アール・デコにかこつけて…
2010年 11月 26日秋から冬になり、なにかと忙しない季節になりました。
そんな中、“アロンゾ君トウキョウ”が我が家にやってきました!パリに行く前から乗り続けた“アロンゾ君ジャポン”がとうとう老朽化し、何度修理に出してももうダメだ、ということになったのが初秋。そこで思い切って新しい子を購入しました。あれはまだ、のぞちゃんとバスティアンの稽古中でのこと。稽古に空き時間が出来たので、街をプラプラすることにしました。すると私の大好きな自転車屋さんがあるではないですか!しかも欲しかったクロスバイクが20%オフ!即買いでした。自分のサイズに合っていない自転車を、今乗って帰りたい、という一心で「これでいい!」と言い張る私に、のぞと店員さんが2人がかりで「サイズに合ったものを取り寄せなさい!」との“ちょっと待て攻撃”。2人の意見に従った甲斐がありました。

これがまたすっごいスピードが出るんです。さすがクロスバイク。今まではマウンテンバイクでしたので、そのスピードの差は驚くべきものです。中野区越えて、新宿区まで15分足らずで行けます。でも気をつけるから!先に言っておかないとね。
突然ですが、来年1月に東京都庭園美術館でコンサートをする事になりました。朝香宮さまのお屋敷であった美術館内部でのコンサートは初めてです。まだパリにいた頃、一度同じ美術館でコンサートをさせて頂いたことがあります。その時は別の棟の内部でした。今は工事中のようです。美術館全体、大改修をするようですよ。その工事のために長い期間、閉館してしまうようなので行くなら今のうちですよ!私は打ち合わせのために参りましたので、色々と案内していただきました。重要文化財の建物は工事も大変なようです。埋蔵金(?!)のために床を掘っている箇所もありました。浪漫です~。
今は香水瓶のエクスポジションをしています。これが面白い!

庭園美術館のカフェレストランも素敵。ここでランチ&カフェをして、ゆったりとした時間を過ごしました。庭園も散歩したかったのですが、いかんせん寒くて断念。半日この美術館で過ごすと、外はもう夜になっていました。


その来年のコンサートはアール・デコ様式の建物にあったコンサートと言うことで、オール・フランス・プログラムです!しかも1920年代をテーマにしているので、まさに私の好きな時代です。喜び勇む私でしたが、美術館から一つ要望がありました。それは「シャンソン」も歌ってほしいというのです。私は残念ながらシャンソンを歌ったことはありません。そこでこれは良い機会だと思い、有名なシャンソンを私のために作曲家の先生にメドレーにしてもらおう!というとんでもないアイディアが浮かびました。しかも「シャンソンといえばアコーディオン」という素人的発想から、アコーディオンに似た音色の出るピアニカのソロをいれて欲しいというわがままなお願い付きで、いつも作品発表でお世話になっている作曲家の加藤邦宏さんに依嘱いたしました。
そーこーで、気の早い私は、まだメドレーは出来上がっていないのにピアニカのことで頭がいっぱいになり、メロディオンやピアニカでライブ活動を繰り広げている、ご近所のさとこさんのおうちへ伺ったのでありました。

それぞれの特徴と模範演奏に喜ぶ私。なかなか奥が深そうです。
私が気に入ったのはスズキのメロディオン。装丁も付属の鞄も音色も光沢も素敵です。でもほんの少し重く、高価なようです。

さとこさんのピアニカの師匠は、ヤマハのピアニカを使用している様子。値段も手ごろです。
というわけで、本日我が家にその師匠とお揃いのピアニカが到着しましたー!

早速夢中になって遊んでいます。
早くシャンソンメドレー出来上がらないかな~♪楽しみ!