<   2011年 11月 ( 4 )   > この月の画像一覧

仮面のラヴェル

先日、フランス時代の先生が来日している関係で、先生のレクチャー付きのコンサートをして参りました。
d0246243_112364.jpg
マダム・セリグは私と麻理ちゃんの先生。優しく厳しく、知識豊富な尊敬すべき先生です。
今回はラヴェルがテーマとなり、ラヴェルの音楽にある多面性を説かれました。これまた私の尊敬するピアニストの市川さんが通訳で、素晴らしいレクチャーとなりました。

私はラヴェルの『博物誌』全曲と、同じくラヴェルの『ステファン・マラルメの3つの詩』を歌いました。やっぱりラヴェル最高だわ。稽古しても稽古しても新しい発見に満ち溢れているし、それと同時に一つ何かつかんだ瞬間の喜びは、たとえようがありません。アンサンブルの愉しみも十分すぎるくらい与えてくれる作品です。

このコンサートの2日前まで、別のコンサートの暗譜に追われていました。そしてそのコンサートが終わり、あとラヴェル本番までの2日間、どっぷりラヴェルに浸れるぞ、となった時のこと。『博物誌』の1曲目、“くじゃく”の前奏、2拍目の音を聞いた時、「あ~~~~、ラヴェル~~~~!!」と恍惚の声をあげてしまいました。
d0246243_114842.jpg
やっぱりラヴェルだね。天才。

『博物誌』は自分でオハコと信じている作品ですが、今回も本当に舞台に乗せるのが恐ろしく、緊張感のある曲で知恵熱を出しそうでした。それでもやっぱり演奏中は楽しくて、集中すればするほど、その作品の神髄に触れるような感覚があり病みつきです。あの曲は、中毒になりますよ、皆さん。お気を付け下さい。

ちなみに『マラルメ』の私の恍惚ポイントはコチラ。
d0246243_1277.jpg
矢印のピアノの部分。これ、驚くほど響くよね~。
学生時代から憧れていたこのラヴェルの方の『マラルメの3つの詩』。これがコンサートで歌えるようになったなんてアタシャうれしいよ。

ちなみにラヴェルの方、と申し上げましたが、ドビュッシーにも『マラルメの3つの詩』があります。そちらは来年3月3日の雛祭りの日にコンサートで歌います。
d0246243_135598.jpg
こちらのコンサートでは、フランスでマダム・セリグと一緒に勉強したフォレの『優しき歌』全曲も歌います。

今から始めても間に合わないくらいの難しい内容ですので、今からやるね。
では皆様ごきげんよう~。
d0246243_17473.jpg

*********************************************
              クルト・パイユ オフィシャルホームページはここをクリック!           
                  ~メンバーの別室ものぞいてみてくださいな~
                麻理の部屋さよこの部屋ユリの部屋 3人の部屋                     
                    新設!≪駒井ゆり子Official Website≫
*********************************************
[PR]
by komaiyuriko | 2011-11-30 01:08 | コンサート

みんなで歌おう!

23日の祝日に、パルテノン多摩大ホールで「みんなで歌おう!」という大規模コンサートがありました(笑)。

スーパーウィンドオーケストラの皆様、ズーラシアンブラスの皆様、スペシャルキッズコーラスの皆様、そして指揮者の山本眞先生と司会と歌を務める私の、総勢およそ230名体制でのコンサート。最高に熱い!コンサートとなりました。
d0246243_15355314.jpg
170名の子供コーラスのみんなとは、このコンサートまでに一緒に練習をしてきました。
演奏曲目は「クラリネットをこわしちゃった」、「ともだちはいいもんだ」、「気球に乗ってどこまでも」の3曲。私も子供のころから大好きな曲です。

練習はいつも大ホールで行われました。初回の練習では、大ホールめいっぱい使っての大運動会が行われていることに驚きを隠しきれませんでした(笑)。全力で大声を出しながら走り回る子供たち。当然汗びっしょり。何故、子供は走るのでしょう?!大抵、休み時間に元気のいい子は授業中静かなものですが、ここの子供たちは違います。声にもパワーがみなぎって、最高に元気な声を聞かせてくれました。当初、頭声の統一された声による3部合唱を想定されていたようでしたが、想定外のパワーに、私も眞先生も、全部ユニゾンでいいからこのままの元気なコーラスで行こう!という方針が決まり、会場には子供らしい歌声が響きました。
d0246243_15371220.jpg
(※写真はリハーサルの模様)
まるで私の子供の頃のよう…。体育と音楽が得意な子でした(笑)。
そういえば、私の地元には大変有名な子供合唱団がありました。入団するのが難しい、スパルタ合唱団でした。歌が大好きだった私は小学2年生の時だったでしょうか?試験を受けに行きました。音楽の筆記テストと歌のテストがあり、筆記テストはパスし、歌の試験までいきました。課題曲は「しゃぼんだま」。

