怒涛の6月
2010年 06月 23日湿気ムンムンの「ザ・日本の夏」を楽しんでいます、ユリです。
早速、思い出し日記開始です。
6月は有難いことにコンサートが目白押しでした。まずクルト・パイユコンサートin山形。得意の“クルト・パイユ”オリジナル・オペレッタを上演。素晴らしい会場とノリの良い観客の皆様とで大盛り上がりの公演となりました。これについては麻理ちゃんが更新してくれるでしょう!
山形のお父さんとお母さん(田中家の)に、また8月に戻ってくるお約束をし、とんぼ帰り。翌日はオペラ『ヘンゼルとグレーテル』がありました。私の高校時代からの同級生ピアノデュオのコンサートです。なんと2人ったらオペラを2台ピアノで歌わせてくれました。贅沢。準備も長期間にわたり、とても大変だったと思います。ピアニストがオペラ制作をするなんて、よく頑張ったなぁと感心します。偉い!
前売り券は売り切れの大盛況。地域のお母さんとお子さんのコーラス隊にも感謝。いっつも稽古が楽しかったよん、亀戸の子供たちっ!
そしてサントリーでの「夢のラヴェル公演」を終えて、一昨日、昨日とまたコンサートがありました。6月20日は、30日にパルテノン多摩で行われる“クルト・パイユ”コンサートのプレコンサートがありました。麻理ちゃんと岩撫さんと参加。さーちゃんは仕事の都合で出演できませんでしたが、急に予定が変わり、来られることに(嬉々)!身の回りのお世話から、GPでの音響チェックなどこと細かにサポートしてくれました!
前半はフランスのデュオを、そして後半は日本の歌と『ヘングレ』の一場面を演技・衣装・小道具付きで歌いました。
終演後はお客様とのティーパーティーがありました。おしゃれですね。質問コーナーなどあり、楽しく過ごすことができました。なかなかの質問揃いでしたよ!
続く21日は日仏財団でベルリオーズのレクチャーコンサートがありました。
このコンサートには正直うなされました(涙)。さーちゃんと私が出演、まーちゃんは譜めくリストで参加してくれました。
さーちゃんは歌曲集「夏の夜」を、私はシーン・リリック(といってもほとんどモノオペラ)の『エルミニー』を歌いました。この難曲たちの準備が大変だったのなんのって!お互い25分~30分ある大曲です。しかも2人とも新曲。さらに私の曲は日本初演だ、なんて言われていました。練習中も全神経を集中させて細かい音符と歌詞を見るものだから、さーちゃんなんて視神経がやられ、楽譜を拡大コピーし直していました(笑)。気持ち分かるわ~。
楽譜がガチャガチャしている上に、テンポが速かったり、おしゃべりのシーンが多いので、譜めくりのまーちゃんも必死です(笑)。
まーちゃんに「いつ2人とも練習してたの?偉かった!」と褒められて、努力を認められた喜びが体の内側から溢れました(笑)。
そして終演後、会場にいらしていたお客様が私たちに声をかけてくださいました。
「一昨日、ラヴェルの『子供と魔法』を観ました!」と。
クルトパ3人で「えーー!!!」と感激でした。
「あ、あの人子供だ、お母さんだ、あ、火の精だ!」とステージを眺めながら思ったそうです。
無事にコンサートを終えたことと、そのお客様のお話に心から癒され、一転して素敵な夜となりました。
さ、まだまだ続く“クルト・パイユ”のコンサートです。
30日はいよいよパルテノン多摩での“クルト・パイユ”コンサートです。前半は日本の歌曲やオペラ、そして唱歌を存分に歌います。そして後半は“クルト・パイユ”オリジナル・オペレッタです。どうしようもない女たちの浮ついた日常を描いたドタバタ劇。くだらない物語と素晴らしい音楽をお楽しみください!みなさん来てね。
6月30日(水)13:30開演
パルテノン多摩 小ホール
ウェンズデー・アフタヌーン・コンサート
“クルト・パイユ”コンサート ←ここをクリック!コンサートのCM(動画)が見られます。
全席自由:3000円
ご希望の方は
courtepaille2010@gmail.com
まで。
こちらに直接ご連絡下さった方には内緒の大サービス付きです。
ここでは言えませんので、どしどしメールくださいね(笑)。