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その日、だーれも乗っていない電車に乗りました。
違う世界へ連れて行かれそうな不安が取り巻きました。
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こんにちは、ユリです。
今月末まで開催されている、『NO MAN’S LAND 創造と破壊@フランス大使館~最初で最後の一般公開』と題されたアートイヴェントに行ってきました。
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ジョゼフ・ベルモンが設計した(旧)フランス大使館は、私が留学前にヴィザを取りに行った思い出の地。思い出というより、最初の難関でした。そもそも「ヴィザって何?!」の次元の私でしたから。

今日はなんのストレスもなく、ここを訪れることに喜びを感じていました。入口から私たちの胸をふくらますアートが所せましとお出迎えです。ちなみに入場無料。

このイヴェントのスゴイところは、大使館という普段は閉鎖的な(言い方が悪いですね。一般には出入りできない日本にある外国)建物自体を自由に歩き回れるというところ。しかも、入口から、建物、庭、トイレ、植物など、すべての空間やオブジェがアーティストたちによってパーフォーマンスの媒体になっているところです。
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ねー(笑)。面白いでしょ。アーティストさんがその部屋の付近にいてお話できることもあります。
私が猛烈にその世界に引き込まれたのは、デュッセルドルフに住む日本人アーティストの佐藤雅晴さんのパフォーマンス。魅了されすぎて写真を撮ってくるのを忘れてしまいました。詩的な映像を流していました。ご本人とお話させていただきましたが、どうやらアニメーションのようです。誰もいないけれど、確かに人の気配がものすごくする日常の断片を捉えていて、そこにある電話が鳴ります。それはコミュニケーションを求めている機械。いない人への繋がり、または別の世界からの繋がりのようにも感じられます。それでもそこには「人」が大いなる存在感を残しつつ決して誰もいないのです。超短編オムニバス映画をみているような感覚の作品で、長らくぼ~と観てしまいました。素敵でした。私の好きなホッパーの絵のような作品でした。質感は温かいのに寂しくて喉の奥がギュッと締まるような、そんな作品でした。

あ、もちろん、私だけの鑑賞の感想ですからね。他にも素晴らしいと感じるものがたくさんありました。皆さんはどの作品がお気に入りでしょうか?

それから、このイヴェントは31日までですから走って!
って書いた途端に吉報ですよ、皆さん!
今、大使館のホームページを貼り付けようと思って見てみたら、2月18日まで延長されたようです。きっと好評だったのでしょうね。月火水はお休みですからお気をつけて。
フランス大使館“NO MNA'S LAND”←今、日本語のサイトがメンテナンス中のようで、公式ページはフランス語のみ。悪しからず。
オススメですよ。
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by komaiyuriko | 2010-01-29 02:55 | 文化・芸術

暖かいのか、寒いのか、何を着ていいのか分からない日が続いていますが皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて2月27日(土)に行われるコンサートのお知らせをさせていただきたいと思います。お陰さまでコンサート・シリーズ『フランス音楽を聴きに行こう!』も第3回を迎えることとなりました。1回目はF.プーランク、2回目はC.ドビュッシーに焦点を当て、おしゃべりコンサートを繰り広げて参りましたが、3回目は“声楽室内楽の夕べ”と題して、オール2重唱のプログラムをお届けします。もちろんクロードとの小芝居付き(笑)。

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出演者はクルトパイユ・メンバーのソプラノ、田中麻理と駒井ゆり子。
なぜ今回は2人かというと、パリ・エコール・ノルマル音楽院最高課程の“コンサーティスト・室内楽部門”で、初の審査員満場一致および称賛付きで資格を取得したデュオ。“ensemble d'or(素晴らしく稀なアンサンブル)”と評されたデュオなので、記念にCD制作をしてしまおうという運びになったわけです。

ピアニストは私たちが若かりし頃、盛んにコンクール等で一緒に戦ってくれた岩撫智子。彼女とは10年来の付き合いがあり、絶大な信頼を寄せています。現在は二期会で活躍するピアニスト。

しかし!もちろんクルトパイユはメゾの相可佐代子あってのスーパートリオ!
相可佐代子のCDも欲しいという方は、次回のCD制作をお待ち下さいね!乞うご期待!

さて今回のプログラムはかなりレアなものとなっています。
もちろん有名な曲もありますが、中には音源はもちろん、楽譜さえも日本では手に入らない代物も演奏します。この機会をどうぞお聴き逃し無く!!

