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とにかく私はゴッホが好きなのであります。ゴッホへの愛は、フランス留学時代にゴッホの足跡を辿る旅と称して南に北に彼を追いかけ、エッセーを書き、無駄に本にしたくらいです。


この春、菜の花が美しく、またその香りも、「菜の花から油を採る」という小学理科の授業を強く思い起こさせます。菜の花の香りが小学校新学期のドキドキワクワクと結びついているのです。そこで私にとって衝撃の思い出話を一つ。


1の頃、大好きな担任の武藤先生のお家に遊びに行きました。先生は桶川に住んでいて、先生のおうちから、天井の開く車に乗って飛行場にピクニックへ出かけました。飛行場の土手で、お母さんが作ってくれたお弁当を落としたのも思い出の一つ。落ちたお弁当を指差して、気まずそうにえへへ、と笑っている証拠写真があります(笑)。


その土手にはつくしが顔をのぞかせていたり、おたまじゃくしがまだ孵化しない卵と一緒に水溜りに泳いでいたり、菜の花や色々なお花が咲き誇っていました。


ふと初めて見る美しい景色を見つけ、先生に見せたくて「ほら!」と指差しました。すると先生は「きれいだねー、紫と黄色って合うんだねー!」と言いました。そこには大根の花と菜の花が列になって咲いていました。紫と黄色と緑のハーモニー。


何が何だか分からなかったけれど、初めて見る圧倒的な美しさだった。それを先生は紫と黄色は合うんだね、と言った。という衝撃。


私がきれいと思ったものには、理由があるんだ。美しさってそこの空気と配色と関係あるんだー。紫と黄色は合うんだー。へー。


これが最初の衝撃の思い出。


先生というのは有難いものです。こうして何十年経っても影響を与え続けているのですから。だって先生が「黄色と紫は合うんだね」と言わなければ、何も思い出に残らず、流れてしまったのだから。先生は私の感覚を言語化してくれたのですからー!


そして今日もゴッホの手紙を徒らにペラペラめくっていると、私の好きなくだり、アルルが日本に似ているというところに当たりました。アルルの日差しの強さ、色彩が、ゴッホが憧れた日本に似ている!という大切なくだりです。


散々線を引いたり、付箋をつけているにもかかわらず、気に留めていないところに今日気づき、また感動して震えているのです。それは、ゴッホの見たアルルの風景への描写です。


ゴッホのジャポニスムと小1ゆりこ、美への目覚め_d0246243_17290215.jpg

《アイリスの咲くアルル風景》

勝手に抜粋、さらに勝手に編集版(世界文化社「ゴッホを旅する」、みすず書房「ファン・ゴッホの手紙」による)。

「すみれ色のアイリスと、その先に輝く黄金色のキンポウゲの野原。ここにいれば日本の作品(浮世絵のこと)はもう必要ない。というのも僕はここで日本にいるのだ!」


え!!ゴッホがジャパンを感じた美の配色ってすみれ色と黄金色?!

これは私が桶川で見た、菜の花と大根の花の色じゃん!!


ゴッホはこの紫と黄色の花が咲き乱れる景色を「日本の夢」と呼びました。私は6歳の頃、日本に住みながら日本らしい美にふと気がついたんだなと、本を持つ手が震えました。そして先生の一言によって、それが具体的にインプットされたんだな、と。ぶるぶるぶる。


やっぱり外に出なければならないし、旅をしなければならない。そして景色やその色や空気を感じなければならない。自然が作りだすハーモニーを見なければならない、そして人が作った芸術を見なければならない、としみじみと感じたひと時でした。


さ、おでかけしよっと。



# by komaiyuriko | 2018-04-15 17:28

BAUDELAIRE « Chant dautomne »

ボードレール “秋の歌”


Bientôt nous plongerons dans les froides ténèbres ;

Adieu, vive clarté de nos étés trop courts !

J'entends déjà tomber avec des chocs funèbres

Le bois retentissant sur le pavé des cours.


やがて我々はその冷たい闇に飛び込むことになるのだ

さらば、我らの夏の鮮やかな輝きよ、何と短かったことか!

私には既に聞こえている、葬送の調べが

中庭の石畳に落ちる木が響き渡っている


J'écoute en frémissant chaque bûche qui tombe ;

L'échafaud qu'on bâtit n'a pas d'écho plus sourd.

Mon esprit est pareil à la tour qui succombe

Sous les coups du bélier infatigable et lourd.

私は震えと共に聞いているのだ、薪が落ちる音を

断頭台を組み立てている時でさえ、あんなにくぐもった響きはしない

私の精神は疲れを知らない重々しい杭打ち機の打撃の下

崩れ落ちていく塔に似ている


Il me semble, bercé par ce choc monotone,

Qu'on cloue en grande hâte un cercueil quelque part.

