チャリティ・コンサート報告
2011年 03月 31日やっと春の息吹を風に感じました。このまま暖かくならないかなぁ。ジャンパーしまっちゃおっと。
一昨日、未使用の下着、防寒下着類、ホッカイロ、歯磨き&歯磨きチューブ等を東北の避難所に郵送しようと家中を探索しました。避難所を調べ直接電話し、欲しいものを聞き出して許可を得てから送りました。自治体は支援物資をもう勝手に締め切っていたようなので。募集の連絡や終了の報告もなく。←嫌味炸裂。Lサイズばっかりでごめんね~、と思いながら福島県に送りました(笑)。
先日チャリティコンサートを開催いたしました。
この時期に多くのお客様にいらして頂き、また多大な義援金を頂戴したことは大きな喜びでした。
1日目のバッハアカデミーのサロンコンサートでは、山田康弘先生が「我々演奏家は、いつも祈るような気持ちで演奏しています。」という言葉から始まるお話をし、大変印象的でした。90分の長いコンサートでした。予想以上にお子さんが多く(2歳弱の赤ちゃんもいた!)少々心配しましたが、最後まで静かに時間を共有しようという姿勢に感動を覚えました。地元での開催だったので、幼なじみや中学時代の同級生も会場に見え、うれしい再会でもありました。

翌日の大崎で行われたコンサートは、また想像以上のお客様がいらしてくださり、大変感動的なコンサートとなりました。お客様の意識の高さに演奏者であるこちらが刺激を受け、最後の曲ではなんだか泣いてしまいそうでしたが、なんとか持ちこたえ終了しました。私の友人も多く来てくれました。義援金を携えてコンサートに来てくれる、こんなに素敵な友人たちに囲まれて幸せな気持ちでした。


コンサート終了後、牧菜さん宅で義援金の回収とその報告書を皆で確認することを兼ねてお茶会をしました。出演者やお手伝いをして下さった方、そして会場に来てくれたオペラ『バスティアンとバスティエンヌ』の際にはコラおばさん役を演じてくれた美幸ちゃん夫妻、花粉症のタカシ君も一緒に楽しい時間を過ごしました。
ギリギリまだ鼻が詰まっていなかった頃のタカシ君、箱根に友人と旅行に出かけたそうな。箱根登山鉄道を降りた途端、ものすごく良いお花の香りがしたようで、五臓六腑に染み渡るほど深呼吸を2度ほどしたそうです。ふと香りの方を振り返ると、虫に殺虫剤をかけている乗務員さんがいたそうな。「最近の殺虫剤ってフローラル系の良い香りがするんだよ~。」
ばかーーーっ!!!
30分おきに自動的にプッシュされるエアーフレッシュナー型に特別改良した殺虫剤をプレゼントするよ、とタカシ君に言うと、「そしたら家のダニもいなくなって一石二鳥」だそう。いくらなんでも自然界に咲く花の香りと殺虫剤の臭いの違いくらい分かるでしょ?!そこにいた全員、失笑または絶句を禁じ得ませんでした。そんなこんなで素晴らしいコンサートの余韻を楽しみました。
その時に集まった義援金の報告がこちら。

ご協力頂きました多くの方に感謝いたします。
ありがとうございました。
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