引越しをしていたのです。パリに来てから本格的な引越しが初めての私は、最初から要領を得ず、もともと悪い腰は悪化するわで、それはそれは大変でした。段ボール箱10箱分の、他人に言わせれば大したことのない『ザ・引越し』、もう二度としたくないです。←早くもヘタレ発言。力持ちの男性求ム!と初めて思いました。段ボール1箱持ち上げるのに、今まで自分でも聴いたことのない唸り声を上げる私に対して、引越し屋さんのいとも簡単にそれを持ち上げる様や、ピアノ運送屋さんの秒殺運搬を見ては、
“なんて素敵”とため息がこぼれるのでした。
c0182125_3281393.jpg
本当に2秒ほどで連れていかれた我が家のザイラーピアノ。

さて、1月と言えば(もう2月だけど!)ガレット・デ・ロワの季節です。毎年しつこいくらい開催していましたが、引越しの最中、今年も例外ではありませんでした。パン屋さんで買ってきたり、自分で焼いてみたり。
c0182125_3285657.jpg
c0182125_3291241.jpg
火加減がなかなか難しかったかな、ははは。

c0182125_3295981.jpg
写真はピアニストの奏恵ちゃんと麻理ちゃんと3人での模様。奏恵ちゃんが切って、麻理ちゃんは目隠し。『この部分は誰にあげる?』と奏恵ちゃんが聞くと、見ないまま麻理ちゃんが『ユリ!』といった風に指名してとり分けていきます。

自分にとり分けられたガレットをいち早く観察する2人。
c0182125_3302344.jpg
今回は奏恵ちゃんが王様でした。
c0182125_33543100.jpg
まーは違うでしょ!まったく。

ガレットを食べ過ぎて胸やけがした私は、おなかがいっぱいであるにも関わらず、“しょっぱいものが食べたい”とわがままを言いました。すると奏恵ちゃんがミニおにぎりを作ってくれました。
c0182125_3305841.jpg
美味しかった~。甘い&しょっぱいのエンドレス暴食を避けるために、麻理ちゃんが厳しく私を監視していました。

そんなわけで、引越しやらガレットやらで大変忙しかったこの年始、私たちは2回のコンサートがありました。サル・コルトーとサル・ミュンシュでの室内楽のコンサートでした。

今までなら私のおうちにピアノがあったので稽古は我が家で出来ましたが、何しろ今はピアノがないもので、稽古はパリの南にありますパリ大学都市のカンボジア館で行いました。カンボジアとは何の関係もないのですが、この館には充実した音楽練習室があるのです。
c0182125_3312364.jpg
パリ大学都市。こちらは国際館。

c0182125_3314314.jpg
練習室のピアノ。アップライトですが、部屋は綺麗で十分な広さです。

c0182125_332996.jpg
稽古しているといった感じ!実は譜読み(笑)。

サル・コルトーでのコンサートは、ブルガリア人のピアニスト、ニコラと共に久しぶりに演奏しました。相変わらずの歌い手至上主義のピアノで(笑)、私たちも大変気持ち良くコンサートをすることができました。プログラムはメンデルスゾーン、セヴラック、フォレ、の歌曲と宗教曲、そしてウェーバーのオペラ『魔弾の射手』のハイライトです。大学の先生方が聴きに来て下さり、とても和やかで私たちにとっては有難く感動的なコンサートとなりました。
c0182125_3324145.jpg


c0182125_333023.jpg
サル・ミュンシュでのサロンコンサートでは、奏恵ちゃんと麻理ちゃんとのトリオでメンデルスゾーンの歌曲と宗教曲を演奏しました。何と優雅なサロンでしょう。こういうサロンがたくさんあることが驚きです。このサロンにふさわしく、落ち着いた品の良いコンサートとなりました。

この連日の雪の中、梅が咲き始めました。やがて来る春を感じずにはいられません。
c0182125_3333193.jpg

[PR]
# by komaiyuriko | 2009-02-11 17:40 | 徒然なるままに