パルテノンの子供たちと同じように元気いっぱいの私は当時、裏声と呼ばれる頭声を知らず、試験官の先生が何回も歌わせ、その都度どんどん移調して高くしていくにもかかわらず、地声で歌い続けました。結果は見事、不合格。母も私もしょんぼりしましたが、まさか将来オペラ歌手になるとはね~。人生、塞翁が馬ですな。

コンサートでは私の歌のコーナーもあり、「くしゃみの歌」や「宝石の歌」などもウィンドオーケストラの皆様と歌わせて頂きました。
d0246243_15404639.jpg
(※写真はリハーサルの模様)
ついついご機嫌になってしまう曲、ガーシュインの「アイ・ガット・リズム」では、ブラス映えする曲と編曲、演奏に乗せられて、もうノリノリで歌ってしまいました。あ~、最高!!ミュージカル、ほんっとに好きだわ~と再確認した瞬間でした。

子供に人気のズーラシアンブラスの皆様も面白可笑しい演奏で(演奏自体はお見事で、ため息が出るようなもの!)、会場を湧かしていました。

なんだかとっても楽しく愉快なコンサートでした。素晴らしい演奏家の皆様が集まると、その喜びも数倍増して、やっぱり終わった後の爽快感が違います。今回は初めての司会という仕事もありましたが、そちらもいつもと違った緊張感で刺激的でした。私もたまにはピリッとしないとね。と言っても、いつものおしゃべりコンサートの調子で仕切ってしまいましたが…。
d0246243_15411032.jpg
(※写真はリハーサルの模様)
会場で一緒に歌ってくれたスペシャルキッズのみんな、元気な歌声をどうもありがとう!!
d0246243_15432460.jpg
(※写真はリハーサルの模様)
素晴らしい共演者の皆様、練習の時からど~んと来い!というような寛大さでご指導くださいました山本先生、ありがとうございました。心から感謝申し上げます。


ボーナスショット
キッズコーラスのお友達が差し入れしてくれました!
d0246243_17405210.jpg
私の大好物にして幻のしずおか茶コーラ(登場回数多し!)
d0246243_1741683.jpg
スタッフさんの差し入れ。小腹が空いた時にと、涙が出るようなお言葉。ペロリと平らげたところ。激美味。

皆様、お心遣いありがとうございます(泣)。
*********************************************
               クルト・パイユ オフィシャルホームページはここをクリック!           
                  ~メンバーの別室ものぞいてみてくださいな~
                麻理の部屋さよこの部屋ユリの部屋 3人の部屋                     
                    新設!≪駒井ゆり子Official Website≫
*********************************************
[PR]
by komaiyuriko | 2011-11-25 15:45 | コンサート

恐るべし、パンダチョコ

11月の初め、去年の上海第9に続き、杭州という上海から車で2時間半のところにある街へさーちゃんと歌いに行って参りました。

成田発朝一番の飛行機に乗る予定です。前日に成田泊しないとその飛行機には間に合いません。うっかりしていた私はその日にその事実に気付き、慌ててじゃらんで予約、急いでパッキング、そして深夜に成田へ到着しました。もう疲れた(笑)。

そんなドタバタ出発で、カメラを忘れてしまった私。そういうわけで中国での写真はありましぇ~ん。そこで特筆事項を2つ。

杭州は上海とは違い、「ん~、本当の中国を見たな。。。」という感じ。最初に杭州は上海から車で2時間半と書きましたが、それはガイドブックの情報。我らを迎えに来てくれたバスは、多分すっごく古いバスだと思うんです…。スピードはまず出ません。杭州まで4時間かかりました。それから揺れが尋常ではありません。こんなに人の体ってシェイクされていいのかな、人体に支障をきたすんじゃないかなって思いました。さーちゃんなんて、そのバス中で寝ようとするんですよ。揺れで、激しく頭を窓ガラスにぶつけて何度も目覚めていました。当然、全身鞭打ちみたいな感覚。これ、特筆事項①。

帰国したら中国土産を友達に配ろうと、空港でパンダチョコを買いました。
d0246243_1635372.jpg
d0246243_16351427.jpg
きゃわいい~~。みんな喜ぶだろうな、とウキウキしながら帰り、会う方会う方にお渡ししました。
返事は、「ね、あのパンダ、漢方なの?!」「八角、間違いなく入ってるよね。」「何とも言えない気分。L’Heure exquise(恍惚の時)」「パリの中華街にあるスーパーの匂い」「明らかにチョコではない。」など。

ご迷惑をおかけしました。ちなみに私はおそろしくてまだ食べていません。特筆事項②でした。

あ、ポッキーのウーロン茶チョコがけは美味しかった!
d0246243_16352863.jpg
オススメです。日本製ですけどね。日本でも売ってほしいくらい。

それでは皆様、くれぐれも中国のパンダチョコにはお気をつけ遊ばせ!

