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こんにちは、ユリです。
『“クルト・パイユ ”サントリーホール公演(二期会week第3夜)』が近づいてまいりました。

今日は第1部の稽古の様子をご覧いただきます。
クルト・パイユのみの第2部は、はかどっていないため掲載できません(汗)。オリジナル・オペレッタ『Les Femmes légères(軽い女たち)』を『ラストスパートな女たち』に改名しようかしらん。

さて、第1部は詩人ポール・ヴェルレーヌの詩作人生を詩の朗読と歌とダンスで綴る芝居型コンサート。ヴェルレーヌ役には舞台俳優の近藤善揮さん、結婚相手のマチルドにはダンサーCHIE、天才詩人ランボーにはテノール安冨泰一郎、この時代の芸術家をとりこにした毒酒アプサント(緑色の妖精と呼ばれた)の象徴にはダンサーAKI、そしてクルト・パイユのメンバーはヴェルレーヌの魂として詩を歌います。

舞台上で話される言葉は詩のみです。俳優さんの発する言葉には力があります。
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詩はとにかく分かりやすく、そして出来る限りリズムに配慮し訳しました。自分が訳した詩を俳優さんが覚えて朗読して下さるなんて夢のよう(惚)。

泰ちゃんも頑張って長い詩を暗記してくれました!
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ブリュッセルシーン
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今回はAKI&CHIEがなんとも適材適所な感じで素晴らしい動きを見せてくれています。彼女たちのセンスと作品に対する真摯さには長年の友人として胸を打たれました。
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優しき歌 ヴェルレーヌ&マチルド

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ヴェルレーヌを擁護するかのようなアプサントの精

この舞台は一度きり!!
どうぞお見逃しなく。チケットは残りわずかです。

あ、確認の日時です(笑)。

2009年6月17日(水)19時開演
サントリーホール ブルーローズ(小ホール)

S席4500円、A席3500円です。

では来週!
# by komaiyuriko | 2009-06-14 02:48 | コンサート

I'm proud of you. 

こんにちは、ユリです。
実は昨日、もっのすごく楽しみにしていたオペラ公演が愛知県の豊橋市で開催されました。三河市民オペラ『カルメン』です。(以下、リングアナウンス風にお読み下さい。)

タイトルロール、情熱の女カルメンを務めますのはー、赤コーナー、三重が生んだカルメン歌い、クルト・パイユ所属、我らが相可~さーよーこーっ!
続きましてー、青コーナー、カルメンの良き理解者で同密輸団所属、フラスキータを演じますのはー、愛知が生んだ知的なリート歌手、峯島のぞーみー!

峯島さんは以前、私たちと『アール・ヌーヴォー・ユーゲントシュティールの夕べ』と題したコンサートを一緒に開催してくれた私の先輩です。ウィーン在住で私の歌の師匠と言ってもよいでしょう。

そんなわけで、この祭りの日をそれはそれは指折り数え、一日千秋の思いで待ち焦がれておりました。

さ、豊橋までひとっ飛びだ、まいちゃん!
というわけで、2人張り切って新幹線に乗り込むのでした。
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なんと今回の指揮者はクルト・パイユ『カルメン』の時にも指揮をして下さった倉知竜也さんです。倉知さんとさーちゃん&のぞへのプレゼントを嬉しげに持つまいちゃん。

睡眠不足なので新幹線の中で眠ろうとする私を、話し相手がいなくなるのを避けるためにマシンガントークを繰り広げるまいちゃんに絆され、あっという間に豊橋に到着。
そこから単線に乗り換えです。
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渥美線しばざくら号。

そしてついに会場のある駅へと到着。
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いまだに駅員さんが切符を受け取ります。懐かしい風景。

駅から会場までは徒歩10分弱。気持の良い大きな公園の中を通り過ぎると奥にホールが見えてきました!

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輝く緑の中で子供たちが釣りをしたり、直接水の中に入って網で何かをすくったりしていました。

やっとホールに着く、という時にまいちゃん。
「私、靴履き替えるわ!」
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今日はオペラですものね、オホホホ。

さて、大盛況な雰囲気のホールに入ると早速、ファミリーを発見。得意の記念撮影。
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梅田ファミリーと相可ファミリー

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峯島百合子さん(のぞのお母様)とユリのダブルゆりこショット。
(ちなみにまいちゃんのお母様も由里子さん。微妙にトリプルショット!)

ドキドキワクワクのオペラの幕が上がりました。主役、カルメンが出て来るのを今か今かと待ちます。あー、楽しいー!!

