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牛久大仏参りコンサート

秋桜が綺麗な清々しい秋を迎えました。

茨城県の牛久にある病院で、患者さま対象のコンサートがありました。
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牛久?牛久といえば世界一の大仏さまがあるところではないですか?主催者の病院の先生に牛久大仏さま参りしてから伺う旨をお伝えしたところ、なんと旅のガイドを買って出て下さいました!なんてフットワークの軽い素敵な先生なのでしょう(感激)。

前日、別のコンサートの稽古が22時まであり、その後、皆で食事をして帰り、日付が変わった頃に帰宅しましたが、明日は早朝から大仏さま参りです。遠足を控えた子のように胸が高まりました。

ピアノの牧菜さん、さちちゃんのチェロとのトリオコンサート。このメンバーとの遠足は楽しそうです。朝、電車の中で待ち合わせをし、それぞれ手には朝食とお菓子を持って、しゃべり倒したらあっという間に牛久に到着。危なく乗り過ごすところでした。

駅を出ると爽やかな笑顔で先生が待っていてくださいました。早速楽器やドレスを車に詰め込んで、牛久大仏参りへアロンジー(レッツゴーのフランス語)!
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牛久駅から車で30分ほどのところに、その大仏さまを中心に壮大で綺麗な御花畑が広がる牛久浄苑があります。秋桜が風に揺れて、ほのかに甘い香りを発散し、暖かで優しい陽射し。うっかりすると、「私、死んじゃったのかな?」と思えるほどの極楽浄土っぷりです(笑)。

なのに私ったら江戸川乱歩の「パノラマ島綺譚」を思い出してしまいました。それほど幻想的な風景ということです。

さ、当然こういうものはやっておかないと!
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記念撮影ポイントも逃しません。
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見上げる大仏様は大迫力!

なんと、この阿弥陀如来さまには入れるのですっ!阿弥陀如来さまの胎内に入るなんて、心を落ち着けなければならないのに、大興奮です。

でもよーく演出されています。入るや否や、ライティングが消え、闇の中に残されます。すると優しい声で、心を落ち着かせるアナウンスが入ります。そして闇の世界から出ると、ふんわり良い香りがします。蓮の香りだそうな。おー、仏様~。

胎内は、エレベーターで登って行きます。法話を聞ける写経の間や、約3,300体の胎内仏に囲まれた金色の「蓮華蔵世界(極楽浄土)」の間、大仏さまができるまでの展示室、そして仏舎利(釈尊の遺骨)が安置され、参拝できる最上階。そこには四方に窓があり、牛久の東西南北を見渡せます!大仏さまの胎内ったらバラエティに富んでいます。もちろんミュージアムショップもありますよ。大仏さまフィギュア、大仏さまクリアファイル、大仏さまカードなどなど。

さぁ、満喫したところでお昼の時間でしたので、ランチに行きましょう。車で10分ほど行ったところに、素晴らしい日本庭園を持った料亭がありました。こんな素敵なところを予約してくださったのですね(涙)。

奥の間に通されると、ここは京都かっ!と言わんばかりの庭園が臨めました。
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お料理も体に良さそうな上品な御膳。感激です。

食事も済んで、せっかくですから、この庭園を散策することにしました。一山をグルリできる庭園の作りです。
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いや〜、牛久満喫したな、と言ってしまうところでした。さぁ、コンサートです(笑)。

このコンサートは、会場の皆様と一緒に歌うのがメイン企画です。この病院は生活習慣病がスペシャリテでもあるのです。お腹から声を出すという運動をして、心も体も気持ち良くしよう!という趣旨が含まれているようです。今、病気でなくとも、このクリニックに集まって皆でウォーキングをしたり、運動をするという週決まりのプログラムもあるようです。
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病院の先生方が皆、一丸となって患者様(お客様)を楽しませるためにコンサートに関わる姿は、感動的でした。近くにこのような病院、かかりつけの信頼できる主治医がいらっしゃるのは安心ですね。地域密着型の素晴らしい病院だと思いました。

食欲の秋ですが、私も胃腸を少し労わってあげようと改心致しました。
牛久だけに合掌。

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by komaiyuriko | 2012-10-28 00:19 | コンサート

盛岡から車で40分ほど、美しい北上川を下ったところに野村胡堂・あらえびす記念館があります。
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やはらかに 柳あをめる北上の 岸辺目に見ゆ 泣けとごとくに

啄木の歌にも詠まれている北上川の風景。こういう風景を故郷に持つというのは、なんという素晴らしい財産だろうかと思う今日この頃。この句を読んだだけで、郷愁にむせび泣きたくなるほどです。

このホールは、銭形平次で有名な野村胡堂さんの生まれ育ったところに建てられた記念館です。音楽評論家、野村あらえびすとしても活動していた彼のクラシックレコードコレクションは圧巻で、毎月、レコード音楽会が開かれているそうです。

