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パリのような・・・

今週は暇だったな~。
こんにちは、ユリです。仰け反るような書き出しですみません。今週は本当にのんびりした時間を過ごしました。雪が降ったことではしゃいだくらい。

最近、パリに住んでいた頃の「ど~でもいい瞬間瞬間」をよく思い出します。“シャンピオン(スーパー)へ行く坂道”とか“シャンピオンの店内”とか“小さい店舗の方のシャンピオンへ曲がる道”とか。全部シャンピオンじゃん。本当はもっともっといろんな街角、それも印象的ではなく、ホントどーでもいい瞬間の映像をフラッシュバックのように思い出します。何故だろうと考えてみたところ、それは多分、「パリにいた時と同じくらい今週暇だったからではないか」という、それこそどーでもいい結論が出たところです。

その自由な時間を利用して、「あたしー、ポスター、好きだから~(母音開き気味で)」を合言葉に、東京都庭園美術館で開催されている「20世紀のポスター タイポグラフィ展」に行って参りました。
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面白かった!作品数が少ないのが残念なくらい。でもあんまり見ちゃうと忘れちゃうから調度いいか。

文字によるデザイン表現であるタイポグラフィは、様々な宣伝に使われるポスター、それを印刷する技術の発展や時代の流れと共に大きく発展してきました。1950年代は意外にも(失礼!)ドイツやスイスが最先端でおしゃれなデザインだったみたい。その後、60年、70年代になるとアメリカ、そして日本(個人的には一番素敵だと思いました)を中心にサイケなデザインへと変遷を重ねていきます。横尾忠則さんの「天井桟敷」のポスターは有名ですが、あのテイストのデザインはやっぱり日本がトップね~と恍惚としながら拝見致しました。

フランスにいた頃、ポスターや広告カードを集めていました。時代、社会を反映するアートとして、この無料の宝石たちは私の宝物。それでは庭園美術館に負けじと、私のコレクションの氷山の一角をお見せしましょう(得意気)。

≪ユリコ コレクション 2011 ~シリーズものを中心に~ ≫
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これらはフランスからベルギー、オランダへと行ける国際列車タリスの宣伝。

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おじちゃんによる七変化。英会話教室の宣伝。

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ニュースの宣伝。フェミニスム全開のデザイン。

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2008年、カフェやレストランで禁煙令が施行された時のパリ市の宣伝。

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これは私の大好きな化学調味料(!)マギーの宣伝。1キロ100円位の値段で買うお米にバターを溶かし、このマギーをかけると、お茶碗3杯は軽くいけます。このポスター、味とのギャップに驚きを隠せません。

では最後に秀逸な作品を断腸の思いで2点選びましたのでご覧下さい。

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怒られるわ、こんなん。

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これはまさにアート。最後の晩餐のパロディですが、良く見るとすっごく不思議なトリックに溢れているのです。コレ、ほんっとすごい。2004年、大きなこのポスターが2区のブルス(Bourse)にある建物にかかっていたことが忘れられません。

私のこれらのコレクションは300枚をはるかに超えます。5年間の賜物です。ご興味の方は見に来てね。水を得た魚のように、いらん解説を付けてお見せいたします。

ま、そんなこんなで、今週の土曜、コンサートに出演致します。会場は庭園美術館のすぐそばにあります明治学院チャペルです。バッハよりも50年前に生まれたドイツの巨匠、ブクステフーデのカンタータ「我らがイエスの四肢」でござーます。
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なかなか面白い構成でございますのよ。タイトルが「四肢」とおっしゃっておられるのに、内容は7つに分れていて、それぞれ「足について」「膝について」「手について」「わき腹について」「胸について」「心について」「顔について」となっております。

古楽器とのアンサンブルは初めてなので心が浮き立ちます。
17世紀ドイツの音楽を是非ご堪能くださいまし。雅な気分に浸れること間違いナシ。
では~!
by komaiyuriko | 2011-02-14 02:37 | 徒然なるままに