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パナソニック美術館で、『フランス印象派の陶磁器〜ジャポニスムの成熟〜』を鑑賞しました。
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音楽と美術におけるジャポニスムの専門家であられます、鶴園紫磯子先生の解説と共に鑑賞できるというこの企画に参加させて頂いたのでありました。実のところ、陶磁器には興味があまり持てませんでした。このチャンスで、もしかして好きになっちゃったりして♥️なんて期待していたら、本当にその通りになりました。やっぱり何事においても知識を得る、というのは興味の始まりですね。
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ジャポニスムの極意を教わり、嬉しくて、最近では会話にジャポニスムが頻繁に出場するようになりました。子供みたいでお恥ずかしい(笑)。

そしてまたある日。『チョコレートドーナツ』という映画を新宿武蔵野館で観ました。
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これは、アメリカで起った実話に基づく映画です。あるゲイカップルが、隣家の育児放棄されたダウン症の子供を引き取り、無償の愛をもって育て始めるところから始まります。学校の先生も、この子が彼らに引き取られて以来、学力も向上、人とのコミュニケーション力も上がっていると称賛。しかし、1979年の話です。同性愛には根強い偏見と激しい差別がありました。家族以上に愛し合う3人は社会によって引き裂かれます。愛のある生活を取り戻そうと、法廷で戦う二人。そして悲しすぎる結末。

本当の正義って、愛って何なのさっ(怒)?!
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人々が愛を育む、そんな当たり前の権利を社会的に堂々と手に入れるために、正義(司法)を前に戦う二人の勇気と忍耐力に心が震えました。全ての人の自由と尊厳が尊重される社会を作るために、一体どれだけの犠牲が必要だというのでしょう。

それでも、こうして戦って来た多くの方々の勇気ある行動と犠牲が、世界を少しずつ変えてきたのです。今を生きる私たちも、本当の自由のために戦わなければいけない、アクションを起こさなければいけない、と痛感しました。

映画館では、『ミルク』を観た時と同様、義憤にかられ、嗚咽をあげる場面もしばしば。多分、優に2リットル位の涙は出たね。

この日はレイトショーを観に行きました。映画館を出て、友人と社会について語り合いながら、夜の街を歩き、「全ての人にはね、尊厳ってものがあるんだよ〜(怒)!」と大声で叫びたい、そんな夜でした。

シネスイッチ銀座、新宿武蔵野館他で上映中です。

黙殺され、自由を冒されている人々のために、鈍感ではいられません。知らないではすまされない現実があります。人権問題然り、憲法解釈問題然り。みんなで怒りましょう。おーっ!
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by komaiyuriko | 2014-07-08 12:05