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コンサート「映像と音楽」の打ち合わせと称して、まずは三菱一号館美術館「オルセーのナビ派展」へ、映像担当の牧菜さんと行きました。
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なぜ「ナビ派」展へ行ったのかって?それは大好き&大尊敬の鶴園先生と待ち合わせをしていたからです!なんと今日は先生を独占して、有難く興味深い解説を聞きながら美術館を巡るという、夢のような時間を過ごさせて頂くのです!!

鶴園先生には、今までにも美術展や映画に何度かご一緒させて頂いております。その都度、これは大学の講義か?!というほどの知識をくださいます。これだけの知識を得たんだからヤバイな、これは高額だなと汗をかくと、先生のご好意なのです。こんなことってある?私もそんなかっこいいことが大人になったらしてみたいっ!(もうおばちゃんだよ、は言わないでね。)

今回、“かわいい”がキーワードのナビ派展。欲しい絵がたくさんありました(笑)。途中、カタログ部屋で休憩している時、私の気にいる絵や画家、そしてそれに関連する音楽や作曲家について、ぺーらぺらテンションマックスでお話ししていると、先生にうっかり私の心の闇を見つけられてしまいました(笑)。素直な私♡ 「駒井さんとコンサートする時は、それを踏まえて選曲しなきゃ(笑)。」というお言葉を頂戴しました!ありがとうごさいますっ!

こちらの美術館はミュージアムショップが充実しています。私は絵画を見ながら、ミュージアムグッズを開発するなら、どの絵を何にしようかと、いつも頼まれてもいないのに、真剣に考えながら見ています。絵に集中しろっ。私に言わせればどこの美術館も全然ダメ。上から目線で勝手にジャッジ(笑)。でも、ここの美術館には心踊る商品がたくさんあります。おかげですっかり散財してしまいました…。関連商品として売っていた本を手に取ると、鶴園先生が書いてる本だったー!という喜びの発見もあり、楽しい美術館滞在でした。

その後、ミュージアムカフェで本当に打ち合わせ。
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昔の銀行そのままだそうな。窓口がレトロで素敵かわいい。

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ウィーンのカフェにいるような気分。銀のお盆にお水のコップ、その上にスプーンが乗っていたら間違いなくウィーン。

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先生にご馳走になったカフェクレームを自慢げに持ち上げる。

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いい気になってつい遠くを見てしまう。海外旅行にきた浮かれた人みたい。

どっぷり素敵な1日でした♡
先生、ありがとうございました!!

# by komaiyuriko | 2017-03-14 01:48

米沢、伝国の杜ホールでは、今までにもオペラ「あまんじゃくとうりこひめ」、そしてオペラコント「お料理・ボンジュール!」などで、米沢の高校生や街の劇団の方々とご一緒させて頂いてきましたが、今回ついにクルト・パイユとして公演することになりましたー!やたー!
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まーちゃん、顔、間違ってるよ。

山形と言えば我らがまーちゃん生誕の地。大量の雪に毎度のことながら驚く私たちは、まーちゃんの雪道歩き方講座(初級:積もっている道編、中級:ビシャビシャ道編、上級:アイスバーン編)、つららに気をつけなくてはならない屋根の見分け方講座、スノーダンプの使い方講座などが無料で受講できます。有難いことです。

クルト・パイユは先月、「泥棒とオールドミス」を終えたところ。どうしてこの演目にしなかったのでしょうか。前日と当日の2日しか稽古がないというのに、別の演目をすることに。とは言ってもクルト・パイユオリジナルコントのレパートリーで、もしかしたら1番上演回数が多いかもしれない「カフェ・クルト・パイユ」でした。

米沢用に新しい部分がガッツリ入っているのに稽古がなくて心配だ、心配だと騒ぐ私をよそに、意外にスムーズに全体を通せてしまったクルト・パイユ。
さーちゃんが一言、「できたね。」
まーちゃんも一言、「さすがクルト・パイユ。」
でたっ。
これがいけないの、気が合ってパッとできちゃうから!
私たち、いつもこうして自分たちのチームワークを過信してるから本番5分前に本当に大丈夫かなって怖い思いするのよね。稽古に稽古を重ねて、安心して舞台に臨みたいと、いつもそう思っているのに、なぜかこうなる私たち。いつか本当に恐ろしい目に遭わないように、この戒めだけは持ち続けていたいと思います。