*********************************************
クルト・パイユ オフィシャルホームページはここをクリック!
~メンバーの別室ものぞいてみてくださいな~
麻理の部屋さよこの部屋ユリの部屋 3人の部屋                     
新設!≪駒井ゆり子Official Website≫
*********************************************
[PR]
by komaiyuriko | 2011-11-19 16:36 |

秋晴れの良い天気が続きますね。
先日、北とぴあ国際音楽祭という大変権威のある音楽祭にナント『お料理・ボンジュール!』が呼ばれました。そんなアホな、とお思いでしょう?でも本当だったのです。
d0246243_1626242.jpg

ボランティアの皆様の企画として呼んでいただいた関係で、会場受付のボランティアの皆様全員、エプロン姿という洒落た計らいでお出迎え。ご来場くださったお客様の気持ちを開場時から煽ります(笑)。

今回の1部は、世界の名曲選。「歌の翼に」や「優しき愛の歌」などをソプラノ・デュオで歌いました。しかしなんと言っても今回の目玉は福島の民謡です。大災害によって痛手を負った福島の美しい自然、豊かな大地に思いを馳せ、会場一体となって福島へのエールを送ろうということで、福島出身の作曲家、加藤邦宏さんに編曲をお願いしました。「会津磐梯山」では有名な囃子言葉を会場の皆さんと共に唱和し、大いに盛り上がりました。そして続く「相馬盆踊歌」では、その原曲と編曲の良さ、そして何よりもその歌詞に歌われている相馬の豊穣さに、会場では涙を流す方が多くいらっしゃいました。今後も機会があるごとにこの歌を歌っていこうと思います。

さて、『お料理・ボンジュール!』の上演です。
チラシもプログラム(今回はメニューですよ!)も最高にかわいいのができました!
d0246243_16175579.jpg
d0246243_16181293.jpg
今回はよりテレビ番組に近づけようと、北とぴあの事業課の方々が様々なアイディアを出しながら、大変な作業をしてくださいました。ものすごく立派な吊り看板ができたり、今まで有難く使ってきたAD用カンペの老朽化に伴い、新しく一回り大きなカンペを作って下さったり、私が作った、見るに耐えないスベスベマンジュウガニの写真パネルを、綺麗にそして大きく作り直してくださったり。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
d0246243_16432248.jpg

舞台と内容も今までとはほんの少し変わり、グレードアップしました(笑)!
d0246243_16275295.jpg
ボランティアの皆様がスタジオ観覧客となって出演されたのです。これがまた素晴らしい女優揃い。男性も個性豊かな女性陣の中でいい味を出していました。今回のために追加した、オープニングの皆様だけのシーンは本当に盛り上がり最高でした。そして終盤でも活躍の場面を作りました。女優3人衆によるボケ3連発のシーン。
d0246243_16281287.jpg
怒るまーちゃん。絶妙な間といい、キャラクターといい、会場は爆笑に包まれました。

d0246243_1643521.jpg
「エンディングシーン、キュー!」
d0246243_16441654.jpg
「飲まなきゃやってられない(怒)!」
d0246243_1648979.jpg
「ウサギをワインで煮るだけ!」
d0246243_20304148.jpg
火となって襲い掛かるまーちゃん
d0246243_20315100.jpg
スベスベマンジュウガニのくだり。
d0246243_20555427.jpg
「先生!」「スズキ!」「田中です。」
d0246243_20313298.jpg
まーのバカ笑いとフランソワーズのぼけっぷり。

あ~ぁ、今回も楽しかった!
またの上演の機会をお待ちしております(笑)。

北とぴあの皆様、ボランティアの皆様、心から感謝しています。ありがとうございました。
見事に高い倍率の抽選をくぐり抜け、ご来場いただきました皆様、抽選漏れでいらっしゃれなかった皆様にもお礼申し上げます。そしてカメラマンの桑山佳佑さん、素晴らしい写真をありがとうございました。

*********************************************
                 クルト・パイユ オフィシャルホームページはここをクリック!
                    ~メンバーの別室ものぞいてみてくださいな~
                   麻理の部屋さよこの部屋ユリの部屋 3人の部屋                     
                       新設!≪駒井ゆり子Official Website≫
*********************************************
[PR]
by KOMAIYURIKO | 2011-11-05 16:49 | オペラ