パリ日記⑤
2012年 07月 28日2004年からずっとご指導頂いているマダム・セリグのおうちへ行きます。

朝の10時からレッスンでした(笑)。普段でしたらそんな早朝では困りますが、只今時差ぼけ真っ最中なので余裕です。ピアニスト奏恵ちゃんが先生と時間を決めた時、「ゆり子は朝が早いとか文句言ったりしない。」と言ったらしい。はい、グズグズ文句を言わないのが“武士ゆり子”ですから。先生、分かってるー。
奏恵ちゃん情報によると、先生のおうちのお手伝いさんは、マダム・セリグからの日本のお土産Tシャツをよく着ているそうです。胸には縦に『武士道』と書かれているそうな(爆)。見たかったなぁ。
あっという間の3時間でした。先生の知力、体力にも感服です。多くの新しいことを教えて頂きました。有り難や〜有り難や。
二人でヘトヘトになりながら、昼食をとることに。私のフランス料理大好きランキング、不動の一位に燦然と輝いておりますマグレ・ド・カナールを食べに行きましょう!




一日空けて、またレッスンに行きました。だって12時間かけてパリまで来たんだから、先生のところに行かなきゃソンソン。
今回は4時間もみっちりレッスンして下さいました。何度も喉は大丈夫かとお気遣い下さる先生。あたしゃ大丈夫だよ、先生のレッスンは喜びだからね。これだけご教授下さったのに、最後にレッスン代を半分返して下さっちゃう控え目な先生。
「結構です。」vs「いいから取りなさい。」の攻防戦。「ゆり子が良く歌ったから。」vs「それは先生のおかげ。」の第二ラウンドも勃発しましたが、埒があかないので有り難く頂きました。
私は日本でもパリでも、素晴らしい先生について勉強して来られたなぁと感慨無量。私の日本の先生は中学3年生から今も(今後も)ずっとついてご指導頂いている芹沢文子先生。このパリ行きのために、フランスでお世話になった方に渡しなさいと、お土産をご用意くださったり、チップ代にはなるでしょうと、以前にヨーロッパへ行った時の残りだと言ってユーロを下さいました(涙)。どんだけチップ渡すつもりー?!と激しく泣いたことは言うまでもありません。
話は戻ってレッスン後、またヘトヘトだからご飯を食べに行きましょうと、今日はバスティーユ駅前の「レオン」にしました。


「レオン」は、パリの(というかベルギーの)ファミレスといったところでしょうか。

当然レオン風ムールのココットを注文。ウマし!




このレオンの隣のアパルトマンに、エレーヌ・ラスキエ先生という、うちの大学の名物教授がお住まいです。クルトパまーちゃんと私は最高にお世話になった方。先生、元気かな〜。
バスティーユの夜はきっと今日も終わらないでしょう。特にまーちゃんが住んでいたロケット通りはね。私にとっても、ここは懐かしい界隈です。

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