室内楽を聴きに行こう!vol.1
2014年 10月 20日クープラン、ラモーからジョリヴェ、メシアンまでと、フランス音楽史を包括する色濃い内容でしたが、そんなプログラムを黙って演奏すればお客様は泣く!と思い、あれこれスライドを工夫したり、隠し芸大会を挟んだりしました。お客様には笑顔を保って頂き、私たちも楽しくコンサートを終えることが出来ました。
西田さんのフルートは、私がそれぞれの歌曲の中で思い描いているあらゆる色彩や湿度を見事に表現して下さり、私はただただ、その詩と音楽の世界の中に浸らせて頂きました。
それは至福の時でした。音楽の悦びとは、私にとってアンサンブルの妙ですが、それによって、何もないこの場に突如生まれてくる3Dの映像、それを目の前で見られる事(むしろ渦中に入ってその世界の主人公となる事)は、何という感動でしょうか!共演者にこの感激をお伝えしたいと思います。ありがとうございます!
コンサートの模様を少しご紹介。
まずフランスとは?
宮廷音楽の雅さ爆発のラモー。
ドビュッシー、魅惑音楽の秘密をレクチャー。
こちらはシランクス。これは絶品。
後半はラヴェルの『惑わしの笛』からスタート。
まずは私の『惑わしの笛』。
必殺デュアル吹き。
さぁさぁ、お待ちかね!今日の見世物小屋、一番の出し物だよっ。フルーティスト西田紀子、竹輪を吹く〜!
それが竹輪なのに、ちゃんといい音が出て、おまけに音階も吹けるのです。初心者フルーティストの私とプロのフルーティストの竹輪で『ほたるこい』を合奏したのですが、チューニングで、私に音を合わせてもらっちゃいました。はい、竹輪の勝ち〜。
そしてメシアンとフルートの大曲、ジョリヴェが演奏されました!
最後には私の念願、マルタン『クリスマスの3つの歌』も演奏させて頂きました。
あー、楽しかった(笑)。
というわけで、出演者とスタッフと打ち上げ&反省会&次回の作戦会議。岩撫さんはこの後、合唱団の練習に向かったので写真を撮り損ねました。猛烈な勢いでビールやら梅酒やらを呑んで出かけました(笑)。
第二回もお楽しみに〜!