またこのコンサートにご来場いただきました方全員に、今年春発売予定CDの特別割引をご用意しております。今回のコンサートチケットの半券を、春以降のクルト・パイユ・コンサートにお持ちくださいませ!
半券と引き換えで割引させて頂きます。

最後にチケットのご用命、お問合せはこちらまで♪
メール : musiquealaise@yahoo.co.jp
携帯 : 09038128850 (小野)

それでは会場で皆様のお越しをお待ち申し上げております!
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by komaiyuriko | 2010-01-24 00:30 | クルト・パイユ

こんにちは、ユリです。
突然ですが皆さん、観た方がいいですよ、こちらの映画を。
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シャネル&ストラヴィンスキー
シャネルはきっと知らない人はいないでしょうね。でももしかしたら、ストラヴィンスキーのことは知らない、とおっしゃる方もいるかもしれません。

ストラヴィンスキーとは、20世紀のロシア人作曲家です。私の好きな作曲家ベスト10にはかなり上位で入ってきます。私にとってストラヴィンスキーは忘れられない出会いのある作曲家です。

あれは高校3年生の時~。
声楽科である私は、さすがにストラヴィンスキーの曲を歌うことはその頃ありませんでした。ですから、彼についてはお恥ずかしながら名前とバレエ音楽の代表作名くらいしか知らなかったのです。ある日、音楽史の授業でついにストラヴィンスキーと接することになりました。

それにしても3年生の音楽史の授業は楽しかったな~。あ、3年生に限らず、高校時代は最高に楽しい日々でした。日曜日がどうか来ませんように!といつも願っていて、一番つらいのは夏休みでした。早く学校に行かせてくれー!!といった禁断症状が表れたものです。授業も先生もすべてが興味深く、友人もさすがに音楽家ですから面白おかしな人ばかり。あの3年間は私の宝物です。

さて、その3年生の音楽史の授業の教材は「印象派以降」という分厚い辞書のような本でした。
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先生は私の大好きだった担任の作曲家先生。カンちゃんという愛称で生徒から愛されていました。寛大でユーモアのある素敵な先生。だから授業中も生徒は自由に感じたことを好き勝手発言します(笑)。

その日は「原始主義」に突入した日でした。「原始主義」とは、このストラヴィンスキーによって始まったといっても過言ではありません。特徴は強烈なリズム感、複調(普通の曲は例えばハ長調のように1つの調で作曲されています。もちろん転調はありますが、ハ長調を演奏している間はハ長調という1つの調が原則。それが同じ時間内に複数の調が同時に現れていることを複調と言います。)、大規模なオーケストラ編成と大胆なオーケストレーションです。この「原始主義」を代表するストラヴィンスキーの作品は、バレエ音楽の『春の祭典』『火の鳥』『ペトルーシュカ』です。でも何と言っても『春の祭典』でしょうねー。

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授業も『春の祭典』がテーマに挙げられました。オーケストラの楽譜が配られ、音源がかけられます。音楽史の授業は、高校1年生をスタートに、古いものから順番に勉強していきます。当然最初はグレゴリオ聖歌。ネウマ譜といってグレゴリオ聖歌時代の楽譜の読み方なども習いました。そしてどんどん時代が新しくなり、3年生で20世紀へと進みます。ということは、私たちも時代時代を通って、その時代の鑑賞者と同じように新しい音楽を体験し、勉強することになるのです。

『春の祭典』が楽譜とともに私たちに提供された時、クラスはまるで動物園のように乱れました。ストラヴィンスキーが新しすぎたのです。音楽が強烈すぎたのです。「こんなのは音楽じゃない!」と否定する人も多かったように記憶しています。何しろ先生が自由人だから生徒も自由人。思ったことは授業中みんなベラベラ発表します(笑)。その後、インパクトのあるリズムの部分をみんなでリズム打ち(楽譜を見ながら手で机をたたく)してみよう、ということになり、クラスはますます荒れたことを思い出します。

私はすごく興奮しながら、とても興味を持ったことを覚えています。何か凄いことが起こったな、という衝撃の出会いでした。

前置きが長くなりましたが(笑)、その衝撃のストラヴィンスキー『春の祭典』がパリのシャンゼリゼ劇場で初演された時の模様から、この映画は始まります。音楽とバレエの圧倒的なシーン、そして会場の、まるで高校3年生の音楽史の授業を想起させる混乱。すさまじいオープニングです。