初日の稽古の模様を。
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米沢のスター、古川さんがムッシュー役。

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しみ…。いやっ。

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こら、田中〜。

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セ・シ・ボン

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米沢東高校の合唱班の歌声は必聴です。素晴らしいハーモニーです。

もちろん米沢の夜はみーとぴあへ。
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この米沢牛のタタキ納豆、美味です。まーちゃんのイチオシ。

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そして今回はしゃぶしゃぶで頂きます。米沢牛にはしゃぶしゃぶがいいかも♡今までで1番美味しかったです。ちなみに前回はすき焼き。とろけるように美味しいのに、ブリンブリンしています!もー、コイツったらー!この、この、このー♡

美味しいものはちびちび食べる、勿体無がりの私と、美味しいものをどんどん食べるさーちゃんとの、お皿コントラストが眩しかったです。

「泥棒とオールドミス」も忘れないうちにどこかで公演しておきたいところ。どこかのホールさん、公演依頼お待ちしております(笑)!

# by komaiyuriko | 2017-03-09 21:51

エウレカ、リス園に行く

町田の市庁舎でなるちゃんがコンサートをすると言うので、エウレカが賑やかしに行って来ました。
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しかし今回の本当の目的は…みんなでリス園に行くこと!
私はリス園がメインと勘違いしてしまい、ドレスや靴をリュックに詰めて、両手を空けていました。そしてスニーカーに小汚いジーパン、そしてリスに登られても引っかからないようなツルツルしたジャンパー。市役所の方も、「あー、リス園仕様の出で立ちだったんですね!」と失笑。普段通りだけどね…。

町田在住のなるちゃんも行ったことがないと言うそこは、駅からバスで15分くらいのところにありました。しかしながら、かなり山の中と言った印象。そしてドーン。
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リス園の看板です!

園内は、正直に申し上げると凄まじい動物の匂い(笑)。コンサートで頂いたスコーンをリス園で食べようね♡なんて言っていた自分たちがちゃんちゃらおかしいです。無理だから!

それでもリスちゃんたちの愛らしさには心を奪われ続ける皆さん。みんな上手にリスと戯れています。
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私はと言えば、ヘタレのユリが顔を出してしまい、ビビりまくり。餌をあげたいんだかあげたくないんだか分からない様子。
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ちょんちょんと来たリスに餌を投げつける始末。リスの心の声「どっちだよ(怒)!」が舌打ちと共に聞こえてくるよう。

それでも最後は仲良くなれました。
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初めてお友達が出来た子のような、ハニカミを見せています(笑)。

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リス園には、大きな亀さんがいたり、モルモットも100匹位いました。

リス園の向かいには、日本の公園100選に入っている有名な薬師池公園がありました。せっかくだから行ってみましょう!
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しかしこの安易さがのちのち大変なことになります。なぜならほとんど山登りのような公園だったから。私以外のメンバーは、本番の衣装や靴が入ったコロコロを持っての移動。公園の出口がたかーい山の上にしかないと分かり、そこまで続く階段を見つけた時、みんな心の中で「なんでここまで来ちゃったんだろう。」という後悔の言葉があったはず。そしてみんな、それはエチケットとして言っちゃだめ、と思っていたはず。
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黙々と登る私たち。

旅をする時には下調べが大切なんだな、ということが分かりました。最後は修行によって、更なる結束力と忍耐力を習得したエウレカなのでしたー。


# by komaiyuriko | 2017-03-06 17:12

節分ももう終わり、気がつくと2017年もとっくに過ぎていました。皆様、いかがおすごしでしょうか。

年末はロ短調ミサから怒涛のコンサートで、毎日楽しく暮らしました。

伯父と一緒に歌えるという一大特典付きのロ短調。
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そして本番中もうっかりふざけてカメラ目線。
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いけませんよ、本当は。

公式打ち上げにも駒井家親戚一同呼んでいただき、大変楽しい一日でした。
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盛岡、そして岡山から駆けつけてくれた親戚の皆さまに心から感謝。

その3日後、待ちに待ったエウレカコンサート!素晴らしいアンサンブル(自分で言っちゃった!)で魅せるエウレカに、指揮をしながら短足、違う、嘆息です。
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また弦楽カルテットのフィオーリさんは、私の拙い指揮に危機感を覚えたのか、心を1つに合わせて下さり、素晴らしい演奏でサポートしてくださいました。
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ドビュッシーのカルテットも熱演。