Pour qui ? - C'était hier l'été ; voici l'automne !

Ce bruit mystérieux sonne comme un départ.

この単調な衝撃に揺られていると、

誰かが大急ぎで、柩に釘を打っているように感じられるのだ

誰のために?- 昨日までは夏だったのに、今は秋

この不思議な音はまるで旅立ちのように響いている


J'aime de vos longs yeux la lumière verdâtre,

Douce beauté, mais tout aujourd'hui m'est amer,

Et rien, ni votre amour, ni le boudoir, ni l'âtre,

Ne me vaut le soleil rayonnant sur la mer.

貴女の緑色に輝く切れ長の眼を愛している

甘き美しさよ、でも今日の私には全てが辛く苦い

貴女の愛も、貴女の寝室も、暖炉も全て

今の私には価値がないのだ、海に輝く太陽の他は!


なりきりボードレールで訳してみました(笑)。超訳ですので参考にはしないでくださいまし。


止むことのない陰鬱な薪を割る音がこだまし、やがてそれが自分の精神を蝕んでいくような鬱々とした詩です。からの!ボードレール独特のダンディズム。愛する人や暖かく居心地の良い親密な場所でさえ、今の俺にはダメなんだ、十分でないんだ、必要でないんだ、海に沈む、海に反射する黄金に輝く太陽の他にはーー(叫び)!的な。さすがボードレール、カッコいいです。


好きな人のカッコいいところ以外見たくない、という乙女心ありますね。私にはないので分かりませんが、フォーレにもあったのですよ、その乙女心♡


実はこの詩、続きがあります。(フォーレは冒頭の2節目もカットしていますが、最後の2節も

丸々カットしています。)


こんな俺を、それでも愛してくれ。

君の膝の上に頭を乗せて、夏を惜しみ、秋の光を味わうのを許してくれ。


といった内容。

割と甘えた感じで女性に頼っています。僕、秋が近づく音が陰鬱で嫌だったんだよ~、ねー、よしよししててね、秋もちゃんと見るし、その先も頑張るからー、と言わんばかり。


フォーレ、嫌だったんですね、ココ(笑)。カッコいいボードレールの弱さ、見たくなかったんだー、と一人ほくそ笑む。


ボードレール特有の憂鬱さ、それとダンディズム炸裂の、愛する女が傍にいても、俺の夏への、輝く生への渇望は止まらないし、何にもならないんだ、この気持ちを癒すのには!という雄々しさ。ここでストーップ!と声を上げたフォーレさん。ボードレールの憂鬱さと、女性に対する賛美、愛情、女性からしか得られない安らぎと言えるでしょうか、そのコントラストがバランスをとっている詩であるにもかかわらず、後半のバランスを取った部分、全カットです(笑)。


歌曲の冒頭、敷石に枯葉が舞い散る様子が見えるようです。歌詞を得てからはなんとなく重々しい虚ろな響きが聞こえてきます。それは絶え間なく鳴り続け、自分を弱め、そのうちに死の気配さえ漂わせ始めます。その不吉な音は強まるばかり。しかし曲の後半、意識が愛する人へと移ると拍子も変わり、癒しの美しすぎる旋律とハーモニーが。でもこれではダメなんだとなる頃、夕暮れ時の大海と太陽の壮大なイメージが広がり、何故だか益荒男(ボードレール)の海と太陽に向かう荘厳な後ろ姿(絶対逆光)が見えるような気がします(笑)。フォーレ、ボードレールを雄々しい男に仕上げました。


こんな妄想的な話ではなく、ちゃんとした詩の解釈、楽曲解説が聴ける講座が学習院大学で来週開催されます。

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なんとピアノ伴奏と楽曲解説は野平一郎さん。わたくしめは、鎌田先生と共に、ユゴー、ボードレール 、ヴェルレーヌの詩による歌曲を全12曲お送りいたします。どうぞお楽しみに~!!(BGM:笑点のテーマ)


# by komaiyuriko | 2017-12-14 09:16

素晴らしき哉、盛岡

二泊三日で2回本番の盛岡弾丸ツアー、大変有難い時間となりました。盛岡在住の親戚、埼玉、東京、岡山の親戚と、みーんなで盛岡に集合してくれました。

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紅葉が美しい季節で、まるで電気が点いたような銀杏の木、そして様々な色合いに仕上がった紅葉、芝生の緑の上に落ちた色とりどりの葉っぱが素晴らしいハーモニーを奏でておりました。

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今回のコンサートは、超実力派合唱団のコールトナンさんに招かれて、40周年のお祝いに1ステージ歌わせて頂くというもの。トナンさんの選曲は大変真面目なため(素晴らしい玄人的なプログラムです。)、「ゆりちゃん、お客さんを和ませて、笑わせてきて!」というミッションでした。暖かい雰囲気でニコニコしたお客様は、私の鍵盤ハーモニカ漫談にいちいちウケてくださり、私もやりがいを感じましたし、賑やかしとしての役目は果たせたのではないかと思っております(笑)。ちなみに歌もそこそこ歌いました。