私は初演のニジンスキーの振付も素晴らしかったし、音楽もその時点ですでに良かったのだと思います。現代人だからそう思うのかな。でもとにかく大失敗に終わったこの『春の祭典』が、改訂され再演を迎え成功を収めるまでのシャネルとストラヴィンスキー2人の間に起こる、才能と愛と苦悩と芸術と創造の物語です。

シャネルと言えば私を失笑させる名言集の持ち主。
「香りをまとわない女性に未来はない」
納得するけど、その言い草、どう?!って感じです。もう一つ爆笑した名言があったのですが、今ど忘れ。そして今回の映画でも名言を吐き捨てていましたよ。セリフでしょうけど、本当にシャネルが言っていそうで苦笑の名言。
「2人の女に値しない男ね。」
かっけ~、シャネル。ストラヴィンスキーもタジタジです。

シャネルってスゴイ!の一言でございます。シャネルにひれ伏したくなるような映画です。
映像も美しく、パリもやっぱり素敵。シャネルの別荘でのシーンも多いのですが、ガルシュといってパリ人の憧れの地。あの時代のパリの文化や社会、そして芸術家たちの芸術家としてではない、一人の人間としての部分を垣間見たような気がしました。でも人間、すべての要素があってのアイデンティティですからね~。

最後に私のオススメ“ストラヴィンスキー”を3つ、ご紹介。
ダントツ1位・・・『春の祭典』
ダントツ1位タイ・・・オペラ『放蕩者のなりゆき』
ダントツ2位・・・『ペトルーシュカ』、です。

バレエ音楽の2つはCDが山のように出ています。鑑賞の機会もあると思います。是非。オペラ『放蕩者のなりゆき』は、「原始主義」の次に彼が到達する「新古典主義」の代表作です。音楽に一音たりとも怠惰なところのない傑作です。このオペラは、音楽だけをCDで聴いていても完璧~!とうならずにはいられません。でも演出家にとってはきっと相当やりがいのある作品でしょうから、できるだけ多くの舞台を観たら面白いと思います。日本では残念ながら上演の機会が少ないでしょうけどね~。
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ベルギー王立モネ劇場、大野和士指揮のDVDが発売されています。私がパリにいた頃、ブリュッセルまで観に行ったものです。最高でした。演出は鬼才ルパージュ。オススメです。オペラの最後、主人公アンがもはや常人ではなくなっている、かつての恋人トムを子供のように抱いて子守唄を歌うシーンがあります。感動的で静かなシーンです。充足の時間です。このシーンを見ると、私が死ぬ時、同じようにしてほしいと願わずにはいられません。
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by komaiyuriko | 2010-01-23 18:01 | 文化・芸術

クリック、クリック~!

今日は暖かかったですね。反面、夜の寒さが身に沁みました、ユリです。

ついにクルト・パイユオフィシャルホームページが軌道に乗りました。
合言葉はwww.courtepaille.netですよ(3Wクルト・パイユドットネットね)。

そういえば、フランスではこのwww(ワールドワイドウェブ)のことを、若者は3Wと呼んでいます。発音は、トロワ・ドゥーブルヴェー。この名前のついたバーがあり、私はよく行きました。最初は、「どんだけ発音しにくい店やねん!」と思っていましたが、今では心の中で読む時にも自然と
「トロワ・ドゥーブル・ヴェー」と発音しています(笑)。

習慣って恐ろしいですね~。
パリにいれば日本語を理解する人が少ないので、日常生活で何かカチンとくることがあると日本語でよく文句を言っていたものです。習慣で日本にいても日本語で悪態をつかないように気をつけてくださいね、麻理ちゃん!オーララ、ピュ×~×!!とかやめてくださいね、わははー。

ほいなら。
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by komaiyuriko | 2010-01-22 02:28 | クルト・パイユ

徒然カフェ日記

こんにちは、ユリです。
パリにいた頃は、暇さえあればカフェに行き、本を読んだり、行き交う人を眺めたり、楽譜を読んだり、考えをまとめたりしていました。日本に帰ってからは、まさに「疾風怒涛」の時代を迎え(ゲーテやシラーみたいでカッコいいでしょ)、ゆっくりカフェで時間を過ごそうなんて考える暇もありませんでした。ま、ホントは毎日のほほんと暮らしているけどネ。

