ひじり館コンサート
2012年 03月 11日
コンサート後半はソプラノデュオと、今年早々にお亡くなりになられた林光さんのオペラ『あまんじゃくとうりこひめ』をプログラミングしました。会場の3分の1強はお子様だったので、動きのある、また内容の分かりやすい演目を置いて良かったなと思いました。だって一部メシアンやっちゃったからね(汗)。
《あまんじゃく~》は私の大好きな作品です。パリでも数回、演奏のチャンスに恵まれました。でも外国人にはあまんじゃくの存在がうまくフィットしなかったみたい。見た目の面白さだけでウケてた感じ。座敷童や人に優しい妖怪みたいなシンボルがないからでしょうか?でも妖精がいますねぇ、あ、妖精って言えば良かったのかな。モンスターって言っちゃったけど、妖精だったら良い妖精も悪い妖精もいるもんね。しまった〜!五年前のことを今更後悔。
私は公演の度に、いえいえ、稽古の度に、最後のうりこひめのシーンで涙をこらえることができません。きっと私が子供だからでしょうか?!
誰の心の中にもある意地だったり、先入観だったり、逆に無邪気さだったり優しさだったりを教えてくれるこの作品。あたしゃ好きだねぇ〜。「そう、誰もがあまんじゃくなんだよ、でも本当は誰もが純粋な優しさに満ち溢れているんだよ」って思いながら、最後の満足気なうりこひめの姿を見ると100%泣きます。夏にも再演が決まっています。今度は北区で上演予定。我らがピアニスト、岩撫さんの大活躍の様も乞うご期待!
コンサートにはパルテノン多摩で一緒にオペラをした子供たちが来てくれました。終演後、皆で記念撮影しました。

「先生たちの一人ずつ撮るー!」といってそれぞれソロで撮ってもらいました。それをデコレーションしてその場で見せてくれます。まり先生はいつもキラキラの枠にハートマーク。まーちゃんのイメージってこうなんだねー。あたしゃ鬼にしか見えないけど。うそうそ(笑)。
私はコレでした。

このイメージを保持して行きたいと思います(笑)。
追伸
コンサートでは、私たちのお世話をしてくださったスーパーマダムの皆さまがいらっしゃいました。楽屋には、お正月を思わせるほどのお料理の数々。「熱いうちに」と、お味噌汁やお茶、お紅茶やお菓子などを時間差で持ってきてくださったりと、まるで高級旅館のおもてなしでした。
時間がなくて食べられなかったデザートが心残り(泣)。
でもお持ち帰りにパンケーキをくださいました!

おばさま方、美味しいお食事とデザート、どうもありがとうございましたー!!
また食べに行きたい(笑)。
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