出雲日記 (上)

母の故郷、出雲へ前回行ったのは学生時代。冬でした。随分長居をして年まで越した、あれはもう約20年前……。こわっ!光陰矢の如しですね(震え)。

そしてこの度、大変有難いことに母の実家の菩提寺であります、東白寺さんからコンサートに呼んで頂きまして、母と一緒に里帰りをするという誉に預かったのでありましたー*\(^o^)/*

4泊5日(車中2泊)の長旅にお付き合いしてくださったのは、理学博士ピアニストの異名を持つ牧菜さん。さてさて、母と牧菜さんと私の三人による珍道中がいよいよスタートです!

今やパワースポットとして、女子会旅行のナンバーワン観光地となった出雲。サンライズ出雲という寝台車はチケットが取れないことで有名です。しかしここは、出雲のコネパワーで難なくクリア(笑)。22時、東京駅出発です!
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あぁ、サンライズ出雲よ!我らのテンションは君の魅力の前に、旅のスタートと共にクライマックスかというほどまでに上がったよ。でもさ、めっちゃ揺れるよ…。上海から杭州に向かうバスほど揺れる。横になっていても揺れでベッドから落ちるのではと思うほど。でもそのヒヤヒヤも、吊橋効果で君への愛着へと変わるよ。我らにとってはそれも一興さ。ポエム終わり。

夜中の通過駅は、独特の美しさと物悲しさで、私の心を捉えました。いつまで眺めていても飽きない不思議な風景でした。

そして朝の10時!
12時間かかって(パリに行けたね!)、ついに出雲に到着。
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母の弟である叔父さんが迎えに来てくれていました。今日は一日出雲ツアーなのです!いぇい!

最初に向かったのは、出雲の阿国のお墓。やはり芸に携わる者としてはお参りしないわけにはいきません。
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翌日のコンサートでは、阿国に敬意を表して傾くぞ!と決意をし、十分にお水をかけまくりました。

そして次に向かった先は稲佐の浜。こちらは神在月の際、全国の八百万の神さまが通られる玄関だとか。
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確かに極度にフレッシュな雰囲気を湛えた空気。普通の浜ではないことは、いくら鈍感な私にも感じられました。

さて、それではその八百万の神さまが浜から出雲大社まで歩いてくる道を同じように通って大社へ入りましょう!
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しめ縄の真似だって(笑)。

翌日のコンサートで歌うことになっている、出雲所縁の歌の中に、一月一日と大黒様があります。これらは、大社の中に歌碑があります。
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一月一日は、出雲大社の宮司をしていた千家尊福(せんげ たかとみ)さんの作詞によるものです。
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大黒さまは たれだろう
おおくにぬしの みこととて
国をひらきて 世の人を
たすけなされた 神さまよ

というわけで、因幡の白兎は鳥取が舞台ですが、出雲大社由縁なのです。

さて、ここまで来たのですからお守りを買いましょう。縁結びだと思うでしょう。
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壮気健全守りを購入。神頼み系土産①。

よく歩きましたので、お昼にしましょう!もちろん出雲そばです。

欲張って5色割子を注文。
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3色で十分でした(汗)。

ご飯の後は、参道を歩きながらショッピング。稲佐の浜の塩屋さん発見。
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食用の塩とお守り塩を購入。神頼み系土産②。

既に出雲を満喫した私たち。あとは東白寺に寄らせて頂き、お墓参りをするだけです。一旦叔父さんのお家へ寄らせてもらい、従兄弟と一緒にお寺へ。

私のおじいちゃんおばあちゃんのお墓へは、お堂の脇を通り抜け、山を降り、線路を渡り、山を登らなければ辿り着きません。しかし線路には踏切がありません。右左右とよーく見てから渡ります。
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この感じ、スタンドバイミーです。

長いこと、お墓参りができていませんでしたので、洗心でした。従兄弟の純ちゃんは三代目。
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彼の美しい言動からは、ご先祖さまのお墓をお守りするという、その純粋で清らかな責任感が伝わってきました。東京にいて、呑気に暮らしている私の気分や身分の軽さを思い知りました。

その夜は親戚一同が集まり、会食!
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懐かしいお顔が、20年のブランクを感じさせない若々しさでありました。

こんなによくして頂いて、こりゃー明日のコンサートは楽しんで頂けないと困ると、ホテルで入念に小ネタをチェックする私たち。
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コンテンツ満点の出雲一日目の夜、稽古によるクスクス笑いと共に更けていく〜。
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by komaiyuriko | 2015-01-02 14:13