日本にいた頃、私には大好きなカフェがありました。
渋谷の道玄坂にあります「名曲喫茶ライオン」 です。佇まいはまさに「ホーンテッドマンション」。勇気を出してお店の扉をあけると、そこはもう別世界が広がります。自分が渋谷にいることを忘れてしまうような、というより自分がどの時代に生きているのか分らなくなるような空間です。まさにあの店内への入り口は時空の扉です。

随分行ってないなーと思っていた矢先、タカシ君からメールです。
「阿佐ヶ谷の名曲喫茶に行かない?」
行くに決まってんじゃーん!走ってバスに乗り込みました。実際は、パリの癖で、もうバスは締まっているのに、扉をノックして開けてもらったというのが本当のところ。乗客の皆さんに「スミマセン!」と申し訳なさそうに言い、心の中では「だって私超急いでるんだもん」と浮き立っていました(笑)。

さて、20分も経たぬ間に到着。タカシ君は行きつけらしく、それはそれはディープな阿佐ヶ谷を見事にガイド付きで誘導してくれました。ようやく到着。
本日の到着地「名曲喫茶ヴィオロン」です!
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思い描いていたような雰囲気のカフェです!でも思ったより小さいカフェ。ここに大きなステレオがあるから驚きです。
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店内は見事なライティングが施され、またまた都会の喧騒を忘れさせてくれる空間をプロデュース。素晴らしいです。
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渋谷ライオンより温かい感じ。渋谷は「荘厳」という言葉が似合いますが、こちらはもっと「くつろぎ」の空間です。コーヒーはこの2010年にナント350円。しーかーも、クリームかブランデー付き。飲めないくせに雰囲気重視派なので迷わずブランデーをお願いしました。

店内はもちろんおしゃべり禁止です。2人で行っても静かに過ごしましょう。
そうなると本を読むしかない私。
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タカシ君は瞑想派。
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どうしても話したいことができた時は、携帯メールに打って、彼に見せました(笑)。

十分このカフェを堪能したところでタカシ君から新たな提案。荻窪にある、これまた行きつけのカフェに行ってみないか、と。そのカフェは前々からお話には聞いていた伝説のカフェです。
絶対いくー。

電車で一駅隣の荻窪に到着。以前、オーケストラとの合わせにこの駅に来たことあるかも。彼は、この近くに大きなホールが2つあるからそうかもね、と言っていました。
多分、杉並公会堂(?)で日フィルだったかなぁ。

今度のカフェは駅のすぐそば。突然、戦前からあるでしょ、といった一角が目に入ります。その中ほどにそのカフェはありました。「邪宗門」です。この名前にピンときた方ご名答。こちらには北原白秋の直筆年賀状が飾られておりました。私は学生時代、毎年何度もスキーに行っていました。行き先は石内丸山スキー場。実家から近いし、高校時代の先輩のホテルがあったからです。そのスキー場の頂上付近にも同じく「邪宗門」というロッヂがありました。私たちはそこがお気に入りで、「13時に邪宗門ね!」とよく待ち合わせをしたものです。どうやらそことも親戚関係のカフェのようです。以前国立にあった「邪宗門」というカフェが本家らしい。歴史のあるカフェです。今はマダムがおひとりで切り盛りしているご様子。

お店はおっそろしく狭い入口です。入るや否や、目の前にあるほとんど垂直に伸びた階段を上がります。2階席しかありません。来るものを拒むかのような入口に圧倒される私。でもまさに隠れ家的な感じがします。

店内はこんな感じ。これまた照明が素敵です。
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お店の奥は江戸川乱歩ワールドです。
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白秋の手紙。
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こちらのカフェの名物は、コーヒーとココアのハーフ&ハーフ「ルシアンコーヒー」です。一瞬ギョッとしましたが、注文してみることに。
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これが美味しいの!コーヒーはもういいかな、でもココアは甘いな、という方にオススメです。
甘すぎず、苦過ぎず、風味はあって飲みやすい。ウィンナーコーヒーより味が分離していない感じで美味です。うん、これぴったりの表現。

タカシ君はマンダリンを注文。ポットサービスです。
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ここではペラペラおしゃべりをし、はしゃぎ気味の2人でした(笑)。
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by komaiyuriko | 2010-01-18 23:57

