夢の共演~第9編~
2010年 12月 16日世間は師走だというこの忙しい最中、チキンパーティーをしてみました(笑)。
このように普段から必要以上に力をつけ、最近はコンサートに精を出しています。年末恒例の第9シーズンです。今回の第9は、2つの理由から大変思い出深いものとなりました。
一つ目の理由は、メゾ・ソプラノのソリストをされた方が、私が初めて第9デビューした時の共演者だったのです。それがきっかけで、今でも勝手に自分の本当の先輩のような気持ちで彼女のことを眺めています。また彼女は面倒見がいいというか、大変親切でさらに楽しいお方なのです。彼女との再共演は、じんわりと喜びが胸に拡がるような思いでした。
そして2つ目の理由は、ナント!私の伯父さんとの共演でもあったのです。
ねー、スゴイでしょ。稽古の時からなんだかワクワクして気が散っちゃう(笑)。←ダメじゃん!
うれしくてうれしくて、こんなに誉れで素敵なことってあるのね~と、始終浮っついていました。授業参観に来てくれた親を、チラチラ振り返っては手を振っちゃう小学生の気持ち。
伯父は、作曲家シュッツの作品を歌う合唱団で長い間コーラスをしていました。ドイツの超初期バロック音楽で、バッハの100年前の時代の作品で、それはそれはちょっとやそっとじゃ歌えないような曲です。今回、伯父は初めての第9だったようです。でも普段からシュッツやバッハを歌い込んでいるくらいですから、楽勝そうでした。楽しさで落ち着きのない私と余裕の伯父さんを見て、「後ろで伯父さんが掩護射撃してるわね。」と、音楽監督さんから言われました。本当に素敵な時間でした。
さてさて先日、クルトパまーちゃんのコンサートを観に行きました。
二期会マイスタージンガーというダブルカルテットのコンサートです。演出のあるコンサートで雰囲気はとても良かったです。なかでもソプラノのまーちゃん、メゾのお姉さま、この2人が舞台を華やかに、そして何よりも大切な歌できっちりと観客を魅了し、そして『子供と魔法』でお世話になったテノールさんが全体をキュッと締めているというフォーメーションでした。
そしてまーと言えば、イスラエルです(爆)。
※パリ時代、彼女は治安の悪い時期にもかかわらず何度もイスラエルに旅行したツワモノだからです。
江古田に、日本で唯一のイスラエル料理屋さんがあると聞きつけて、パリでもマレ地区(ユダヤ人街で、おしゃれなカフェや雑貨屋、そしてファラフェル屋の宝庫)に週5で通っていた私は、週3で行ってみました!
3回目の来店の際には、オーナーから名刺まで頂きました。恐縮です。
お料理もいいですよ~!
お会計でも笑みがこぼれる、こちらのお店。私のイチオシでっす!
それではみなさま、ごきげんよう。
(なんのこっちゃっていう日記になっちゃった。