国立西洋美術館 まちなかコンサート
2014年 09月 26日東京文化会館から、国立西洋美術館の松方コレクションに関連するコンサートをして欲しいとのお話がありました。その時、激しくガッツポーズを繰り返したことは言うまでもありません。その後、ル・コルビュジェの建築の話も追加して欲しいとのご連絡。あの建物でコンサートをするなら避けて通ることのできない話です。そこら辺の居酒屋よりも元気良く「喜んで〜!」と叫んだ次第でした。
そんな私にとって夢の企画、《国立西洋美術館に魅せられて》がつい先日行われました。

わがままを言って、コンサートトークに必要な絵をコピーして頂いたり、それと一緒に、パリ留学時代、自分で作ったコルビュジェのポスターを恥ずかしげもなく、否、むしろ自慢気にお客様にご覧頂いたりと、やりたい放題の30分×2回公演でした。



ロンシャンの礼拝堂とサヴォワ邸をメインに。
始めにプログラムを考えた時は、2時間程の大コンサートが出来上がってしまい、それを4分の1に減らすのが一番大変な作業でした(笑)。だから喋る、喋る。


そして当日、一番大変な作業を任されてしまったのが、私のナンバーワン助っ人の牧菜さんと、ナンバーツー助っ人ののんたんです。彼女たちは、本番で使うキーボードを運ぶという、一大ミッションが与えられてしまったのでした。ごめんね〜(涙)。
ほぼ等身大で10キロオーバーのキーボードをキャリーに乗せて運ぶ牧菜さん。

不幸中の幸いは、天気予報では嵐だったにも関わらず、一滴も雨が降らなかったこと。これで嵐だったら、罰ゲームだよね(汗)。
そんなお二人の、縁の下の力持ちっぷりのおかげで、コンサートは無事終了。
まったく同じ内容の2回公演に2回ともいらして下さった方が、ざっと見積もって3分の1ほどいらっしゃいました。わーん、ありがとうございます(泣)。
さてさて、庭のロダンと遊ばなきゃ!



ひとしきり遊んだので、打ち上げに参りましょう!美術館風にプレゼン。

ジョルジュ・ド・ラ・トゥール(2014年頃) ルーブル美術館
帰り道、なまはげに遭遇。なかなか会えませんよ、なまはげ。悪い子いねーがー?!

素晴らしい共演者と素晴らしい助っ人のお二人、そしていつも私を応援してくれる両親と親戚のおじちゃんおばちゃん。どうもありがとうございました。そして嵐の予報の中、いらして下さったお客様、あなた方は危険をかえりみない冒険家。心からの感謝を申し上げます!ありがとうございました。