ザ・東京観光


東京タワーへ行ってきましたー、ユリです。あ、うれしくて最初に言っちゃった。

先日、タカシ君と麻理ちゃんで、「身体障害者のセクシュアリティ」というイヴェントに行ってきました。知り合いの映画監督さんがそこで自身の映画を上映し、その後トークショーをするというのです。

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彼の映画はショートムービーでしたが、構成や台本、そもそもの企画が素晴らしく、ショートムービーながら、なかなかの大作でした。続くトークショーでは、社会学者の宮台真司さんも加わって、ハンデキャップの方々の現実をリアルに知る、良い機会となりました。人間、生きていればきれいごとでは済まされない部分がたくさんあります。そこを真っ向から見つめ、考える建設的な会だったと思いました。終盤は、過激な発言が飛び交う、勢いのあるトークショーとなりました。行って良かった!

さて、3人でイヴェント会場を後にし、向かった先はナント東京タワー!待ち合わせを決める段階で、会場が東京タワーの近くだと知った私は、猛然と「東京タワーに行きたい!」と駄々をこねたのでありました。子供の頃に家族と行った思い出がありますが、残念ながらほとんど覚えていません。今日は、東京タワーに着くまでに、3人で写真を撮り合いながら進みました。
恰好の被写体です。

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近く見えても遠いわね~と言いながら写真を撮ってはテクテク歩き、ようやく辿り着きました。日が落ちるのは早いですね~。歩きながら考えていた、東京タワーの足元を触りたい、という私の希望はコンクリートによって阻まれました。

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タカシ君は、その見た目から「東京タワーを見るとカワエビ食べたくなるよね。」と言っていました。

目の前に、観光バスが並んでいます。そこにいた運転手さんとガイドさんが2人で、観光バスに映る東京タワーがきれいだよ、と教えて下さいました。いつも来てるけど、初めてきれいだなーと思った、そうです。今日はきっと良い気候だったのでしょうね、空の色にタワーの色がすごく映えています。

仲良くなったので、ガイドさんと記念撮影。
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ノリのいいガイドさんでした。「やっぱり写真撮るならコート脱ぐ!」と言って、
プロ根性を見せたのが次の写真(笑)。
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ガイドさんはこうでなきゃ!楽しい旅がガイドさんによって何倍にも膨らみますからね!

では一応、タワーの中に入ってみましょうか。一歩入るや否や、目前に広がる東京土産物屋。
3人とも一気にテンションが上がり、キャッキャ言いいながら全店舗、冷やかしかっ!ってくらいにコメントをつけて充分に巡りました。やり終えた感でいっぱいですが、ふと気付くとお腹がすいてきました。すると待ち構えていたかのように、私の大好きなフードコートがあり、そこで休憩することに。楽しい時間はあっという間。ずいぶん時間が過ぎてしまいました。東京タワーにのぼるのは、またの機会に致しましょう!ははは。

いかにも「東京」な「ザ・東京観光」。次は「葛飾柴又~、葛飾柴又~!」
寅年だから寅さん所縁の地へ、どなたか一緒に行きませんか(笑)?!
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by komaiyuriko | 2010-01-15 00:27 |

0109
こんにちは、トシオンナ+大厄のユリです。
暮れは、除夜の鐘を聴き終わると同時に、近所の武蔵一宮氷川神社に母のママチャリを走らせ、初詣に行きました。さすがは毎年、初詣トップ10に入る2400年の歴史をもつ、全国でも屈指の古社です。
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かなり若者で混んでいました。そして3日、今度は家族そろって参りました。
その時の参道の混み具合といったら!お兄ちゃんなんて、行列を見た途端に「ゆり、やめようぜ」と、そりゃー言いますわ。それでも地元の人のみが知っている抜け道を通って、ざっと50分くらいは稼ぎました。
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この橋のたもとまでひとっ飛びし、お参りをしました。ははは。

兄以外はおみくじを引きました。私はおみくじなるものをほとんどひいた試しがありません。だって “大凶”なんて出たらどうすんの?!と最初からビビっているから。でも当然、それを天に代わってもらう、という意味でくくりつけるんだから大丈夫、今年はトシオンナだからひく!と決めて思い切りました。父も母も吉。良いことばかり書いてありました。そして恐る恐る引いた私は「平」。4人で「?!」となりましたよ。初めてみました(笑)。読み進めていくと、悪くないけれどあまり良い感じではありません。「あー、ひかなきゃよかった!」は言わない約束、と思っていると、横から兄が「ほら、お前ひかなきゃよかっただろ!」ですって。キー。しっかりとくくりつけて帰りました。