市街地から遠いこともあり、周りは清々しいほどの景色です。
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ホールからもその景色が一望できます。歌う方としては気持ちがよいけれど、お客様がいらっしゃるか心配で仕方ありませんでした。が、ふたを開けてみれば大入り満員!補助椅子を追加するなど、開演間際はバタバタしたようでした。こちらとしては嬉しい悲鳴です。

このコンサートも、10月22日に盛岡マリオスホールでご一緒する女声合唱団コールTONANの方々がお世話をしてくださいました。盛岡のホテルからの往復の車の運転、会場スタッフ、そしてなんとコンサート前のお昼の用意まで!
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アタシャ、こんなに嬉しい楽屋風景は初めてだよ。花見でもするかのようなテーブル。ここが上野公園じゃないのが不思議なくらい。もう心では有難さで泣けて泣けて仕方ないのに、実際には無我夢中で食べる私。食後のフルーツとコーヒーまであるっていうじゃないですか。一瞬、何しに来たか分からなくなるほど楽しい気分を味わってしまいました。

コンサートはフランスの歌曲やオペラと、懐かしき日本の歌(野菊、夢のお馬車など)、そして東北に縁のある歌を歌わせていただきました。
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大震災から1年半が経ち、東京で暮らしていると、喉元過ぎれば的な生活を送ってしまっていますが、そうはいかない現実もまだまだ山ほど残っています。そうした状況を忘れないためにも歌っていきたい曲があります。福島の民謡を編曲した「相馬盆歌」です。福島出身の作曲家、加藤邦宏さんが私のために編曲してくださいました。素晴らしい編曲によって、相馬の土地が持つ、豊かで美しい風景が目に浮かびます。「文明と科学が生きている現在、忘れてならないのは土の生活、土の生活こそ人の生活」と詩人、大木惇夫は言っています。風土や土の再生力を信じ、祈りながら歌っていきたいと思います。今回はこの歌に加え、津波テンデンコ(津波が来たらてんでんばらばらにでも、とにかく逃げること!)と提唱したことで有名な田畑ヨシさんが書かれた詩につけられた「海嘯(ツナミ)鎮魂の歌」も歌いました。田畑ヨシさんのお嬢様も会場にいらして下さり、お言葉を頂戴し、歌になると会場には色々な思いで涙を流す方が多く見られました。

アットホームなコンサートでした。満員のお客様全員が知り合いのような、そんな気持ちにさせてくれる良いコンサートとなりました。
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お世話になった鈴木靖子さんと。
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マリオスでのコンサートでご一緒するピアニストの一戸先生とお嬢様と。(左がお母様です。念のため。姉妹のようです。)
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一族と。
会場にいらして下ったお客様すべてに感謝申し上げます。ありがとうございました。

さ~て、コンサートが終わったら、駒井家一族で打ち上げじゃっ!
もちろん場所はあさ開が経営する激美味レストラン「ステラ・モンテ」。
入口には顔をはめなくては気が済まないようなパネルが!
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牧菜さんには負けるわ。盛岡に来てから負けっぱなし(笑)。参照:チャグチャグ馬コとわんこの件。
レストランに併設されているお土産屋さんでは盛岡土産からあさ開のレアものまで購入することができます。

盛岡方言ストラップと、あさ開期間限定のお酒「よーぐりっち」を購入。数日後、自宅で頂きました。
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こんなに美味しいお酒、飲んだことない!という驚きを表現してみました。期間限定なんて言わないで欲しいくらい。でも常時、冷蔵庫にこれがあったら私、飲んだくれになっちゃう。

そして宴会の始まりです。アルコールを普段は飲まない私にもうれしいノンアルコールカクテルが豊富にあります。さすがあさ開、すべての人が喜べるレストランです。
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もっともっとノンアルコールカクテルを飲み、グデングデンになりたかったけれど、新幹線の時間があるので先に失礼しました。みんなで記念撮影。
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こうして時代時代で親戚の集合写真があるのって本当に素敵です。

コンサートを支えてくださいましたコールTONANの皆様、本当にありがとうございました。そしていつもいつも私のコンサートに駆けつけて応援してくださる親戚の皆様、心から感謝しています。どうもありがとうございました!

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by komaiyuriko | 2012-10-17 02:03 | コンサート

父の故郷である岩手県盛岡市に行ってまいりました。
来月、コールTONANという女声コーラスの35周年記念コンサートがあり、そこに有難くゲストとしてご一緒させていただきます。その合わせのために参りました。このTONANは、全国おかあさんコーラス大会の全国大会に出場するほどの実力なのです。そして先日朝日新聞に、その総評が掲載されましたが、なんとTONANはわざわざ名前を挙げて、その細やかな音楽作りの素晴らしさを称賛されていました。何十組も出場する中で、この栄誉は素晴らしいです。確かにその精緻な音楽は圧巻でした。

そんなTONANの皆様とのリハーサルが朝の10時から行われました(汗)。
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やはりサスガの合唱団です。コンサートまでまだ1カ月以上もあるのに暗譜です。私だけが、涼しい岩手で冷や汗ダラダラの稽古となりました。

さて、稽古が終われば急いで盛岡を満喫せねば!
だって明後日は盛岡から車で30分のところにある「野村胡堂・あらえびす記念館」で、サロンコンサートを開くのですもの。

ピアニストの牧菜さんも盛岡入りしてくださいました。さぁ、お父さん(今回の旅のリーダー)と牧菜さん、そしてコールTONANのリーダー鈴木さん(父の同級生)とで遊ぶぞぃ!

