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満員御礼@東京文化会館

明日はもう立秋だというのに、酷暑が続きますね。暑さで体の脂肪がどうして自然に溶けないかが分らないユリです。

さて猛暑の続く8月3日に、まーちゃんと東京文化会館でソプラノ・デュオコンサートをしてまいりました。今回のメインは何と言っても書き下ろしオリジナルオペレッタ『お料理・ボンジュール』です。
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今まで作ったオリジナルオペレッタの中では、群を抜いてバカバカしい作品が出来上がりました。オペラコントと呼ぶに相応しい、お笑い要素の強い作品です。だからこそ、あのクラシックの殿堂、東京文化会館でやらせていただくことに計り知れない畏怖を感じておりました。しかしながら、文化会館の皆様が大変ご親切に舞台のこと、裏方のこと、大道具、小道具にいたるまでご協力くださいました。私たちはとにかくお客様に楽しんでいただけることだけを考えれば良いような状況でした。これは本当にすごいこと。私たち「貧乏劇団クルト・パイユ」にとっては、涙なしには語れない物語。

迎えた当日は満員のお客様。
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1部からお客様の気持ちを少しづつほぐしておかないと、あとで恐ろしいことになりますからジャブ、ジャブといった感じで軽いパンチを出していきます。今回のお客様は有り難いことにノリのよい方ばかりのようです。これなら大丈夫そう(笑)。
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そしてついに『お料理・ボンジュール』の開演です。AD役のタカシ君が最初の言葉を言った途端、ウケはじめる会場。オープニングコールをするまーちゃんは、お客様がウケすぎるものだから、ついつられ笑いしてしまうほど。

そんな雰囲気のまま、オペレッタは最後まで怒涛のように流れ、終了。
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私は、ホテルオーボラ総料理長を演じながら、お客様との一体感があったように感じました。みんなで楽しんでいるといった感覚。私たちは文化の皆様に支えられて、お客様のおかげでとても素敵な時間を過ごさせて頂きました。


会社を半休にしつつ見に来てくれた友人たちは口々に面白かったといってくれました。そしてユリが一番楽しそうだったとも言われました。バレたか……。ウィーン在住ソプラノののぞちゃんは、公演日の夜、電話でこんなことを言いました。

「私も『お料理・ボンジュール』の司会者役(今回はまーちゃんがしてくれた役)をやりたい。そしてプロフィールに書くのだ。「フィガロの結婚」(スザンナ)、「お料理・ボンジュール」(司会者)…といった具合に。するとそれを見た人は思うの。あ、あの役をやったんだ。あれは歌も難しい上に演技力、お笑いセンスを問われるすごい役だから、これをやった歌手だとはすごいねって。」

やっぱりこの人も心底ばかだな~と思いつつ、作者としてはこの上ないお褒めの言葉を頂いたような気がした夜でした(笑)。

会場で大いに笑ってくださった皆様、本当にありがとうございました。お客様の笑い声が、私たちを喜ばせます。って、なんだかソプラノ歌手のお礼の言葉じゃないよね(汗)。

でも音楽は純粋に素晴らしいもの。こういうお笑いコンサートがクラシックを好きになるきっかけとなり、コンサートに来てくださる習慣が少しでもクラシックファンではない多くの人に広まれば、私たちも今後、超本気の超マニアックなフランス音楽特集が憚りもなくできるようになります(笑)。もちろん、そういうプログラムのコンサートをしたとしても、お客様を置き去りにはしませんからね。だって我等は≪フランス音楽エンターテイメント“クルト・パイユ”≫なのだからー。
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それでは皆様、熱中症と夏風邪には十分にお気を付けくださいましm(_ _)m

東京文化会館の皆様といらしてくださったお客様、そして都合がつかず会場におこしになれなかったにもかかわらず激励のメッセージを下さった方々に、心からの感謝を申し上げます。ありがとうございました。

楽屋にて
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(前列)ウィーンののぞちゃんといつもコンサートに来てくれる妹のみゆきちゃんとその子供たち。(後列)今回はカールスルーエに留学中のゴールデンデュオの“なる&りの”も来てくれました。
by komaiyuriko | 2010-08-06 20:53 | オペラ