パールジファ~ル(関係ないけど)
2010年 04月 02日作曲家はもちろんワーグナー大先生。
稽古場では、いかに待ち時間を楽しく過ごすかが競われています。
カードゲームで盛り上がるテーブル、ただただおしゃべりに明け暮れるテーブル、健康のためにヨガのレクチャーをするテーブル、等々。私のテーブルには6人いて、皆様グルメなお料理自慢の方ばかり。場所柄(桜の咲き誇る上野公園の入口、東京文化会館)も手伝って、テーブルの上は素晴らしくゴージャスな皆様の手作りお料理がズラリと並びます。まさにお花見と化しています。ここに桜とアルコールのないことが不思議な位です。
そんな夢のようなテーブルを前に、私たちは1幕が終われば「1幕の打ち上げ」と称して食す、2幕が終われば「2幕の打ち上げ」と称して食す、3幕前に大休憩が入れば、「3幕の前祝い」と称して食べまくっています。まさにエンドレス暴食です。
ヨガチームのお姉様たちの呆れた視線が我等のテーブルに注がれます。親切なお姉様方は、私たちに色々な説明をしてくれますが、それをお菓子を食べながら聞いている私たちの馬鹿さかげ。
これではいかん!と休憩中お散歩に出た私ですが、楽屋に戻ると私のテーブルの上に
こんな差し入れが!
素晴らしい。もはや神々しいです。記念碑的な輝きを持った、みはしの「いちご白玉あんみつ」です。
こんな素敵な運命には抗わず、無力に、そしてどっぷりと浸りたいと思います。
ビバ・ワーグナー(笑)。