堂々たるカルメンが姿を現しました。私の知っているさーちゃんではなく、カルメン歌手が舞台に登場したという感覚。立派です(涙)。

カルメンがホセに花を投げつける印象的なシーン。
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ズニガに挑戦的な目をするカルメン。生意気です。
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2幕フィナーレ。≪最も陶酔させるもの、それは自由だ!≫のシーン。三島由紀夫の小説を想起させるこのシーンで私は毎回涙が出ます。密輸団の集まりですからフラスキータもいます。
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そしてオペラは会場の興奮の中、幕を閉じました。最後のカルメンがホセに刺されるシーンも大変緊迫感がありました。ホセの気持ちも分かる、カルメンの気持ちも分かる、と悩みながら観賞し、最後の悲劇をついに迎え、それまでの物語を共に経験してきた疲れがどっとでる私なのでした。

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カーテンコール

オペラが終わると2人のマネージャーを装い、関係者に見事な挨拶っぷりで誰にも怪しまれず楽屋まで歩んでいきます。

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涙ぐむフラスキータと。

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かつらをはずすさーちゃん。リラックスしています。(と、床山さん?!)

楽屋の片付けの手伝いをし(片付け始めにまず、さーちゃんの食べ残しのお弁当を平らげる敏腕マネージャー・ユリ)、ごく身内の打ち上げにもマネージャーとして図々しく参加。楽しい夜を過ごしました。

大規模な舞台で素晴らしい存在感を見せる2人に、なぜだか私が誇らしく、終わった時には胸がジーンとしました。また2人ともセリフ回しがうまいこと!歌がうまくて演技もうまいのは前から知っていましたが、セリフのうまさには正直驚きました。

あの大舞台で見事に演じているのは私の友人です!と叫びたい気持ちでいっぱいでした。

とても印象に残るオペラでした。さーちゃん、のぞちゃん、ありがとう!!
# by komaiyuriko | 2009-06-12 22:23 | オペラ

満員御礼m(_ _)m

こんばんは、ユリです。
昨日、無事にリサイタルを終えることができました。

これほどまでに準備に時間がかかったこともなく、これほどまでのプレッシャーを感じたこともなく、そしてこれほどまでに多くの皆さまの愛情を実感したこともありませんでした。会場に駆けつけてくださった多くの方々、そして会場にはいらっしゃれなくても気にかけて下さった方々、心からお礼申し上げます。ありがとうございました。

想像もしていなかったことですが、なんと前売り券は完売で、数日前に声をかけてくださった方や、せっかく会場に足を運んでくださったのにもかかわらず入場できなかった方がいらっしゃいました。この場を借りて、お詫び申し上げます。私の全体把握能力のなさや至らなさを痛感いたしました。大変申し訳ございませんでした。

終わってみればまったく一瞬の出来事でよく覚えていないというのが本当のところです。そこを何とか思い返すと、こうすれば良かった、ああすればよかったの連続で自分にがっかりする今日この頃です。が、よく考えれば所詮私なのです。そう思うといい意味で諦めもつきます。
だってヘタレで有名なユリだもん。こんなもんですわ、きっと。

それでもお客様の楽しかった、爆笑のリサイタルだった、満足して帰ったとの声やメッセージ、そして今も耳に残る会場の笑い声を思いだすと、少しは救われます。フランス音楽に夢中になり、少しでも多くの方にこの芸術の素晴らしさを共有していただきたいと思い企画構成したリサイタルでした。共感していただけたとしたら幸いです。

長い間私の近くにいてずっと支えてくれた素晴らしい共演者(チームgo life)のまいちゃん、奏恵ちゃん、アーツさん、裏方に徹してくれたクルトパ麻理ちゃん、クラリネットたっちゃん、本当にありがとうございました。いつか恩返しができるといいのだけど。

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ラヴェル「博物誌」
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富田&ユッピ 「あたし、モンテカルロに行くわ。」「は?!」
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ルーレットはきれいなおもちゃ
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モンテカルロの海に身投げをするユッピ
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ピアノの留学中にカフェでバイトをするマイコのいるカフェ
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最終的に男になるユッピ

どんなリサイタルやねん!
# by komaiyuriko | 2009-05-19 00:09 | コンサート

こんにちは、ユリです。
本日、東京文化会館でリサイタルのG.P.をしてまいりました。

こうして稽古をしながら毎日を過ごしていますと、私はなんて素晴らしい人々に囲まれているのだろうとつくづく感じます。共演者の3名 ; 奏恵ちゃん、まいちゃんという私にとってそれはそれは大切なピアニストのお二人、そして毎回稽古場を底抜けの明るさで盛り上げてくれるアーツさん、さらに照明や裏方全般を担当してくれる麻理ちゃんとたっちゃん、そして今回のホールであります東京文化会館のスタッフの方々然り。