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またトナンさんとご一緒に歌わせて頂くステージもあり、荘厳な演出により、神々しい素敵なコンサートとなりました。

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指導の山田先生と合唱団のみなさまの音楽への真摯な姿勢は、この度、私、大いに影響を受けました。


宣誓!今後、こまいゆりこは、コーラスの指導において、心の中で「まぁいいか。」と呟くのを一切ヤメにします!いいかー、どの合唱団でもだっ!生まれ変わった私を待っとれー!(ゆりこ、心の叫び)


山田先生、こんな気持ちにさせてくださいまして、どうもありがとうございました。


トナンのみなさまとの打ち上げも楽しくあっという間。その後は駒井家の大宴会へと流れたのでありました。

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久しぶりに会ういとこや、初めて会うその子供などなど、駒井家は素晴らしくご繁栄です!うちの駒井家が私で途絶えても安心です(笑)。ありがとう、いとこの皆さん!

BGMはシチリア島の夕べの祈り)


翌朝、親戚の皆さんと、旧駒井歯科医院のあった場所を表敬訪問。

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その後両親と盛岡城跡公園を散策。父の昔の遊び場です。こちらも素晴らしい紅葉!

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子供の父が、この石垣を登っている写真が残っているそう。今回はそれを真似て撮ってみました。

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多分表情が違うはず(笑)。


啄木の歌碑もあります。

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不来方の お城の草に寝ころびて 空に吸はれし十五の心

フレデリックも寝転んで空を見上げ、感慨にふけっています。


旧五千円札の新渡戸稲造さんの「願はくは われ太平洋の橋とならん」の記念碑もあります。

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五千円のポーズ


さて櫻山神社まで行ってお参りしましょう。そこに向かうには急な階段が。助け合いの美しさを学びます(笑)。

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長寿の亀さんの背中を亀の子束子でこすると10年寿命が延びるとか!

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はい、ゴシゴシしてー!!


御墓参りは、月末の盛岡コンサートの際に残し、今回はここまで。岩手物産館、らら・いわてでお土産をしこたま買い、仕上げは白龍のじゃじゃ麺(大)を食べて、欲張りすぎて3分の1を残し、両親に怒られ、やっとのことで新幹線に飛び乗ったのでありました。

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トナンのみなさま、素晴らしい機会をどうもありがとうございました。父の同級生の皆様、楽しい時間をありがとうございました。そして親戚のみなさま、応援してくださる人がそばにいる幸せをいつも感じております。心から感謝致します。ありがとうございました!!




# by komaiyuriko | 2017-11-08 01:10

2ヶ月も前の話。
極東のヨーロッパに行って参りました!
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日本から飛行機で2時間半のロシア、ウラジオストクにコンサートのため一週間、滞在しました。
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万景峰号が停泊するウラジオストク。只今情勢が大変危うい時期ではございますが、そんな時こそ平和を叫ぶべきなのではないかとのことで参加したのですが、飛行機の窓から並走するテポドンが見えたらどーしよー、なんて馬鹿なことも考えながら、今一度、危機的状況にある平和について考える良いチャンスになりました。

それにしてもウラジオストクは素敵な街でした。
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街と人はヨーロッパ。それなのにみーんなニコニコしていて夜も治安がいい。ゴミもなく秩序が保たれている。いわゆる不良みたいな輩もいない。日本より安全かも、なんて思ってしまいました。一番強く印象に残ったことは、ヨーロッパで感じる、「東洋人だな、私は。」と感じさせる雰囲気を一度も経験しなかったこと!そのストレスについて、フランスにいた時は全く気付きませんでしたが、こうしてウラジオストクに来て、あぁ、差別的な雰囲気がないのはすごく気持ちが明るいなと思ったのは事実です。

滞在中は、コンサートの稽古もほどほどで(笑)、自由な時間がかなりありました。英語が全く通じず、大体連想ゲームのようなコミュニケーションでしたが、それもまたいとおかし。

食べ物屋さんやカフェはどこもかなりオシャレ。
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そして薄味。とてもいいです!蕎麦の実のきのこごはん風、悶えるほど美味しかったです。こちらの方は蕎麦の実を食べるみたい。
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スーパーマーケットは最高のアミューズメント。何度も足を運び、海藻味のチョコやウラジオストクで大変気に入った、なんだかよく分からないハーブ達、聞いたことのない果物のジュース、麦を発酵させて変な味付けをした恐ろしく不味い飲み物、チーズでもクリームでもない、じゃ一体何?!と言いたくなるスメタナと言う名の美味しい乳製品等々、購入。
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街では当然のことながらマトリョーシカやチェブラーシュカグッズを購入。買い物は満喫しました。