昨日、花園神社へ行ってきました(笑)。花園神社と言えば、言わずと知れた芸能の神様。
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きちんとお参りした上でもう一度チャレンジです!あ、言っておきますけど私、こういうことするタイプの人間じゃないんですよ。でも年女+厄年ということもあって何故か執心気味。だるまさんみくじを勧められ、清水の舞台から飛び下りる気持ちで開けてみました。すると、

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ジャジャーン!!やったー、大吉です。本当にうれしい(涙)。

「する事なすこと幸いの種となって心配事なく嬉しい運ですからわき目ふらず一心に自分の仕事大事と励みなさい」

だってー!こんなにうれしい御言葉を頂いたことはありません!
縁談の項目なんてすっごいの。

「多くて困ることあり」

モテ期だわ、きっと。いそがしなるわ~、ほんまに(急に関西人)。
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by komaiyuriko | 2010-01-09 15:51 | 徒然なるままに

明日の神話

新年お初でございます。ユリでございます。
今年もよろしくお願い申し上げます。


あたらしい
けしきを求めて
また一歩
しんじて進もう
てにてをとって

おうのうの
めぐるこの世に
でぐちなくとも
とこしえに なお
うたを心に


最近ハマってるの、このあいうえお作文に(笑)。あけましておめでとうで作ってみました。

さて先日、渋谷で麻理ちゃんと待ち合わせをしました。もちろん待ち合わせ場所は岡本太郎の「明日の神話」前。反戦を描いた岡本太郎の大作ですが、この絵のたどった数奇な運命には驚かされます。でもこの絵がこうして今、誰もが見られるこの場所にあり続けることの素晴らしさを感じます。クルト・パイユも結成からも早6年。色々ありましたが、これからもこの絵のように力強く生きて、そして同じくこの絵のように多くの方々に鑑賞していただけるようにギャンバリます!
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新年ボケもいまだ甚だしい私ですが、来月の節分にコンサートがあります。
すごいタイトルですけど…(笑)。
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このコンサートは、文化庁の海外派遣研修員制度で、ここ数年間に研修した歌手の中から各国代表が選ばれて出演する、という概要。映像を使った演出で華やかなコンサートになるらしいですよ。指揮は現田茂夫さん、東京フィルハーモニー管弦楽団です。私はフランス代表。歌う曲もフランスオペラです。

まずはビゼーのオペラ「カルメン」からミカエラとホセの2重唱“母の便りを聞かせて”です。言わずと知れた、青いスカートにおさげ髪の田舎娘ミカエラ役です。キスシーンあり。

は~、思い出しますねー、クルト・パイユ名古屋公演、オペラ「カルメン」の稽古での出来事を!私はその時もミカエラで、相手役ホセには神田さんという素晴らしいテノールの大先輩。夕食休憩の際に風邪っぽかった私は、迷わずに「にんにくチャーハン」を食べました。稽古再開とともにまずそのデュオをやることになり(汗)、ヤバイとは思いましたがあとの祭り。神田さんにはひどい迷惑をかけました。あのチャーハン、異常に匂ったよね~。神田さんに迷惑をかけたというより、稽古場全体に迷惑をかけました。みんなよーく覚えてると思うけど!いまだかつてあのチャーハンを上回るにんにく料理を食べたことはありません。

続いて、プーランクのオペラ「ティレジアスの乳房」より“いいえ、旦那様!”というアリアを歌います。女性という権利に不満を持った彼女は、曲の途中で男になる、というシュールレアリスム爆発のアリアです。今回も風船割ったろっと。

日時は2月3日(水)19時開演
場所は初台の東京オペラシティコンサートホールです。
S席3000円、A席2000円、B席1000円

ご興味、冷やかしの方は
komaiyuriko@gmail.com
までご連絡ください。良いお席をご用意させて頂きます。
あ、なるべく早くお知らせくださいな。残席僅かの気配…。

ではー!
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by komaiyuriko | 2010-01-07 09:23 | 徒然なるままに