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芸術の秋、到来です。

東京文化会館から、国立西洋美術館の松方コレクションに関連するコンサートをして欲しいとのお話がありました。その時、激しくガッツポーズを繰り返したことは言うまでもありません。その後、ル・コルビュジェの建築の話も追加して欲しいとのご連絡。あの建物でコンサートをするなら避けて通ることのできない話です。そこら辺の居酒屋よりも元気良く「喜んで〜!」と叫んだ次第でした。

そんな私にとって夢の企画、《国立西洋美術館に魅せられて》がつい先日行われました。
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フルートは西田紀子さん、ピアノは岩撫智子さん。

わがままを言って、コンサートトークに必要な絵をコピーして頂いたり、それと一緒に、パリ留学時代、自分で作ったコルビュジェのポスターを恥ずかしげもなく、否、むしろ自慢気にお客様にご覧頂いたりと、やりたい放題の30分×2回公演でした。
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絵をご紹介ガールののんたん。

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自作『ル・コルビュジェポスター』
ロンシャンの礼拝堂とサヴォワ邸をメインに。

始めにプログラムを考えた時は、2時間程の大コンサートが出来上がってしまい、それを4分の1に減らすのが一番大変な作業でした(笑)。だから喋る、喋る。
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はよ歌え!と言われないうちに歌を挟み込みました。西田さんの表情が『よく喋るな〜。』に見えてきます。

そして当日、一番大変な作業を任されてしまったのが、私のナンバーワン助っ人の牧菜さんと、ナンバーツー助っ人ののんたんです。彼女たちは、本番で使うキーボードを運ぶという、一大ミッションが与えられてしまったのでした。ごめんね〜(涙)。

ほぼ等身大で10キロオーバーのキーボードをキャリーに乗せて運ぶ牧菜さん。
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人混みとそのキャリーの運転にヘトヘトです。のんたんは、それをサポートしながら、キーボードの脚になる台を運んでくれました。

不幸中の幸いは、天気予報では嵐だったにも関わらず、一滴も雨が降らなかったこと。これで嵐だったら、罰ゲームだよね(汗)。

そんなお二人の、縁の下の力持ちっぷりのおかげで、コンサートは無事終了。

まったく同じ内容の2回公演に2回ともいらして下さった方が、ざっと見積もって3分の1ほどいらっしゃいました。わーん、ありがとうございます(泣)。

さてさて、庭のロダンと遊ばなきゃ!
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一番上の3人のパロディ

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上部にある考える人のパロディ

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中段にある落っこちている人のパロディ

ひとしきり遊んだので、打ち上げに参りましょう!美術館風にプレゼン。
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『小僧と巨大おにぎりと美女』
ジョルジュ・ド・ラ・トゥール(2014年頃) ルーブル美術館

帰り道、なまはげに遭遇。なかなか会えませんよ、なまはげ。悪い子いねーがー?!
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これで無病息災じゃーー!!

素晴らしい共演者と素晴らしい助っ人のお二人、そしていつも私を応援してくれる両親と親戚のおじちゃんおばちゃん。どうもありがとうございました。そして嵐の予報の中、いらして下さったお客様、あなた方は危険をかえりみない冒険家。心からの感謝を申し上げます!ありがとうございました。
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by komaiyuriko | 2014-09-26 23:09

夏休みの写真日記 8月編

ひまわりを見る度に思い出す、小学校2年生の夏休みの宿題—ひまわりの観察日記。書かずにほっぽらかしにしていたら、いつの間にか枯れていて、怒るお母さんに連れられて、近所の見知らぬ人の家に咲くひまわりを、泣きながら見せてもらいに行ったこと。

さ、2014年の8月を怒られる前に振り返り、反省してみようっと。

まずは北区のまちかどコンサートがありました。『パリ✈️ウィーン 音楽旅行』と題しまして、私の留学時代の写真を交えて漫談をしながらのコンサート。
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後半は歌声喫茶のマダムとなり、お客様に歌って頂き、私は鍵盤ハーモニカでオブリガードを演奏。
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お客様の本気の歌声にたじろいだほどでした。

