国分寺『お料理・ボンジュール!』終了!
2013年 01月 23日いらして頂きましたお客様には心から感謝申し上げます。
今年はプーランク没後50年の記念の年です。しかしライバル多し(汗)。後期ロマン派の巨匠ワーグナーと、イタリアの国民的作曲家のヴェルディの生誕記念年でもあるのです。多分世の中は、その二大巨匠で持ちきりです。私もそのような冠の付いたコンサートでヴェルディをちょこっと歌ったりする予定。でも我らの中では断然プーランク年なのです!今年はプーランクの一点張りで頑張って行きたいと思います(笑)。
そういうわけで、今回の新春初笑いコンサートでもプーランクをゴリ押し。でもプーランクほど、自由で、ユーモアがあって、オシャレな音楽を私は他に知りません。最高に笑えるプーランクを皆様に少しでもお裾分けしたく、私の好きな曲ばかり集めました。
フランス歌曲、というだけで眠気を催されては悲しいので、スクリーンを用意し、プーランクの肖像やシュールレアリスムの詩人の肖像を掲げ、特徴や奇抜な人生や詩の内容などをお話しました。
それからシュールレアリスムの曲では、歌詞対訳を出して余計分からなくなると困るので、カラオケのようにイメージ映像を流しました(笑)。
“妹が欲しい”という大爆笑ソングと私のテーマソング、オペラ『ティレジアスの乳房』は、歌詞対訳を作成し、内容をご理解頂きながらご覧頂きました。
ありがとうねー、マルチなあなた♡
上記のようなスライドを作っている時の、私の心の浮き立つことと言ったら!不必要に推敲を重ねた対訳、字幕作成中もワクワク、イメージ画像を作成中もワクワク、こんなに楽しい仕事ってあるでしょうか。
クスクス笑いながら制作しました。
一部の最後は新春シャンソンショーということで、オーシャンゼリゼを会場の皆様と共に歌いました。
楽しかったですねー、とってもご機嫌な気分にならせて頂きました。
そして二部のオペラコント『お料理・ボンジュール!』は、国分寺ボランティア出演者の皆様のおかげで、大変盛り上がりました。さすがは有名合唱団に所属していらっしゃる方々です。舞台での堂々とした振る舞い、劇団員かっ!と言いたくなるようなリアクション。素晴らしかったです。
またご来場頂きましたお客様も反応が良く(!)、ココ!というところで、笑い声等を下さり、ステージと客席のベストコンビネーションによって、楽しい空間を作り上げて下さいました。
あ~、今回も楽しかったな~。
お世話になりましたボランティアの皆様に感謝申し上げます。そしてホール担当者の山口さま、力の入った宣伝ありがとうございました!
何より、国分寺ボランティアの皆様を募集、稽古、監修してくださいました市瀬先生、そして同じく国分寺チャンバークワイアのメンバーであり、私とボランティアの皆様を繋いでくださった義明おじちゃん、どうもありがとうございました!
楽屋にて
次回『お料理・ボンジュール!』は、2月3日の山形公演です(笑)。
雪深い米沢まで来てけらっせ~。
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