まずはご飯を食べましょう(笑)。後に残しておいても仕方がないので、最初に頂きます!
名物、「盛岡冷麺」。
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うましっ!

そしてもりおか歴史文化館へ向かいました。ここは、3年前、盛岡でリサイタルをした時に司会とそして素晴らしい盛岡弁で詩の朗読をして下さった畑中美耶子さんが館長さんなのです。彼女も父の同級生。父の同級生のおかげで、素敵な思いばかりさせて頂いている今日この頃。

またこの文化館、最高に面白いのです。ただ、見学するそんじょそこらの博物館とはわけが違います。なんでも参加できるのです!
ほら!
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チャグチャグ馬コと共に。
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地元の方ですか?というほど似合っている牧菜さん。

そして立派な盛岡山車にもほれっ!
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ノリノリです。

2階は歴史文化ゾーンです。こちらも展示に工夫が凝らされていて、興味津々で拝観。
会議中だったという畑中館長さんともお会いできて、とても有意義な時間となりました。

それではメインイヴェント、いきますか!
今回は「予約するのも半年先」で有名なわんこそばの老舗、「東屋」さんへ行くのです!ワクワクドキドキ。このポスターで全国に知られたお店です。
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またもや父の同級生のお店ということで特別に席を用意していただきました。スミマセン、なんだか。。。

まず建物がすごいこと!
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すると父の同級生の吟子さんと旦那様が我らを出迎えてくださいました。記念写真をパチリ。
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そしてお部屋へ通されました。一番奥の一間です。なんだかスミマセン(涙)。
そわそわする私たち。取りあえずかわいいので座布団やらテーブルセットを撮ってみました。
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すると店長さんがご挨拶にいらっしゃいました。あ、この人は!ポスターになっている人、本物の店長さんだったんだ(笑)!
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わんこそばの説明を受けます。否が応にも高まる期待感。

そしてお給仕さんがいらっしゃいました。目の前にはおさしみやらそぼろやら漬物やら、美味しそうなおかずも並びます。準備万端!
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わんこそばは、父、靖夫叔父ちゃん、牧菜さん、私の4人でスタートです。

お給仕さんの「よいしょ」、「じゃんじゃん」というリズミックな掛け声と共に少量ずつ入った絶妙な温度の美味しいお蕎麦を頂きます。約15杯でかけそば1杯、そして女性の平均は30~40杯なのだそう。
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小心者の私はまずは30杯を目指します。
まぁ30杯は余裕でした。40を超えると、ちょっと苦しくなってきて、心の中で50杯でやめよう、とつぶやきます。そろそろ50という時に、欲が出て55の方が縁起良さそうだと思い、頑張ることを決意。そして55で「ごちそう様でした。」と言おうとした矢先、お給仕さんが「キリが悪いから60までガンバレ!」的なことを盛岡弁でおっしゃいます。59、60のきつかったこと!
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それでも平均の倍は食べましたから大満足で終わりにしました。

父はたくさん食べられないと踏んでいたのですが、「自分の歳よりも食べる!」と目標を立て、見事に71杯を平らげました。
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靖夫叔父ちゃんはもっと頑張ってナント100超え!101杯食べました。ご立派!!
素晴らしいです。

ふと見ると、牧菜さんがまだ食べていました(笑)。数を聞くと、なんと80を超えています。え~~?!私は先ほどの自分の経験があるためにちょっと心配になってきました。「無理しないでね。」をお給仕さんの「じゃんじゃん」に挟んでいきます。
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が、当の牧菜さん、余裕のご様子。思わずその様を動画で撮り始める私。
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あれよあれよという間に驚きの100超え。「煩悩の数食べると煩悩の塊だと思われるからひとつ減らしておいた~!」とのお言葉と共に107杯完食です!天晴。
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「気持ち悪くない?」と心配する私に「美味しいところで止めておいた!」との返答。頑張ったらどこまで行けたんでしょう??なんだか60杯も食べた私がちっぽけに見えてくる…。

はい、そろって記念撮影!
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最高の思い出ができました。

盛岡弁を聞いていると優しくなれるような気がします。盛岡の人が親切だからでしょうか。故郷の言葉を持っているっていいなぁと思います。なんとなくイントネーションが盛岡弁に近づいていく夜でした。

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by komaiyuriko | 2012-10-05 02:30 |