街を歩いていても、たまに見かけるそのような風景にハッとなり足を止め、カメラ小僧に豹変します。
東京オリンピックに向けて、このような風景が失われるのではないかと恐れる今日この頃。ということで、東京昭和記念館。










私はパリ留学前、渋谷のカフェバーでバイトをしていました。ランチ営業と夜の営業の間、決まって渋谷百軒店の坂の上にある、名曲喫茶ライオンで本を読んだり、手紙を書いたりしていました。突然それを思い出し、最近足繁く通っています。

初めて足を踏み入れた時のドキドキとワクワクといったら!不思議なことに、その高揚感は今も変わらず。静かな興奮を毎回体験しています。だってそこはまるで異空間。




そのライオン熱に感化されたのか、喫茶の名店、邪宗門にもまた行っちゃった。


ここで、ストラヴィンスキー『兵士の物語』の一人セリフ版を改定。この雰囲気、めっちゃ集中できます(笑)。
そういうわけで、“古きを温ねて新しきを知る”の醍醐味コンサート、『青春のダンス&スクリーン』も無事に終了致しました。チケットは一週間前から完売。当日も座席一つ残らない満席でございました。

このコンサートシリーズがなければ、映画『道』、『ひまわり』、『シャレード』、『慕情』など、気にはなっていたけど見なかったかなぁと思います。往年の名画や名曲を知るきっかけを頂き有難い限りです。


残るものには理由があるのですね。だから私はクラシック音楽に今でも夢中なんだなと思います。きっと飽くことはないでしょうね。
素晴らしい共演者の皆様と。


ご来場下さいました皆様に感謝申し上げます。