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目と心の保養に

どーも、ユリです。
今日は東京春一番でしたね。スゴイ風だったもん。せっかくセットした髪の毛が台無しってくらいに音を立てて吹きすさんでいました。大した髪型じゃないけどね(笑)。

さて今日は、今年の夏に行われる「夏休みモーニングコンサート」の打ち合わせに東京文化会館に行って参りました。―さりげなく宣伝。8月3日(火)の11時から東京文化会館でコンサートをしますからね、早めに手帳に書いておいてくださいまし― ホントに文化と芸術の街、上野って素晴らしいですよねー。文化に来たなら絶対どこかの美術館に行かなきゃっとばかりに美術館案内の前をウロウロ。実は観たいなと思っている美術展が私の中では3つに絞られていました。東京国立博物館での長谷川等伯展、東京都美術館でのボルゲーゼ美術館展、そして国立西洋美術館でのフランク・ブラングィン展。それらのチラシを熟読し、さて、どれに行ったでしょうか?!「いくつだと思う~?!」に見られるキャバ嬢のような質問しちゃったー!!
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正解は長谷川等伯展でしたー。

こちらの美術展は、広告を見た時から行こう!と決めていました。
だって見て、このチラシ。衝撃っ!
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そしてこのキャッチ。

かっこいいからアップにしちゃう。
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ひょぇ~~~!!!参った!このチラシを見たら行かずにはいられません。

平日の昼間にしては混んでいました。休日だと相当の賑わいでしょうね。今回はディスプレイの仕方が素敵でした。同じ会場で阿修羅展を見に行った時は、正直イマイチな感じは否めませんでしたが、今回は大当たりです!序破急っていうのかねぇ。やっぱり美術館って展示の仕方でその効果は変わりますよね。今回は素晴らしいですよ、ふふふ。

あー、どうしても言いたい!パリのグラン・パレで観て大感激だった「海のエジプト展」というのがあります。私が帰国した後、そのエキスポジションも横浜にやってくるというので、もう一度あの感激と興奮を!と思って行ったのですが、その展示方法のおかげさまで興奮度数マイナス80%ということがありました。やっぱり同じ内容でも構成って大切だなと思います。言っちゃった。

仏画師だった彼が上洛とともに人物画や花鳥図を書いていく変遷も分かり、とても充実した内容でした。仏画と花鳥画は大変心を奪われました。人物画の部分はさっさか歩きました。そして水墨画の松林図屏風では、今までに彼の作品を味わってきたからでしょうね、その濃淡というかぼかし具合にハッとさせられました。

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遠近法(と書くと雰囲気が壊れますが)を、その構図だけでなくぼかしで見事に表現したのでしょう。霧の立ち込める松林の匂いがするような素晴らしい作品でした。正直、水墨画を見て「ああぁ。」と思ったのは初めてです。歳を取ったのかな。だな。

巨大な涅槃図は印象的でした。
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さすが仏画師。曼荼羅もカードがあったら欲しかったのに残念ながらありませんでした。鬼子母神がテーマになっている作品も多かったように思います。その時代、能登の方では篤く信仰されていたようです。私も好きなテーマだけど。中学1年生の社会科自由研究のテーマ「黒塚と鬼女伝説」。懐かしい(笑)。なんか賞獲りました。いえい!

私が好きになった作品は「花鳥図屏風」でございます。
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お見事。
これはカードなので、切って折ってオリジナル屏風にしたろっと。

美術館を出て、春一番が吹きすさび、陽気とともに薫る春の匂いを嗅いだ途端、「そうだ、京都に行こう!」とJRの宣伝文句を一人ごちてしまったのでした。桜の高台寺に行きたいなー。
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上野の梅はもう八分咲き。

ではみなさん、ご機嫌よろしゅう。
by komaiyuriko | 2010-02-26 11:30 | 文化・芸術