観光も十分にさせて頂きました。シベリア鉄道の終点というか出発点であるウラジオストクは海と陸の駅が背中合わせ。
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なかなか趣がありました。そしてウラジオストクが一望できる丘の上にも参りました。
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レーニン像も蒼空に映えています。
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そういえば今後観光する方のためにプチ情報。ウラジオストクは坂と階段の街。足腰弱い方にはお勧めできません。どこへ行くにもひどい坂と急な階段。何度もくじけそうになりましたが、戦後のシベリアからの引揚のことを考えれば、死ぬわけでなし、と頑張りました。そんなことを考えるほどキツかったってこと!

さて、本題のコンサートは、平和と戦争、原爆とその後をテーマにした合唱カンタータ「土の歌」を、作曲家自らの指揮で歌いました。オケはロシアの方々。
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歌いながら、今、世界は間違ったナショナリズムや変な高揚感に惑わされて、戦争に向かおうという方向に足を踏み入れていないか、政治家達は日常の営みの大切さを忘れてはいないか、誰も大切な人を失いたくないという簡単なことを無視していないか、と義憤に悔し涙が流れることも。

大木惇夫は教えてくれます。
「農夫と土」では、農夫が土に種を植え、自然と共に生きる姿、そして自然のサイクルの奇跡について歌われます。

花さき みのる 毎年の
約束の不思議さよ

そして原爆投下のあと、「地上の祈り」では大地の祈りと逞しく希望を失わず生きていく人々の尊さを語ります。

 ああ 戦争の
 狂気をば
 鎮めたまえ

地の上に花さく限り
よろこんで日ごと営み
悲しみも耐えて生きよう

ああ 栄光よ
ああ 地の上に平和あれ

そして有名な終曲「大地讃頌」では、土の力を信じよ、大地を褒め、讃えよ、と謳います。メタメタに汚された土。死の灰に冒された土。でもその土の生命力、再生力を信じて、日本人は生きてきたし、今後も生きて行くのだという力強いメッセージ。

国会全体合唱でもしたら〜?


# by komaiyuriko | 2017-08-26 02:42

コンサート「映像と音楽」の打ち合わせと称して、まずは三菱一号館美術館「オルセーのナビ派展」へ、映像担当の牧菜さんと行きました。
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なぜ「ナビ派」展へ行ったのかって?それは大好き&大尊敬の鶴園先生と待ち合わせをしていたからです!なんと今日は先生を独占して、有難く興味深い解説を聞きながら美術館を巡るという、夢のような時間を過ごさせて頂くのです!!

鶴園先生には、今までにも美術展や映画に何度かご一緒させて頂いております。その都度、これは大学の講義か?!というほどの知識をくださいます。これだけの知識を得たんだからヤバイな、これは高額だなと汗をかくと、先生のご好意なのです。こんなことってある?私もそんなかっこいいことが大人になったらしてみたいっ!(もうおばちゃんだよ、は言わないでね。)

今回、“かわいい”がキーワードのナビ派展。欲しい絵がたくさんありました(笑)。途中、カタログ部屋で休憩している時、私の気にいる絵や画家、そしてそれに関連する音楽や作曲家について、ぺーらぺらテンションマックスでお話ししていると、先生にうっかり私の心の闇を見つけられてしまいました(笑)。素直な私♡ 「駒井さんとコンサートする時は、それを踏まえて選曲しなきゃ(笑)。」というお言葉を頂戴しました!ありがとうごさいますっ!

こちらの美術館はミュージアムショップが充実しています。私は絵画を見ながら、ミュージアムグッズを開発するなら、どの絵を何にしようかと、いつも頼まれてもいないのに、真剣に考えながら見ています。絵に集中しろっ。私に言わせればどこの美術館も全然ダメ。上から目線で勝手にジャッジ(笑)。でも、ここの美術館には心踊る商品がたくさんあります。おかげですっかり散財してしまいました…。関連商品として売っていた本を手に取ると、鶴園先生が書いてる本だったー!という喜びの発見もあり、楽しい美術館滞在でした。

その後、ミュージアムカフェで本当に打ち合わせ。
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昔の銀行そのままだそうな。窓口がレトロで素敵かわいい。

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ウィーンのカフェにいるような気分。銀のお盆にお水のコップ、その上にスプーンが乗っていたら間違いなくウィーン。

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先生にご馳走になったカフェクレームを自慢げに持ち上げる。

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いい気になってつい遠くを見てしまう。海外旅行にきた浮かれた人みたい。

どっぷり素敵な1日でした♡
先生、ありがとうございました!!

# by komaiyuriko | 2017-03-14 01:48