夏休みの写真日記 8月編
2014年 09月 04日さ、2014年の8月を怒られる前に振り返り、反省してみようっと。
まずは北区のまちかどコンサートがありました。『パリ✈️ウィーン 音楽旅行』と題しまして、私の留学時代の写真を交えて漫談をしながらのコンサート。
後半は歌声喫茶のマダムとなり、お客様に歌って頂き、私は鍵盤ハーモニカでオブリガードを演奏。
台風が来ていたこの日、お客様がいらっしゃれないかもと心配しておりました。それがどうでしょう?!北区まちかどコンサート史上最高のお客様数となりました(笑)。
さて、下旬に入り、長崎へ第九を歌いに行って参りました。西本智実さん率いるイルミナートオーケストラ、そして北海道から九州まで、各地から集まったコーラスの皆様との共演でした。
それが、思いの外遠かったのですよ。遠いとは思っていましたが、実際、想像をはるかに超える移動距離でした。福岡から佐賀を通って長崎へ入り、佐世保、そして大きな橋を超えて平戸市(平戸島)へ。
平戸の人々の人懐こさに、旅の疲れを癒され、満員御礼のホールでの第九は熱狂のうちに終了しました。
第九の前には「オラショ」と呼ばれる、隠れキリシタンの方々が歌い継いできた祈りの歌の演奏がありました。オラショのオリジナルである、グレゴリオ聖歌を歌うコーラス団と、オラショを歌う数名の信者の方が魂を一つに、同時に歌うシーンは印象的でした。時空を超えた神秘的な体験でした。
本番の日の午前は、自由行動でしたので、父とさーちゃんとの三人旅。
さあ!元祖ちゃんぽんを食べましょう!
父とあごちゃんぽん
平戸ちゃんぽん(激美味)
この食堂の天井
翌日は更に西にある生月島まで移動。
山田教会という見事な教会で、ミサに参加させて頂き、グレゴリオ聖歌を歌いました。
もうどれだけ移動したか分からない程でしたが、お父さんが既に山田教会にスタンばっていました(笑)!よくぞここまで自力で来てくれたものだ、と心底感心し、感謝しました。いや、ほんとよく来れたね。自分ではなかなか行けない、歴史のある素晴らしい街でした。貴重な体験をさせて頂きました!ありがとうございました。
さて、もういっちょ。
7月から稽古に励んでおりました、東京文化会館オペラBOX『ヘンゼルとグレーテル』が、31日、無事終了致しました。
初役の母親役でしたが、演出の三浦さんの解釈により、とても魅力的に描いて頂き、やり甲斐のある役となりました。
共演者の素晴らしさが目立つ、贅沢なプロダクションでした。そんな素晴らしいソリストさんの中でヘタレのユリコがバレないようにと、いつになく緊張感のある舞台となりました(笑)。内心、『あ〜、早く無事に8月31日の夜にならないかな〜。』なんて思っていましたが、いざそうなると、一抹の寂しさがありました。共演者の皆様のおかげで、素晴らしい夏の思い出となりました。ありがとうございました。