台風が来ていたこの日、お客様がいらっしゃれないかもと心配しておりました。それがどうでしょう?!北区まちかどコンサート史上最高のお客様数となりました(笑)。
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もう入り切らなくて、会場のドアを開けていました(笑)。ありがたや、ありがたや。

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大学の同期、河野ちゃん。この日、お見合いだったにもかかわらず、駆けつけてくれました(笑)。

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コンサートのお手伝いなど全てを見事にこなしてくれたのんたん。そして先日自転車で転び、手を負傷していた母。もー。

さて、下旬に入り、長崎へ第九を歌いに行って参りました。西本智実さん率いるイルミナートオーケストラ、そして北海道から九州まで、各地から集まったコーラスの皆様との共演でした。
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それが、思いの外遠かったのですよ。遠いとは思っていましたが、実際、想像をはるかに超える移動距離でした。福岡から佐賀を通って長崎へ入り、佐世保、そして大きな橋を超えて平戸市(平戸島)へ。
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平戸の人々の人懐こさに、旅の疲れを癒され、満員御礼のホールでの第九は熱狂のうちに終了しました。
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二期会の同期、佐世保出身の久野ちゃんがコーラスで参加してくれていました!

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長崎に住む、親戚のおじちゃんおばちゃんと。久しぶりに会えて、本当に嬉しかった!父撮影。父も聴きに(というより長崎旅行に)来てくれました。

第九の前には「オラショ」と呼ばれる、隠れキリシタンの方々が歌い継いできた祈りの歌の演奏がありました。オラショのオリジナルである、グレゴリオ聖歌を歌うコーラス団と、オラショを歌う数名の信者の方が魂を一つに、同時に歌うシーンは印象的でした。時空を超えた神秘的な体験でした。

本番の日の午前は、自由行動でしたので、父とさーちゃんとの三人旅。
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我らが泊まった旗松亭という老舗の旅館から海の方へ下る道。オランダ塀というらしい。

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オランダ埠頭。海が綺麗!

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平戸オランダ商館

さあ!元祖ちゃんぽんを食べましょう!
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父とあごちゃんぽん
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平戸ちゃんぽん(激美味)
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この食堂の天井
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観光再開。味のある商店街。

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ザビエル教会

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ザビエル教会と寺院

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リハーサルの時間なので、ホール入り。プチ観光楽しかった!

翌日は更に西にある生月島まで移動。
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この橋を渡ります。

山田教会という見事な教会で、ミサに参加させて頂き、グレゴリオ聖歌を歌いました。
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もうどれだけ移動したか分からない程でしたが、お父さんが既に山田教会にスタンばっていました(笑)!よくぞここまで自力で来てくれたものだ、と心底感心し、感謝しました。いや、ほんとよく来れたね。自分ではなかなか行けない、歴史のある素晴らしい街でした。貴重な体験をさせて頂きました!ありがとうございました。


さて、もういっちょ。
7月から稽古に励んでおりました、東京文化会館オペラBOX『ヘンゼルとグレーテル』が、31日、無事終了致しました。
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初役の母親役でしたが、演出の三浦さんの解釈により、とても魅力的に描いて頂き、やり甲斐のある役となりました。

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露の精さんと

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眠りの精さんと

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魔女とグレーテルちゃんも!

共演者の素晴らしさが目立つ、贅沢なプロダクションでした。そんな素晴らしいソリストさんの中でヘタレのユリコがバレないようにと、いつになく緊張感のある舞台となりました(笑)。内心、『あ〜、早く無事に8月31日の夜にならないかな〜。』なんて思っていましたが、いざそうなると、一抹の寂しさがありました。共演者の皆様のおかげで、素晴らしい夏の思い出となりました。ありがとうございました。

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打ち上げで弾ける女子。

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名司会にして名役者の朝岡さんと。真面目な顔して撮るって言ったから…。
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by komaiyuriko | 2014-09-04 01:15