オペラ『バスティアンとバスティエンヌ』
2010年 08月 31日今週一週間、愛知県豊橋市におりましたー!言わずと知れたヤマサの故郷。そして、私のイチ押し駄菓子の「わたがし(ダフネと呼んでいる)」、そして「ブラックサンダー」の故郷でもあります。豊橋とは気が合うんだな。
さて食の都、豊橋はウィーン在住ソプラノの峯島望美(のぞちゃん)の出身地。私は学生時代から豊橋に何度も遊びにいっておりました。そしてこの度、のぞちゃんのリサイタルが地元で行われたのでした。
一部はリートと日本歌曲、そして二部はモーツァルトのオペラ「バスティアンとバスティエンヌ」です。なんと私はのぞちゃんの相手役バスティアンに大抜擢されたのでしたー!
この一週間は豊橋合宿を組み、一気に仕上げる計画(笑)。なんと稽古場は当日のホールのステージです。かっこいぃ~。
モーツァルトが12歳の時に作曲したこのオペラは、男女の普遍的なテーマを扱っています。でも笑いあり涙ありのいいオペラなんですよねー。12歳がこのルソーの台本を理解し、曲を付けたという驚き。演奏していると、その軽い音楽の中にある奥深さに、確実にこの男女の精神を、台本を、彼は理解しているということに気づかされます。まったく私はこの歳で、12歳の天才に翻弄させられているような気になるばかり。お恥ずかしい。
今回はのぞちゃんスペシャルバージョンとして上演いたしました。舞台も素敵、字幕も完璧、演出もおしゃれで共演者も素晴らしい。お客様も大変喜んでくれたようです。さーちゃんも稽古の合間をぬって駆け付けてくれました!!会えてうれしかった!
ではオペラの一部をご紹介。
ここで大ニュース!
このオペラ「バスティアンとバスティエンヌ」が11月2日にルーテル市ヶ谷で再演することが決定しましたー!!
前半は私が映像とのコラボレーションでメシアンの歌曲集「ミのための詩」を歌い、のぞちゃんはヴォルフ生誕150周年を記念して歌曲集「イタリエーニッシュ」を歌います。後半は噂のバスティアンですよ、奥さん!これまたそうそう観られないプログラムですので、「フランス音楽とドイツ音楽の融合マニアックコンサート」に是非いらしてくださいね(笑)!
秋になったら、映像を作るためにヴィデオカメラ片手にそこら中に出没します。カメラ小僧からヴィデオカメラ小僧に変身します。「ジョーカー!チャーラーラッ!」←変身のテーマ。わっかるかなー。カメンライダーW。
ではみなさま、ごきげんよう。