文化会館の方々には、私のあらゆる我儘を聞いていただき、その上ご親切に手を尽くして頂き、毎回感涙の嗚咽をこらえるのが難しい位です。この1か月、上野に足を向けて眠ったことはございません。ホントにありがたいの一言です。

このように温かく、ユーモアのある多くの人に支えられ、やっと今日まで来たんだなと感じています。

音楽という辛く厳しい孤独の道を歩みながら、同じく音楽というこれ以上ない崇高な天上の世界の光を垣間見、それを求めて私は今まで生きてきました。そして同じように光を求めて辛い道を歩んでいるこれらの美しい人々に今出会っているのだと強く感じています。この人たちとの出会いは私の財産なのだ、と。

そう思いながら帰宅すると、家賃を払うのをすっかり忘れていたドアホな私のもとに督促状が来ていました。しかも2か月分…。そういえば、今まで一度も払ってなかったなぁ。
家賃もこの財産で支払いたいと思います。

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アラサーの全員で記念撮影。我が青春に悔いなしの一枚。
# by komaiyuriko | 2009-05-15 01:30 | コンサート

稽古場便り

こんにちは、ユリです。
最近暖かくなってきましたね。上着なしで出かける身軽さに日々痛快さを覚えています。

さてさてゴールデンウィークもたけなわですが、私は稽古の真っただ中。毎日スタジオにこもり、ピアニストのクルトパまいちゃんと俳優のアーツさんと楽しく稽古に励んでおります。

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稽古前の発声練習~。

と言うのは、ついに来週に差し迫りました私のリサイタルの第2部が、オリジナル・オペレッタだからなのです。一般的なリサイタルならば、ピアニストと何度も稽古をすればそれで良いわけですが、ついついいつもの悪い癖がでて“何か楽しいことができないだろうか”、と考えてしまったのが運の尽き。オリジナルの2人芝居オペレッタを作ろうとイタズラ心に火がついたのは良かったのですが、台本を作る所から、そのあとの演出プラン、その先にある照明プランと大変な苦労を背負う羽目に陥ったのです。でも相方のアーツさんのご協力と、いつもピアノを弾くだけでは終わらない(意味深?!)まいちゃん、そして今や照明作家と呼んでも良いくらいのクルトパ麻理ちゃん、これら3人の方たちの絶大なるご尽力によって、ようやく形になってきました。

≪(フランスでは)もはや歌を歌うだけのリサイタルの時代は終わった!≫と言われています。今回、それを実践しますっ!!

オリジナル・オペレッタの振り出しは・・・
自由で奔放な女、通称ユッピ(ユリ)は、つい最近男に壮絶にふられたばかり。ユッピはいつも嫌なことがあると愚痴を聞いてもらうために富田(アーツさん)を呼び出します。が、実は彼、長い間ユッピに想いを寄せています。しかし小心者のため今まで何も言えず仕舞い。今や都合のよい男と成り下がっています。ユッピは今回の痛手を富田に聞かせますが、もう失うものは何もなくなったと実感し、突然モンテカルロの大カジノへと人生を賭ける旅に出ることを決意し旅立ちます。さて、男・富田、どうする~?!舞台はモンテカルロへと移り、様々な出来事が起こり、2人の状況は変わり、ついに彼らは結ばれるのか、否か?!好ご期待!!

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オペレッタの冒頭部分。
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どうなの?この顔(笑)?!

フランス音楽の珠玉の名曲を、このオペレッタに乗せて歌います。

5月17日(日)東京文化会館、14時開演です。

午前中に上野に着いて、文化会館向かいの国立西洋美術館でルーブル美術展を観て、その後14時に文化に戻りリサイタルを聴く、という“お仏蘭西な1日”を皆様に提案いたします。もしくは、同じく午前中に上野に着いて、東京国立博物館(文化から徒歩5分)の阿修羅展を観てから戻るというのもオススメです。そんなこと言ったら同じく午前中に着いて、文化から徒歩3分の国立科学博物館で大恐竜展を観てから文化に戻ってきて下さっても楽しいと思います。

さっすが、文化と教養の街、上野。
私は休みの日になると上野へ出かけ、心に栄養を与えに行きます。お勧めですよ。

あ、くれぐれもリサイタルの時間までには戻ってきて下さいね(汗)。

それではー!
# by komaiyuriko | 2009-05-08 15:40