後半はフランス近現代作品のアンサンブルを。
この公演はあっという間に完売してしまったため、追加公演を開きました。小心者の私たちは更に小さなホールを選んだため、またすぐに完売。
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どーもすみません。
狭いながらも楽しい我が家と言わんばかりの雰囲気で終了。

年末は腰に麻酔を打ちながらシンガーズに心血を注ぎ(笑)、気がつけば2017年。あっという間にクルト・パイユ東京公演でした。

念願の『泥棒とオールドミス』でした。13年前、クルト・パイユを結成した当初から泥棒をやろうと話していたのにこんなに時間がかかってしまいました。しかし、満を持して(全員揃う稽古はたった2回でかなり焦ったが…)、お客様に大笑いして頂ける舞台を作ることが出来て幸せでした。
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これも3人出会った当初から、寸暇を惜しんで全力でふざけあって来た、その努力の賜物です。

緊張感のある本番でしたが、お客様の笑い声が、私たちのテンションをどんどん上げていったことは間違いありません。これからも、笑い声を求めて、日々精進していきたいと思います。クルト・パイユは何処へ行く〜?!
# by komaiyuriko | 2017-02-08 01:48

おうちにいながら軽井沢

最近(40もイツノマニカ過ぎて)、お酒始めました。

友達がハイボールを飲んでいて、その香りをくんくん嗅いだら、森林の香りがしたのです。おぉ、これは私の心の故郷、軽井沢ではないか!(ちなみに魂の故郷は盛岡。生まれ故郷は大宮。)
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それから、早速ウイスキーと書いてある、とにかく安いビンをコンビニで購入。氷と炭酸水も忘れずにかごへ。そそくさと部屋に戻り、コップへ注いでみる(ここで素敵なグラスがないことにがっかりする。)。

かなり弱腰の、炭酸水97に対してウイスキー3。氷の崩れる音と薫り。こ、これはまさに、軽井沢のバルコニーにロッキングチェア、膝の上には本があって鳥のさえずりと川のせせらぎではないかー!!!大感動であります!今まで大人たちは、こんなに素晴らしいものを内緒にしていたのかー、くっそー、知らなかった。

翌々日、早くも欲が出て、他のウイスキーも試してみようと、同じくコンビニで負けず劣らずやっすいウイスキーを購入。

ウイスキーとはこんなに味、香り共に違うものか…。1本目の方が美味しかったような。しまった。

こうなると、ホテルにある、あの小さいウイスキーのボトルたちが欲しくなります。街でいつもは気にしたことなどない、酒屋に入って、ウイスキーの棚を見てみました。その金額の差と言ったら(笑)。金額の違いは味と香りの差なのでしょうか…。ちなみにミニボトルは置いていませんでした。

だからと言って様々なウイスキーを買うわけにはいかないし、お店で飲むわけにもいきません。だって、「97対3で。私のはじき出した黄金律です。」と店員さんの耳に届くほどはっきりとは言えませんからね。

そしてまた今年もボジョレーの季節がやって来ました。大学の帰り、酒屋さんの前に店員さんがテーブルを出して試飲を勧めてきました。
私「ありがとうございます、結構です。飲めないので。」
店員さん「あ、そうなんですね、失礼しましたー!」
私「でも雰囲気を味わいたいのでハーフボトルありますか?」
店員さん「ありますっ!(スタップ細胞風)」

というわけで、パリを思い出し、ボジョレーを購入。私には飲めるワインと飲めないワインがあります。パリでの記憶によると、濃いのは飲めるのだと思います。ユリはボルドーの重たいのなら飲めるのね、と言われたのを覚えています。ただしボジョレーはその点、期待できません。

それがー、美味しかったの。もちろん、飲みきれずに終了しましたが、ブリーとブルザン、生ハムを片手に、私史上最高に飲めたと思います!一杯ちょっと。

あー、ついに呑兵衛になっちゃったなー♡
ウイスキーに、ワインだよ。でもワインはやっぱりやめておきます。多少の頭痛を覚えたので(笑)。軽井沢の爽快感と頭痛や動悸のなさの圧倒的勝利。


私の年末の野望—
実家に帰り、こっそりと棚を開け、父の高価そうなウイスキーを探し出し持って帰ること。

犯人は……
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何にもなかったりして(笑)。


# by komaiyuriko | 2016-11-26 16:33